萩原ケイク

ネタバレ感想「それでも愛を誓いますか」9~12話 萩原ケイク

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NEW最新話の12話を追記しました(2/28)
こんにちは!海ホタルです

こちらの記事では、「それでも愛を誓いますか」第9~12話の連載を追いかけています

こちらの記事にはネタバレが含まれます

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既婚子供なし妻の出口のない憂鬱「それでも愛を誓いますか」萩原ケイク「それでも愛を誓いますか」の連載を追いかけています。ネタバレ記事です...
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ネタバレ感想「それでも愛を誓いますか」5~8話 萩原ケイク真山は告白を決意!?「それでも愛を誓いますか?」のネタバレ感想!...

「それでも愛を誓いますか」第9話

「不倫」することの重みについて

純に告白する決心をした真山

会社に来て

「今夜、初めて告白をする

言ってどうなるか、予想もつかないけど」と仕事をしている純を見ている

そんな真山の様子を見ている営業さん

そして、お昼

純が一人になった時に

今日の待ち合わせ場所をどうするのか?純に聞く真山

純は、会社でその話題はまずいって顔になる

周りをキョロキョロする純

話しかけている自分の方をみない純にイラっとする真山

でも、同時に、純のかわいい顔が見たいと思っている真山は

純の髪についている小さなゴミに気づき

そのままそのゴミに手を伸ばす

そこに登場するのが、噂話が好きな女子社員たち

「待ち合わせって・・・」「なにしてるんですか?」と声をかける女子社員

純は「まずい」って顔になる

そこに助け舟を出してくれるのが、営業さん

「真山!さすがにに女の子がいる飲み会に純須さんを誘うのはまずい!あ!純須さん!髪になにか付いてる!!!」

ははは!!!って感じで話しかけてくる営業さんの言葉に

「なーんだ」って感じで通り過ぎていく女子社員たち

真山は、機嫌悪そうに「おれ、飲み会なんて行かないですよ」と答える

そんな真山に「今日、ほんとに飲み会あるから!来いよ!」という営業さん

純も「私は今日残業かもしれないので、いってきてください」と言って・・・

真山は、純の言葉にショック!

営業さんは、そのまま真山を屋上へと連れて行く

「こういうの不倫っていうんだぞ」と言う営業さん

あんな露骨な態度をして噂がたったら、首を切られるのは派遣の純須さんのほうだぞ!といい

さらに「不倫は自分だけじゃなく周りも不幸にする」と説教をする

そういうところに足を突っ込んでる自覚があるの?と聞く営業さん

海ホタル
海ホタル
どうも、この営業さんのお姉さんが、昔、不倫をし、家族が巻き込まれ大変な目にあったみたい

そして、今日の女の子との飲み会に来い!と真山に言い

イヤになったら途中で抜けてもいいから・・・というのです

営業さんが言った「不倫」「慰謝料」「離婚」という言葉を重く受け止める真山

街を歩く真山の目に、ショッピングウィンドウに並ぶ結婚指輪が目に入る

お値段35万円

その値段が、「結婚」の重さを物語っている

それに比べて・・・・自分との約束は、純にとって軽いものだったのか・・・と気持ちが沈む真山

その、真山に追い打ちをかけるように

純から「気にせず飲み会に行っておいでよ!」とメッセージが届く

思わず、真山は、飲み会を途中で抜けて8時には待ち合わせ場所に行く!と返信する

けれど、純からは「気にしないで!」と返信が帰ってきて・・・

気持ちがどん底まで沈む真山

待ち合わせ場所で純を待つ真山

そして・・・

シーンは帰社中の純へ

プラットホームに立ち

1番線に乗れば真山との待ち合わせ駅に着く

2番線に乗れば家に帰れる・・・と路線図を見ている

真山がくれた「8時に行く」というメッセージが気になる純

そのころ、真山は、飲み会を抜け、待ち合わせ場所に向かって走っている

営業さんの言われた、既婚者のことを好きになるリスクが頭をよぎる

だけど、純に「好きだ!」って言えるようがんばりたい!と思っている

今まで、栄養ドリンクを飲んでがむしゃらにがんばる周りの社員たちのことをバカにしていたけど

でも、あの人たちは「おれより頑張ってる人たち」なんだ!と思うのです

仕事を頑張ろうとがむしゃらになるときって・・・

自分のためだけじゃなく、誰かのためでもあるんだ!と思う真山

「それでも愛を誓いますか」第10話

待ち合わせ場所で純を待つ真山

純は真山との待ち合わせ場所に向かって走っている

純が今日履いてきた靴は7センチヒール

その靴を選んだのは、真山が自分に向ける気持ちがうれしいから・・・

異性に気にしてもらえることがうれしくて、無意識に7センチヒールを選んだのです

慣れないヒールに足を痛くしながらも走る純

待ち合わせ場所に現れた純に驚く真山

真山のうれしそうな顔に、純の心もキュンってなる

でも・・・・

既婚者である自分が、だんな以外の男性と会うだけで

いろいろ噂をする人間はいるし

なにより、武頼が足立さんと一緒にいるのを見て、自分も傷ついた過去がある

真山とふたりきりで会うのは「よくないことだ」とブレーキをかける自分がいる

だから、真山に「業務外で外で会うのはやめよう・・・噂が立つのよくないから・・・」と言う純

「噂・・・噂って、そんなに怖いものですか?」と聞く真山

純は、今だって誰かに見られたらどうしよう・・・とヒヤヒヤしていると告げる

真山は、「それでも来てくれた」と話す

純は「いや・・・もしも来てて待たせたら申し訳ないなって・・・おこがましいかもしれないけど」という

真山は「おこがましくなんてないです!」と返事をし

さらに、後ずさった純の手を握り「会いたくて待ってました!」と言うのです

真山の必死な顔に、顔が赤くなる純

真山は、「迷惑なら会わなくてもいいです・・・でも連絡はとってもいいですか?旦那さんの愚痴でもいいです・・・」と言う

真山の真剣でまっすぐな気持ちに、真山は自分のことを好きなんだ・・・と気づく純

真山からの気持ちはうれしい・・・けど、自分が落ち着ける場所は・・・

家に帰った純

鳴るスマホ

「真山くん?」とスマホを見ると、「帰りが遅くなる」という武頼からのメッセージ

純は「なんだ・・・・」とがっかりする

けれど、そう思った自分のことを責める純

そして、武頼から、もう一通メっセージが届き

そこには、「純の母親のお見舞いに行くために、明後日、有休をとった」とあって

それを見た純は

武頼は、自分が風邪を引いても仕事に行く人なのに・・・義理の母のためには休みを取ってくれる・・・と思うのです

もしかして、足立さんとのことは、わたしの勘違いかもしれない・・・と考えるのです

ベッドに横になると、シーツにしみ込んだ武頼の匂いがする

その匂いを嗅いだだけで、武頼の広い背中のことを思い出す純

胸がじんとし

武頼の気配が落ち着くって思えている間は、武頼を信じよう・・・と思うのです

そのころの真山は・・・・

公園でゲームをしている

スマホの画面には「GAME OVER」の文字

「リライトしますか?」という問いかけに

真山は迷わず「YES」ボタンを押し

「あきらめねーよ」とつぶやくのです

年を重ねて気づいたものもある。武頼の大切さ

そして、後日・・・

純は、社員雇用になったことで異動となる「渉外」部署にあいさつに行く

さっそうとした仕事ができる風の女性が「課長の山田です」と純にあいさつをする

純は「渉外」は未経験だから不安がある様子

そんな純に、「35歳なら、年の功でいける!」と言う山田

いきなり年齢のことを言われ、とまどう純

純の心中を察した山田は

「ポジティブな意見よ!“渉外”は若手の新人より、人の顔色読める人向きの仕事だから!」と言う

そして、自分は43歳だと堂々と話す

山田は、販売計画の紙を純に見せ

「これどう思う?純須さんの意見を聞かせて!」と聞く

純は、その時

自分は、もう名無しの“派遣さん”じゃないんだ・・・と実感する

会社に入る前にいた世界では

「二人目・・・三人目ができました」という一言が

「何年たっても、わたしたちHしています」という言葉に聞こえてきた

それは、20代まで、「誰とやった」「最近やってない」って

自分は、そんなことばかりに気を取られていたから・・・

純の若いころの価値観は「かわいいか、かっこよくないか・・・」見た目のことばかりだった

オフィスのロビーに弁当を売りに来ている歳をとった明るいおばちゃんから弁当を買う純

皺のある顔で大きく口を開けて笑うおばちゃん

そのおばちゃんの笑顔を見て

純は、35歳になって、美しいものがわかるようになった・・・と思うのです

だからこそ、当たり前のように朝が来ること・・・「いってきます」「いってらっしゃい」と言える相手がいること

その言葉を武頼に言えて、幸せだなって思えること

そんな風に思える自分は嫌いじゃない

わたしたち夫婦は、ただセックスがないだけの夫婦だよね・・・と自分に言い聞かせるのです

年月をかけて作ってきたふたりの空気

純の母のいる施設に武頼と一緒に行く日がやってくる

普段、車に乗らない武頼の運転に助手席からダメ出しをする純

口うるさい純が「今うるさいって思ってるでしょ!」と武頼に言うと

武頼は機嫌の悪い顔で「思ってない」と答え

純が「うそつき!」と言ったら

「うん」と答える武頼

そこで、笑いあうふたり

純は「楽しい!」と心から思うのです

そして、施設に行くと、娘婿がきたことを、周りの人に自慢する純の母

純の母は、とってもうれしそう!

お医者様から母の今後の治療方針を聞く純と武頼

母の腎不全は、すぐに透析というわけじゃなく

しばらくは食事療法という形になると聞く

施設の人から、申し訳なさそうに、特別メニューになるので追加料金が発生すると説明される

お金のことを考えていなかった純は、ハッとする

だけど、武頼は「問題ないです。うちの母が楽しくここで暮らせるなら」と言ってくれる

その後も、武頼は、純の母のことを、本当の母親のように扱ってくれる

純には、武頼が母の体調を見ながら付き合ってくれているのがわかり

心から「ありがとう」と思うのです

幸せを感じたのに・・・なくなるのは一瞬

帰り道

車の中で、武頼に、来月から契約社員で働くことになったと報告する純

武頼は「おめでとう!就活に苦労したもんな」とうれしそう

そして、武頼も、次の人事で所長になれるかもしれない。と純に報告する

純は「すごい!」と喜ぶ!

武頼は、どや顔で「年収1000万円超えるぞ!周りにリッチだと言っても嘘じゃないぞ」と言う

武頼の顔に、武頼のかわいい一面を見てうれしくなる純

武頼は、純も忙しくなるし、朝ごはんは作らなくてもいいよ。と言ってくれる

けれど、純は、朝ごはんは一緒に食べよう・・・一食だけでも一緒に・・・と答える

武頼は「そうだね。食べよう」と答えてくれて

レス問題については武頼からはなにひとつ答えをもらえてないけど、今、2人の間にある空気は、じんわりとあったかい

この空気は年月をかけて、ふたりで作ってきたものだと思う純

レンタカー屋に車を返す純と武頼

レンタカー代を払いに行こうとした武頼が、あれ?って感じで、車の中にスマホを忘れたと言う

純は、自分が取りに行ってくると今乗っていた車に向かう

レンタカー屋さんのスタッフから忘れ物のスマホを受け取る純

純が武頼のスマホを持って歩いていると

武頼のスマホが鳴る

何気に、自分の手の中にある武頼のスマホに目線を落とした純

すると、そこには

「この前しちゃったの怒ってる?ごめんね

もう高校の時みたいな彼氏彼女じゃないのにね

やっぱり会いたい。ダメかな?」と安立さんからのメッセージがあって!

そのメッセージに固まる純

そんな純に「どうした?」と声をかける武頼

純は、武頼にスマホをつきつける

自分のスマホ画面を見た武頼は、まずいって顔になる

純の目からは涙があふれ

「裏切者」と武頼に言って走り出すのです

「それでも愛を誓いますか」第11話

誰にも相談ができない純は、武頼のところに帰るしかできない

安立さんからのメッセージの

「この前しちゃった」という一言を

ふたりは一線を越えている。と勘違いした純

私とはできないのに・・・

私以外とはできるんだ!とショックで泣き続けている

自分は、勃たない武頼のことを責めたことはない

自分が努力すれば・・・と自分なりにがんばってきた

なのに・・・・

ふたりの関係はいつからなのか?

苦しむ純

武頼から「ちゃんと話そう」「今どこ」とメッセージが入るが

武頼は、ケンカになると純のことを散々無視をするのに・・・とイライラが止まらない

コーフンし、息があがってくる純

誰かに話をきいてほしいけど

こういうときに話を聞いてくれる友達はひとりもいない

ふっと真山の顔が浮かぶが

「都合がいいいときだけ頼ることはできない・・・」と思う

純の帰る場所は、武頼と一緒に住む家だけなのだと家に帰るのです

純の帰りを待っていた武頼

リビングのテーブルに座り、ふたりは話し合うことになる

武頼は、足立さんとは「セックスはしていない」と話す

純は「“は”って何?他はしたってこと?」と聞く

足立さんと競馬に行ったことをしってる!誰?あの女!とコーフンしだす純

スマホも手放さず、ずっと連絡を取っていたんでしょ!と武頼を責める

武頼は、コーフンする純の手を握って

足立さんは高校時代の同級生で、当時、2か月だけつきあったこと

卒業してからは連絡は取ってない

けど、同窓会で再会したこと

競馬場に行ったけど、足立さんと二人きりじゃない

そして、純のケンカをしてビジホに泊まった時に一緒にご飯を食べに行き

そこでキスされたことを話す

武頼は、「純に対して最低なことしてたって、バカだけど、その時気づいた」と謝る

純は「じゃあ!もう縁切って!二度と会わないって!今すぐその女にメッセージ送って!」と叫ぶ

武頼は荒ぶる純に「わかった」と言い、純の目の前で、足立さんに「二度と会わない」とメッセージを送り

連絡先をブロックするのです

武頼は「おれは純が大事だ・・・愛してるよ」と伝える

純は、武頼から、ずっとその言葉を聞ききたくて仕方なかった

でも、今、同じ言葉を返すことができないと思う

だって・・・

わたしたち、キスだってしていないんだよ・・・・

夜、ベッドで横になり、涙が流す純

武頼は、そんな純のことを背中から抱きしめて「ごめん」と謝り続けるのです

家に帰りたくない・・・真山と営業さんと飲みに行く純。一方武頼は・・・

翌日・・・

会社に行く純

純が移動になると聞いて、一緒に働いていた仲間たちが声をかけてくる

中には「山田課長に気を付けて」という声もあり・・・

「渉外」が相当大変な部署であると匂わせる仲間たち

和気あいあいと明るいみんなの顔に

純は、この中に、ほんとうに泣きたい人っているのかな?と思う

武頼の「キスだけ」という言葉がどうしても信じられない純

泣きたい気持ちを洗い流すように洗面所で顔を洗う

武頼を信じられないのは

自分に価値があるって思えないから

価値があると思えないのは

結婚して武頼のやさしさに甘え、自分の足で立つのをやめたから

自分は、こんなことがあっても武頼と「離婚」したいとは思わない

まだ答えはわからないけど

とにかく自分の足で立たなきゃダメだ!と自分に喝を入れる

自分の人生を生きよう!泣いてる場合じゃないと、前を向く決意をするのです

そのころ・・・営業さんが真山に「純須さん、社員になるんだってなー」と話をしている

真山は「らしいですねー」と答える

営業さんは、真山が背負う鬱々とした空気に呆れていて

ちょうど、帰ろうとしている純に「これから飲みに行きましょう!」と声をかける

営業さんの肩をグイっとおし真山が「三人で行きましょう!」と言って

純は、まだ帰りたくないし・・・と飲みに行くことにするのです

純から「職場の人とご飯を食べに行ってくる」というメッセージをもらった武頼

フーッとため息をつく

そこに鳴る武頼のスマホ

見ると「公衆電話」から

最初は無視していたが、しつこく鳴るから出る武頼

すると「タケくん」と武頼を呼ぶ声がする

足立さんからの電話で

武頼は「連絡されると困るんだって」と返事をする

だけど、足立さんは頼りにしていた母親から、孫の面倒を見るのは疲れた・・・と言われたらしく

泣いている

「タケくん・・・助けて」という足立さん

武頼は参っているが

でも足立さんも引かない

泣きながら「友達としてでいいから話だけ聞いて」と言うのです

「それでも愛を誓いますか」第12話

自分をヒロインにしてくれる男は武頼だけ

武頼に電話をした足立さん

武頼が来てくれるかどうか待っている

待っている足立さんの頭の中では、高校時代の武頼との思い出が思い出される

高校時代・・・

女の子たちに嫌われ上履きもなく来客用のスリッパをはき

いつもひとりでいる足立さんを気にかけてくれた武頼

だけど、足立さんは、垢ぬけなくて頼りない女のほうが男の庇護や同情を誘うことを知っている

たくさんいる男の子の中で、武頼が一番眩しい目で足立さんを見てくれた

足立さんは、武頼の視線を感じると

自分が物語のヒロインになった気持ちになった

なのに・・・

大人になって

街で、武頼とその奥さんらしき人が一緒に歩いているのを見た足立さん

高校時代に、あんなに熱い目で自分をヒロインにしてくれた武頼が

ごく普通の女と結婚し歩いているのを見て「私を忘れたなんて許せない・・・」という感情が込み上げてくる

 

学校に行けば、他の教諭から「シングルマザーって大変そうですね」と言われ

子どもを保育園に迎えに行った母からは「着替えのストックまた準備してって!お箸セット洗い忘れてたって!明日はお迎えは無理よ!」と言われ

生徒たちからは「足立の授業、つまらねー」と言われ

生徒たちの親たちからは「ラインのIDを教えてくれない」と文句を言われ

別れただんなからは「お前なんかに子育ては無理だ!俺が引き取って育てる!」と責められ・・・

 

足立さんには自分が落ち着ける場所が家にも外にもない

そんな中で行われて同窓会

武頼の視線は、今も足立さんをヒロインにしてくれた

だから、タケくんは・・・・わたしが困っていたら、来てくれる・・・と思っている足立さん

その目の前に現れる武頼

「ほらね・・・来てくれた」と足立さんは思うのです

純が子供がほしい理由がある?誰にも話したことがないその理由は・・・

シーンは、純と営業さんと真山くんの飲み会の場へと移る

営業さんはお酒の勢いで、純に「お子さんはいるんですか?」「子供欲しくないんですか?」と聞く

純は「欲しいと言えばほしいけど・・・理由が理由なんで・・・」と答える

真山は、純が子供が欲しい理由が知りたい

けれど「たとえ親友でも理解してもらえないから・・・」と答える純

その理由は、だんなにも・・・誰にも話したことがない・・・と笑う

営業さんは、だんなさんが怖い人だから話せないとか・・・?と突っ込んでくるけど

純は、そうじゃなく、だんなに対して負い目があって・・・いろいろ悪いなって思って話せない・・・と答える

しんみりした空気が流れるが

営業さんが「飲みましょう!!!」と空気を明るく盛り上げてくれる!!

 

シーンは、再び、武頼と足立さんへ!!

足立さんは「カフェにでも・・・」と武頼を誘うが

武頼は「ここでいい・・・何があったんだよ」と足立さんに言う

足立さんは公園のベンチへと武頼と一緒に移動し

自分の中に鬱々と溜まっていたうっぷんをすべて武頼に吐き出すのです

足立さんの話を黙って聞いている武頼

言いたいことをすべて吐き出した足立さんは「タケくんってそんなに無口だったっけ・・・まあ・・・こんな話聞いても・・・」と言って

そしたら、武頼が「聞いてるよ」と答えてくれる

その一言にに足立さんの顔は、救われた顔になる

海ホタル
海ホタル
ここは、足立さんの母親も元だんなも・・・自分の言い分ばかり押し付けて、足立さんの話など一切聞いてくれなかったから、武頼の「聞いているよ」って言葉が一層心にしみたみたい・・・

足立さんの相談に

「友達をつくったほうがいい・・同じ立場の人・・・SNSで探して・・・」と答える武頼

そんな武頼に「やさしいね」という足立さん

竹頼は「やさしくなんてない!」と声を荒げるけど

足立さんは「わたし、タケくんのこと好きかも・・・」と言う

「おれ・・・結婚してるから!」という武頼

「子供いないんでしょ!」という足立さん

「うまくいっていないんじゃないの?」と足立さんに言われた武頼は「帰るわ」と言ってその場を去っていくのです

純の子供を産みたい理由を聞いた真山は!

シーンは再び、営業さん・真山・純の飲み会へ

飲みすぎてふらふらになった営業さん

タクシー待ち状態なのだけど、その営業さんにペットボトルの水を買ってきてくれる純

営業さんは、純に失礼な質問をしてごめんなさい!といいながら、フタの開いてるペットボトルを振っちゃう

水浸しになる純と真山

営業さんは捕まえたタクシーで帰っていき

その場に残された真山と純

純は「水浸しになったね」と言いながら、真山の頬にハンカチをのせる

赤くなった真山の顔に、ハッとして後ずさる純

真山は、純のハンカチが濡れてしまったので、また貸してくれませんか?と純のハンカチを借りる

純の顔についた水滴を指でぬぐう真山

純はドキドキしている

そして、別れ際・・・

真山は純に「子供が欲しい理由ってなんですか?」と聞く

言い渋る純

だけど、真山が「誰にも話したことのない話・・・聞きたいです」と言って

真山の言葉に、純は「理由は、死なないため・・・」と答える

そして・・・

12話のラスト!

シーンは足立さんへ!!

足立さんは、武頼のSNSから純のアカウントにたどり着く

そして、純の投稿に「いいね」を押すのです

最後・・・足立さんの心は真っ黒状態

自分という存在アピールのために純のアカウントに「いいね」を押しています

これに気づいた時の純の反応を楽しみにしている感じがコワイ!

でも・・・

12話を読んで思ったのは

自分のことしか考えていない安立さんと武頼はお似合いな気が・・・

いっそ

純は、武頼と足立さんにあげて、真山くんを選んだ方がいいんでは?という気持ちになりました

真山くんは、低収入だけど、純と一緒ならがんばってくれそう!

きっと武頼も、純のことを幸せにしてくれるとおもうんだけどな!