ハルノ晴

ハルノ晴「あなたがしてくれなくても」6巻 感想ネタバレ

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「あなたがしてくれなくても」6巻収録の連載を追いかけています

6巻発売されました
5巻には31話~38話までが収録されています

目次

「あなたがしてくれなくても 」内容紹介

登場人物

吉野 みち
吉野 みち
主人公。OL。年齢は32歳。
夫とセックスレスに陥っており、そのことで悩んでいる
吉野 陽一
吉野 陽一
みちの夫。35歳。みちのことは家族として大切に思っていて手放したくないが、セックスはしたくない。女心がわからないタイプの男性
新名 誠
新名 誠
みちと同じ会社に勤める先輩。妻に花を贈るようなとてもやさしい男性。
妻に献身的に尽くしているが、仕事の多忙さを理由にセックスを拒絶されている
新名 楓
新名 楓
誠の妻。出版社で務めるバリバリのキャリアウーマン。
誠のやさしさに甘えて、夫を傷つけてしまう 

ストーリーあらすじ

吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ、“セックス”だけが足りていなかった。ひょんなことから、会社の先輩である新名誠(36歳)と飲むことになったみちは、つい酒の勢いでセックスレスの悩みを打ち明けてしまう。すると新名は驚いた顔をして、「うちもレスなんだよね…」と寂しそうに笑った――…。

「あなたがしてくれなくても」第39話(ネタバレ有)

新名との決別

新名は、「情けないな・・・」と困った顔になり、

ミチのことをちらりと見て

「俺の独り言だと思って聞いてください」と話し出す

新名は、ミチといい雰囲気になったころ、ミチと会うと妻との問題を忘れることができた

けど、それは、居心地のいい方へ逃げていただけだったのだと

みちに別れを告げられたことで気が付いた・・・と言うのです

最初から、最悪の結果になっても妻と正面から向き合うべきだったという新名

ミチのことがあったからこそ、それに気づくことができたから

吉野さん(ミチ)が、俺を傷つけたなんてことはないです・・・と言う

そして

「これであなたへの気持ちにも決着がつきました。今度こそ、本当に同僚に戻りましょう」という新名さん

ミチは、新名さんの言葉に、夫婦の問題から逃げていたのは自分も一緒だと思うのです

そして、帰る新名の背中を見ながら、「これで、新名さんとは本当に終わったんだ」と思うミチ

わたしも、陽ちゃんとちゃんと向き合わないとだめだ・・・とマンションへと帰るのです

マンションに戻ったミチ

陽一はソファで横になっているが、眠ってはいない様子

そんな陽一に、ミチは「陽ちゃんが私のために努力してくれたのに、心のどこかでそれは当然のことだと思ってた」と話し出す

「エッチって・・・どっちかが苦痛を感じるまでするものじゃないよね・・・ごめんね」というミチ

ミチの謝罪の言葉に驚いて、身体を起こしてミチを見る陽一

ミチの顔は、目はうるんでいるけど、ようやく納得できたって顔をしてる

えええ!!!

この新名からの決別の言葉は、絶対にミチのことを考えて言ったセリフですよね~!

なぜ?ミチはそれに気づかない!!!

もう!もやもやする!!!

わたしが、新名×ミチを応援しているから、そう感じるんでしょうか?

陽一は、変わることができない男だと思うんだけどなー・・・

今後、どうなっていくんでしょうか?

「あなたがしてくれなくても」第40話(ネタバレ有)

仲直りしたミチと陽一

朝、ソファで眠る陽一の傍で目覚めるミチ

陽一も目覚め、ミチに時間を聞く

ミチは、時計を見て、9時を回っているのに気付き「まずい!」と、陽一とふたりして会社に行く準備を慌ただしくする

けれど・・・

今日は、土曜日!

せっかく用意したのに・・・・と脱力するふたり

陽一は、ミチに、このまま朝飯でも食べに行く?と聞く

ミチは、「じゃあ・・・」と某ホテルの朝食ビュッフェの名前を言う

言った傍から、あそこの朝食ビュッフェ、すごく高かった!と焦るミチ

だけど、陽一は「よっしゃ!行くか!」とミチの肩に腕を回す

ミチは「あそこ高いよ!いいの!?」と聞く

陽一は、ご機嫌な感じで「食え!食え!」と答えてくれて!

昇進試験を受けることにしたミチ

そして、月曜日

会社へ行くミチ

旅行に行けなかったので、華ちゃんに渡す土産がなくて、ミチは「ごめんね」と謝る

華ちゃんは「お土産忘れるほど楽しかったんですね!」と言う

ミチは、華ちゃんに、旅行には行けなかった・・・と言えないまま

そして、部長から声をかけられるミチ

「今年の昇進試験どうするの?」と聞かれたミチは、どうしよう・・・と迷う

ミチが迷うのは、去年、昇進試験を受けたとき、勉強するミチの協力を陽一が全くしてくれなかったから!

非協力的な陽一にはイライラさせられた上に、その上、試験まで落ちたという苦い過去

だけど、会社帰りに、本屋に入ろうとしている後輩の男の子とばったり会って

その男の子が、昇進試験を受けるため、今から本屋に行くところなんです。と言い

「僕・・・自分を変えたくて・・・これはその一歩なんです」とミチに話してくる

その男の子の言葉に、ドキッとするミチ

また、自分は言い訳ばっかりして一人嘆いているだけだ・・・と気づいて

帰ってから陽一に昇進試験を受ける報告をする

そして「わたし、余裕がなくなると思うから、家事を手伝ってほしい」と陽一に言うのです

陽一は「おれ、ミチみたいにできないけど、それでもいい?」と答える

ミチは、笑顔で「スーパーのお惣菜でもOKだよ!」と言うのです

陽一は、ミチの笑顔がうれしいみたい!

陽一も、ミチとの関係がいい方向に向かっている手ごたえがあるようで

「ちゃんとした信頼関係がある相手なら、気持ちは伝わる」とアドバイスをくれた三島さんに、お礼を言ってる

三島さんは笑顔で「うまくいってよかったね!」と言ってくれて!

えっと・・・陽一もミチも本音を言い合って、落ち着いた感じになっています

けお、レス問題は、どうなっちゃったんだろう?というもやもやが残ります

最後には、三島さんの笑顔の下に、編集部からの「優しい笑顔の、その裏には・・・」という一言があるのですが

これも、どういう意味なんだろう?

全体に、もやもやが残る40話です・・・

「あなたがしてくれなくても」第41話(ネタバレ有)

頑張ってる人はたくさんいる

昇進試験のために田中くんと一緒にレンタル自習室へ来たみち

レンタル自習室で黙々と勉強をする社会人たちを見て、帰ってダラダラしてた自分を恥ずかしく思うみち

これでよかったはずなのに・・・晴れない心

家に帰ると、陽一がどーんっと高級牛肉をみちに見せる

そのお値段にギョギョッ!となるみち

毎日、こんなに高価なものを買われたら食費が・・・と青くなるみちだけど

陽一が、料理をしている姿を見て、「今日くらいはいっか」と思える

食後の黙々と勉強するみちにコーヒーを入れてくれる陽一

みちは、「ありがとう」とお礼を言って、勉強をし続ける

陽一は、そんなみちの肩をもみだす

びっくりするみち

「今は、肩こってないよ」というみちに、「うん・・・じゃあ・・・」と答えて、陽一は、寝室へと行ってしまう

みちは、もしかして、陽一が自分にちょっかいをかけてきたのかな?と思うけど、「まさかね」と考えを打ち消すのです

寝室でゴロゴロしながらゲームをしている陽一

みちに求められなくって楽になったはずなのに、心の中は、なにかすっきりしない

でも、それが一体なんなのか自分でもわからず困ってる

わたし、女を捨ててた

さらに後日・・・

陽一の帰りが遅いということで、みちは風呂上りの髪を適当にくぐり、ハーフパンツにメガネ姿でリラックスした格好をしている

レス問題で「色気がない」と陽一に言われてから、陽一の前ではだらしない恰好をしていなかったみちは、久しぶりのだらしない格好に心が解放されてる

インスタントラーメンを見て、ぐふふ・・・って顔で「無性に食べたくなる時があるんだよね~」とほくそ笑んでいるみち

なのに!突然、陽一が帰ってくる!

みちは、あわてて、カップラーメンを持って、ソファの後ろに隠れる

ソファの後ろにいるみちに「なにしてるの?」と聞く陽一

みちは、困った顔で「いま、酷い格好してるから・・・」と答える

陽一は、みちに気を使ってか、玄関にあるゴミを捨てに行くと言って外に出ていく

陽一が出て行って安心するみち

そして、ガラス窓に映るだらしない恰好の自分に気づく

本当に、どうして、以前はこんな格好のまま陽一の前にいて平気だったのか・・・と思うみち

求められたいと思っているのに、自分で女を捨ててたんだ・・・と思うのです

そして・・・陽一の方は、恥じらって真っ赤になってるみちの顔を思い出して、心がトクン・・・となっていて・・・

陽一の方に変化が訪れ始めたって感じなんでしょうか?

これは、求められたら面倒だけど、いざ、求められないと寂しいってことですかね?

え?わがままだな!笑!

でも、みちと陽一夫婦にとっては、いい方向に向かっているってことなんでしょうか?

新名さんとは、もう、本当にダメなのかな・・・

新名さんのファンだったので・・・さびしい~!

「あなたがしてくれなくても」第42話(ネタバレ有)

前向きなミチの姿にざわつく陽一の心

週末、キャリアウーマン風の恰好で自習室に勉強をしに出掛けようとするミチ

おしゃれなミチの姿にざわつく陽一の心

思わず「最近どうしたの?」と聞いてしまう

陽一は、ミチが今までの生活を捨てようとしているんじゃないのか?と不安みたい

そう聞かれたミチは「捨てるっていうより、変わりたいって思ってる」と答える

今までと一緒だと、また同じことで喧嘩すると思う・・・だから、私は、私の世界を変えたい・・・というミチ

明るく「陽ちゃんもエッチしろって言われるよりその方が楽でしょ?」というミチ

そして、「だからと言って、一生なくていいってわけじゃなくて!一時休戦ってことで、どうでしょう?」というのです

ミチの言葉に「うん」と答える陽一

だけど、陽一の心にはざわつきが残っていて・・・

その陽一の心に気づかないミチは、家を出て、外を歩く心はすごく晴れやか!

ミチは、「レス問題」という呪いから解放された気分になってる

昇進試験合格!誰とお祝いする?

昇進試験に合格したミチ!

華ちゃんが、合格すると思っていました!と昇進試験合格のお祝いをくれる

一緒に昇進試験を受けた田中くんも合格してて!

田中くんが、合格祝いに新名さんとごはんに行くんですけど、一緒にどうですか?とミチと華ちゃんに声をかけてくれる

「今日はごめんなさい」と断るミチ

ミチを見ていた華ちゃんは「もし、来たくなったらいつでも連絡くださいね!自分が誰とお祝いしたいのかちゃんと考えてください!」というのです

華ちゃんの言葉に、自分は誰とお祝いをしたいんだろう?と考えるミチ

ミチは、会社の帰りに、陽ちゃんに、合格した報告を電話します

陽ちゃんは、合格祝いに今日は外で飯を食うか?と言ってくれるけど

その誘いを断るミチ

ミチは、わたしはわたしと合格祝いがしたい!と、一人焼肉に行くのです!

はじめての一人焼肉チャレンジに気分が盛り上がっているミチ!

けれど、ミチに「ひとりで合格したことをかみしめたくて・・・」と食事の誘いを断られた陽一のほうは、不安が胸に広がっている

ミチは、俺から離れようとしている?

それとも、別の誰かと一緒なのかも・・・とハラハラしてる

そんな陽一に声をかけてくる三島さん

ミチは、レス問題にばかり目を向けず、別のことに目を向けようとがんばっているんだけど

がんばるミチを見て、今度は陽一が焦ってきたって感じです

いや・・・

この陽一・・・

ほんと、どこがいいんでしょうか?

何度も、このブログで叫んでいる気がするが・・・さっぱりわからん!!!

人生を楽しく生きることに懸命なミチには不釣り合いな相手だと思うけどな~・・・

それとも、ミチはダメンズが好きなの???

だったら、仕方ないな~・・・って思うんだけどね???

「あなたがしてくれなくても」第43話(ネタバレ有)

楓に謝らなきゃいけない・・・と思う新名

新名をベッドに誘ったものの断られた楓は、それから、頑張るのをやめてしまった

苦手ながらに作っていた食事も作らなくなり、帰宅も以前のように遅くなる楓

新名は、だれもいない家に帰り、楓とちゃんと話をしないとダメだと考えている

そして、食事を作らなくなった楓のことを考えていて、自分が、楓が元のように戻ったのは、楓の作った食事を見て「無理しなくていい」と言った自分のせいではないのかと気づくのです

会社に行くと後輩の田中から「新名さんに憧れているんです」と言われる新名

優しくて誠実で仕事ができる新名に憧れていると言われた新名は、自分はそんな人間じゃない・・・と思う

楓なりに努力をしていたのに、それを受け入れることができなかった自分

あの時は、心がミチの方へ向かっていたからだけど、その時の気持ちも、今では落ち着いてしまった

楓に謝らなきゃいけない・・・と思う新名

優しそう・・・真面目そう・・・

新名にくっつくレッテルはいい言葉ばかりで、自分自身でもそういう評価を受け入れてきた

けど、みんな、本当の俺を知らない・・・真面目な人は妻以外の女性を本気で好きになったりしないのに・・・

酒に酔つぶれ、まともに歩くこともできず、雨の中、道端で座り込む新名

「俺は、どうしようもない人間だ」と自分を責めている

 

その時・・・楓は、帰りの遅い新名を家で待っている

会社で、夫の浮気について話をしていた楓

ふと、脳裏に、まさか・・・浮気?という疑惑が持ち上がる

だけど、そこに、ぐでんぐでんに酔っている新名が帰ってくる

楓は心配して「大丈夫?」と駆け寄ってくる

楓を見た新名は「自分自身は、他人からレッテルを貼られることに疑問を持っていたのに、俺自身も、楓にレッテルを貼っていたんだ」と思う

新名は、ずっと、本音で話したら、楓は、俺より仕事を選ぶだろう・・・と思っていた

けれど、本音を話したら、楓は変わろうとしてくれた

もし、もっと早くに楓にぶつかっていたら傷つけずに済んだのに・・・と思うのです

思わず「ごめん」という言葉が新名の口から出る

楓は「浮気してるでしょ・・・」と聞いてきて・・・

いやー・・・・

こんな風に考える男性って、どれくらいいるんでしょうね?

新名さんは、自分のことを責めていますが、こんな風に考えられる新名さんは、やっぱり真面目でいい人だと思います

楓は、新名の浮気を疑いだしましたが

楓は仕事に夢中なので、ある意味、楓は、仕事と浮気しているようなものじゃないんですかね?

わたしは、どうも楓が好きになれなくて・・・

新名さんが悩んできた期間の長さを考えると、1度や2度、作った食事を拒否されたくらいで、すぐに根をあげるなよ!と説教したくなりますが!

楓ファンの人に怒られちゃうかな?

「あなたがしてくれなくても」第44話(ネタバレ有)

楓に浮気がバレる新名

楓に「浮気してるでしょ」と言われた新名は、「どうして?」と聞く

楓は「妻だからわかる」と答える

でも楓は、ずっと拒否していた自分が悪い。性処理の1回や2回くらい仕方ないわ・・・と、新名が浮気したことを責めない

でも、新名は、彼女に求めたのは精神的な支えで、体の関係はない。と答える

楓は、体の関係がなく、心が奪われたという新名の言葉にショックを受け、「考える時間がほしい」という

新名は、「どんな結論でも受け入れるよ」と答えるのです

いろんな挑戦を前向きにはじめるミチ

一方・・・ミチの方は、華ちゃんがお目当ての男性を落とすため、ボルダリングの練習に行くという話を聞いている

ボルダリングなんてやったこともないのに、その彼を落とすために「わたしもやるんです」と言ったという華ちゃんのガッツに、ただただ、感心するミチ

華ちゃんは、「先輩も行きます?」とミチを誘ってくれる

ミチは華ちゃんと一緒にボルダリングに初挑戦する!

そして、バキバキに筋肉痛になり、家で「やばい~!」と悲鳴をあげてる

そんなミチを見て陽一は、「そういうの嫌がるのに、なんで行ったの?」と聞く

ミチは、この間、昇進試験が受かったことで、なんでもやってみようって気持ちになった。と答える

陽一は、「家にいるのがいやなの?」と聞く

ミチは「?」って感じの反応を返す

陽一は「家には絶対に帰って来いよ」とミチに言う

ミチは「当たりまえじゃん!」と答える

心の浮気は許せない?

そして・・・楓は、新名が心の浮気をしたという事実がショックで仕事も身に入らない

会議中、ボーっとしている楓に声をかける部下

自分が、ボーッとしていたことに気づいた楓は、「5分休憩させて」とトイレへ向かう

楓は、新名が浮気をしたのは、ずっと、仕事に夢中になっていた自分のせいだと理解してて、新名を許さなきゃだめだと思ってる

だけど、まだ、体だけの関係の方が許せたかもしれないのに・・・と泣く楓

わたしが、いつも楓に共感ができないのは、彼女とは考え方が違うからなんだな~・・・ってつくづく思った回でした

わたしとしては・・・・浮気そのものは許せませんが

体の関係までいってないってことは、「え!?振られたの?かわいそうに・・・」って思っちゃうタイプで・・・

もう、振られた話をネタに一緒に飲むタイプなんですよね~・・・

でも、楓は、そうじゃない・・・ちょっと、共感ができないな・・・

ミチの方は、陽一の方がちょっと焦ってて「ざまーみろ!」って感じです!

夫がかまってくれないなら、外に意識を向けるしかないのは当たり前の事!

もっと焦れ~!!!

「あなたがしてくれなくても」第45話(ネタバレ有)

元浮気相手の奥さんから内容証明が届いた!

三島の元に一通の封書が届く

差出人の名前を見て驚く三島

 

翌日・・・

陽一は、休憩室にいる三島がどことなく元気がないように見える

会社帰りに駅で三島と会って、思い切って飲みに誘うのです

三島は陽一の誘いにうなずき、飲み屋でどんどん飲んでいく

陽一は「ピッチ、早いっす」と驚いてる

海ホタル
海ホタル
三島は、一人でいたくないと思っていたところに陽一から声をかけてもらってうれしかったみたい!

 

陽一は、三島の元気がないことを気遣って「なにかあったんすか?」と聞く

バッグの中から一通の封書を出す三島

差出人は弁護士事務所

三島は「2年前に不倫していた相手の奥さんから訴えられたの」と答える

奥さんからも電話があって、「最近、夫と連絡を取ったでしょう・・・」と聞かれたという

三島は、私から連絡を取ったわけではありません!と答えたのだが

元不倫相手の妻は「2年前・・・私の心は死にました・・・今更、接触したことが許せない・・・2度死ぬのは耐えられません」と答えたという

三島は、奥さんから出た「死」という言葉にショックを受けたという

「今になって、奥さんを苦しめていたことに気づいた・・・」という三島

そして「こんな私は幸せになれないよね・・・」と肩を落とす

弱っている三島は陽一に抱き着いて!

酔いつぶれた三島のことを家まで送る陽一

三島は、陽一に「吉野くんの奥さんにも訴えられるかな・・・」という

陽一は「全部俺が悪いから・・・俺が払います」と答える

三島は驚いた顔をする

さらに、陽一は「三島さんはいい女です。話しやすいし、楽しいし、周りに気を使えるし・・・・幸せになれないなんて言っていたけど、俺はそうは思いません」という

帰ろうとする陽一を背中から抱きしめる三島さん

「吉野くん・・・好き」と言うのです

三島さんは、不倫で痛い思いをしている最中なのに!

なぜ!ここで既婚者の陽一に告白をするかな!?(笑)

三島さんは陽一への気持ちを断ち切ったように見えたんですけどね~

弱っているところにやさしくされて再燃しちゃった感じですかねー・・・

陽一が流されるのか?流されないのか?次回が楽しみです!

「あなたがしてくれなくても」第46話(ネタバレ有)

妻がいないとダメなんです・・・

三島から抱きしめられた陽一

三島のことを静かに離し、「俺、妻がいないとダメなんです」と三島の気持ちには応えられないことを告げる

三島は泣きながら「ごめんね」という

帰り道、陽一は、めんどくさがりの自分が喧嘩しても、苦しんでもミチと一緒にいる意味を考える

相手がミチだから逃げ出さずに一緒にいるんだ。と思っている

帰ってミチの寝顔を見て「ミチを絶対に離したくない・・・」と思う陽一

夫のスマホを見る?

一方、楓の方は、夫の心の浮気を知ってから心が不安定なままで・・・

朝、起きて、新名がスマホを忘れていたのに気づいて、思わず、スマホの中を見ようとする楓

パスワードの入力を求められ、思いつくパスワードをいくつも入力する

ロックがかかる画面

それを見て、自分がやろうとしている愚かさに気づいて、ハッとなる

軽やかだった気持ちが一気に重くなる

会社で華ちゃんと話しているミチ

「簿記の学校に通おうと思っている」というミチに、華ちゃんは「先輩、変わりましたねー」とほめる

華ちゃんから「いい女になってますよ」と言われて、照れるミチ

華ちゃんは「いい女って言うのは、誉め言葉を素直に受け取るんですよ~」と言われて

ミチは「ありがとう」とはにかむのです

 

ミチは、以前の自分からは考えられない、前を向いている感覚を心地よく思っていて、会社の廊下をただ歩くだけのことにも心が浮き立っている

そこに綺麗な女性が声をかけてくる

「営業部はどちらでしょうか?」と聞く女性

ミチは「お名前をうかがってもよろしいですか?」と聞く

女性は「新名の妻です」とあいさつをする

ミチは、ドキッとして・・・

さっきまで軽かった心が一気に重くなるのです

ミチは新名さんに心惹かれたけれど、体の関係は持たなかったので、ここまで気持ちを重くしなくてもいいのではないかと思う私はダメな人間でしょうか?(笑)

楓も「心の浮気の方が許せない」と思っているし

どこまでの浮気が許せて、どこまでが許せないかは人それぞれですよね・・・

でもでも、楓の場合は、仕事に夢中で夫をないがしろにしていたし、夫に浮気されても仕方ない気が・・・

うーん・・・難しいですね~

「あなたがしてくれなくても」第47話(ネタバレ有)

47話からは7巻収録となります。続きが読みたい方は下のリンクをクリック!

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ハルノ晴「あなたがしてくれなくても」7巻 感想ネタバレ陽一の悲痛な本音を聞き、自分の自分勝手さに気づいてショックを受けたみちは・・・気になる7巻の連載を追いかけています。ネタバレ有...
ミチの同僚華ちゃんが主人公のバラ売りあります
恋にたくましく、幸せをつかむために傷つくことも恐れない華ちゃんの姿はなかなか読み応えあり!
みんなが華ちゃんみたいに強くなれば、恋愛に悩む女子なんてこの世からいなくなるかもしれません!(笑)

「命短し恋せよ乙女」がモットーの、みちの後輩・北原華(22)は、35歳・独身の姉を見て、自分こそは白馬の王子様と結婚するんだ! と、日々デートや合コンに勤しむ毎日。そんなモテモテ充実ライフを送っていたはずだったけど、華にもどうしても埋まらないものがあるようで――…?