キフウタツミ

「僕が歩く君の軌跡」19~24話 ネタバレ感想

IMG
※当ページのリンクには広告が含まれています。
19~24話の合冊版が配信されました
僕が歩く君の軌跡 第4巻

僕が歩く君の軌跡 第4巻

僕が歩く君の軌跡 第4巻
衝撃展開!!いつからはじまっていたのだろう…いつから守られていたのだろう―。取材旅行に訪れた槙と蓮。初めてきたはずなのに見覚えのある風景。そして蘇るあの人の影…。俺は何を忘れているんだろうか…?心震わすヒューマンドラマ【合冊版】4巻!【※単話配信「僕が歩く君の軌跡」19~24話収録】【全201ページ】

こんにちは!海ホタルです

こちらでは、キフウタツミ先生の「僕が歩く君の軌跡」の19話以降の紹介をしています

BL風味が極薄だったこちらの作品

ようやく、ちょっとずつBLらしいときめきがちらほら出てきました!

事件の方も、じわじわと真相に近づいていっている気がします

もうねー・・・ラブの部分も気になるけど!

それ以上に、事件のことが気になってしゃーない!!!笑!!!

では!紹介に行ってみたいと思います

この記事にはネタバレが含まれています。ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「僕が歩く君の軌跡」はこんなお話です

  • 主人公の過去に謎あり

登場人物紹介

木崎蓮
木崎蓮
主人公。「鳴瀬一世」というペンネームで小説を書いてる。
子供の頃、事故に遭って足が不自由になり、車椅子生活をしている
槙 凛太郎
槙 凛太郎
介助ヘルパー。
クレーム客だった木崎のわがままをやさしく受け止めてくれた

いままでのあらすじを振り返る

「鳴瀬一世」というペンネームでそこそこ活躍している小説家の木崎

車いす生活ということで思い通りにならない自分の体にイライラを募らせ

介助ヘルパーに文句を言い、クレームをつけ、チェンジを繰り返すやっかいな男なんだけど

ある日、やってきた新人ヘルパーの槙(まき)には、調子を狂わされ、どうもつらく当たることができない

槙はやさしい男で、身体の不自由な木崎に、自分の休日返上でつきあってくれる

一時は槙に心を開きかける木崎

だけど、車いす生活の自分といたら槙は不幸になる・・・と再び、ヘルパーチェンジをし、自分から槙を遠ざける

そして、同時進行するのが、木崎の過去・・・

木崎は中学生時代、親に虐待を受けいていた

木崎のことをかばった教師は行方不明になり、木崎は、もう一度、先生に会いたいと、自分の書いた本の中で、先生にだけわかるメッセージを書く

槙との関係、木崎の過去・・・・

どう展開していくのか?とっても気になる作品なのです

1~6話をまとめた合冊版があります
7~12話をまとめた合冊版があります

「僕が歩く君の軌跡」 19話 ―優しいな 木崎さん…(ネタバレ有)

look!
僕が歩く君の軌跡 19話 ―優しいな 木崎さん…

槙の様子がおかしい…?すれ違うふたり…その冷たい瞳に映るのは……?!

Renta!

BookLive!

ハルカにカメラを渡される槙

ハルカは、槙に、今、ひなたが学校に行っていないことを話す

洋介くんがいなくなってから元気がなくなったひなた

こういう時、妻がいてくれたら・・・と弱音を吐くハルカを見て、なにも言えない槙

そして、ハルカが「今度、木崎と旅行に行くんだろ」と言う

槙は「なんで、ハルカがそのことを知ってるんだ?」と緊張する

ハルカは、槙にカメラを渡して「行く先々で写真と撮ってきてほしい」という

ハルカは、木崎が犯人とそこで落ち合うのではないかと疑っている

でも、槙は、そんなことしたら、本当に、自分が木崎を監視しているようじゃないか・・・・と不安になる

元気のない槙を励ます木崎

秘密を抱えてしまった槙

木崎のヘルパーに行っても、元気のない顔をしている

槙の様子に「もしかして、俺が悩んでいるのがバレたのかな?」と思う木崎

思い切って「俺のことで悩んでいるのか?」と聞く

槙は「あ・・・」って感じで、なにも答えらえない

うつむく槙に、「おれ!取材旅行楽しみにしてるから!」と明るく言う木崎

行きたい場所がたくさんあるんだ!と明るく振る舞う木崎の姿を見た槙は、「木崎さん・・・やさしいな」と気持ちを切り替えるのです

そして、木崎は、旅行前に体調が少し悪くなる

主治医である叔父に電話をすると、今、出張中だから、病院に行った方がいい。と言われた木崎

そして、翌日、病院へ行くと、その病院には妻の見舞いに来たハルカとひなたがいる

はしゃぐひなたとぶつかる木崎

ひなたは、「ごめんなさい」と謝る

そして、ハルカと木崎がすれ違うのです

ハルカが、ふたりが旅行に行くのはちょっと不気味でしたが

(一瞬、盗聴器でも仕掛けてんの!!!と思ったわ!!)

病院に出入りしていることから、もしかして、叔父さん経由で知った可能性があるのでは?と思いました

なんで、妻が入院してるの?

その設定、どこで生きてくるの?と思っていましたが、生きてきた!?笑!

「僕が歩く君の軌跡」 20話 此処は 来た事がある(ネタバレ有)

look!
僕が歩く君の軌跡 20話 此処は 来た事がある

槙と蓮、二人だけで三日間の取材旅行。初めて来た場所なのに…ふいに蘇る記憶の欠片―「先生…?」

Renta!

BookLive!

槙も早くに両親を亡くしている?

旅行当日がやってくる

槙は、車をファミリーカーに買い替えてる

海ホタル
海ホタル
槙は「結婚もしてないのにファミリーカーなんて変ですよね!」と言ってるけど、たぶん、木崎を乗せるために買い替えたんだよね!

木崎は、槙に「結婚する予定があるのか?」と聞く

槙は、「ないです」と答え、その答えに安心する木崎

でも、槙が「家族は欲しいですよね」と言って

木崎は、おれは家族がほしいかどうかよくわからないな・・・と答える

木崎は、槙に「俺の家であった事件・・・知ってるだろ」と聞く

槙は何も答えないけど、木崎は、「(事件を経験してるから)家庭を持ちたいのかわからないんだ」と話を続ける

そしたら、槙は「俺も両親を亡くしてるから、少し、気持ちわかります」と答えるのです

よみがえる記憶?

パーキングエリアで休憩するふたり

木崎は、そこで見た風景に見覚えがある気がする

「初めて来た場所なのにおかしいな・・・」と思う木崎

そして、その後、いろんなところを観光でめぐるふたり

途中、ファミレスでくじを引いた木崎は、遊園地のペア招待券を当てる

その後も、木崎と槙は一緒に観光めぐりをするけど

その最中に、プラネタリウムのような建物を見かける

木崎は、その建物に見覚えがあって・・・

じっと見入ってしまう

誰かと一緒に来たことがある・・・と思う木崎

記憶の中に先生の顔が見えて

木崎は胸を抑えて震えだすのです

いろいろと謎だった槙ですが、ここにきて、両親がすでになくなっていることが判明しました

ハルカもチョコチョコ出てて・・・

同僚に向かって「なにか引っかかるんだよな・・・」とか・・・

「あいつ覚えているのか?」とか・・・

意味深なセリフを連発しています!

なにが引っかかるんだろう?って気になってしゃーない!!!!

もやもやが続きます!

「僕が歩く君の軌跡」 21話 やっぱり俺は『車イス』なんだなって(ネタバレ有)

look!
僕が歩く君の軌跡 20話 此処は 来た事がある

俺は何を忘れているんだろうか…?熱に浮かされ思わず口にしてしまった想いとは……。

Renta!

BookLive!

三原先生の夢を見る木崎

倒れて旅館へと運ばれた木崎

うなされる木崎の夢の中で、星空の下で三原先生が星の撮影の仕方を教えてくれている

「カメラを通すと、俺たちの目では見えない星もいっぱい見ることができるんだよ」と中学生の木崎にいう先生

先生は「星が好きなんだよね」と言って笑ってる

うなされる木崎の傍には槙がいる

木崎の額に冷たいタオルを置く槙

フッと目を開けた木崎は、槙のことがわからないのか「先生・・・僕のせいでごめんなさい」と言う

そして、槙の腕をつかんで「いかないで・・・ひとりにしないで!」と言うのです

槙は、木崎に「大丈夫ですよ」と声をかけ落ち着かせる

その言葉は、夢の中の三原先生の言葉になり、先生が「大丈夫だよ」と笑ってる

遊園地に行こう!

翌朝、目を覚ました木崎

傍には槙がいて、目を覚ました木崎に飲み物を持ってくる

そして、カバンの中から風邪薬を見つけたという槙

槙は、「暑い中無理をさせたんですね・・・ごめんなさい」と謝るのです

木崎は、風邪をひいていることを黙っていた俺の方こそ悪い。という

そして、体調が戻った木崎と食事に向かうのです

バリアフリー完備の旅館の中は、車いすに乗った障碍者と健常者の夫婦がいて

それを見た木崎は「俺なら、死ぬまで迷惑をかけるのに結婚なんてできない」と言う

槙は「表面的に見ればそうかもしれませんが、支えあっているんじゃないですかね?」と答える

木崎には、槙の言葉がよくわからないって感じ・・・

そして、一緒に食事をしてて、木崎は、槙がバリアフリーの旅館を探してきてくれたことを感謝する

実際に来て見て、風呂もトイレも使いやすくて、改めて、俺は「車いす」なんだなって思ったと話す木崎

くじ引きで当たった遊園地も行きたかったけど、俺が行ってもな・・・という木崎を見た槙は

「遊園地に行きましょう!」と思わず言うのです

わたしは三原先生が好きなので!

木崎の夢の中で笑っている三原先生の姿を見て

今も、どこかで三原先生にはこんなふうに笑っていてほしい!という気持ちでいっぱいになってしまいました~!!

もうね!

ほんと!先生!今どこでなにをやってるんでしょうか?

「僕が歩く君の軌跡」 22話 木崎さん昔と何も変わんないっすね(ネタバレ有)

look!
僕が歩く君の軌跡 22話 木崎さん昔と何も変わんないっすね

熱が見せたゆめなのか…?支えたい…少しずつ近づいていく二人の距離。

Renta!

BookLive!

俺、お前を支えることできた?

プラネタリウムを引き金に、三原先生の夢を見た木崎

だけど、自分が本当に先生とあの場所に行ったかどうかがわからずにいる

そして、翌日、遊園地に行く槙と木崎

木崎は、遊園地に入れただけでうれしそう!

だけど、槙は、木崎と一緒に楽しめるアトラクションをパンフレットとにらめっこ状態でさがしてる

遊園地にいるぬいぐるみキャラクターと手をにぎってる木崎を見て

あわててカメラをかまえる槙!

「一緒に撮りましょうか?」と声をかけられて

槙と木崎とぬいぐるみキャラクターの3人で写真を撮る

その写真を叔父さんのスマホに送る木崎

受け取った叔父さんは、友達と写っている木崎を見てうれしそうに笑ってる

そして、木崎と槙は幽霊屋敷に入ることに!

けれど・・・どうも槙は、こういうのがダメみたいで

まじでビビって動けない

座り込んで、これ以上進めません!と暗い顔をする

そしたら、木崎が「じゃあ、お前は目をつむってて、(車いすの)グリップだけ握っとけよ!」というのです

その言葉に、救われる槙

無事、幽霊屋敷から出て、木崎は笑いながら「おれ、今、お前を支えてる?」と言う

槙は、ふはっと笑って「もちろんです」と答えるのです

そして、木崎さんは昔と何も変わらないですね。という槙

木崎は、なんのこと?って反応を返すけど、槙は楽しそうに笑っているだけで・・・

そして・・・

ラストは、木崎の家に届く郵便物

郵便物の差出人は「三原」となっていて・・・

最後に、三原先生からの手紙がきたーーー!!!

なぜ!このタイミングで家にいない!!!

郵便屋さん!そんな「三原」の文字が見えるようにポストに手紙を入れないで!!

もう・・・先にハルカに見つけられたらどうしよう・・・とハラハラしてしまうよ~!!

「僕が歩く君の軌跡」 23話 俺はこの手紙を渡すことはできない(ネタバレ有)

look!
僕が歩く君の軌跡 23話 俺はこの手紙を渡すことはできない

衝撃展開!「死んだんじゃなかったのか?」突然届いた手紙の差出人は……。【全33ページ】

Renta!

BookLive!

三原からの手紙を見つけた槙は?

取材旅行から戻ってきたふたり

木崎がお茶を入れている間、槙が溜まっている郵便物を見に行く

郵便物の中に「三原」からの手紙を見つけた槙

槙はドキッとして、その手紙を自分の後ろポケットに忍ばせる

そして、木崎が入れたお茶も飲まず「用事を思い出したんで・・・」とそそくさと帰ってしまう

車に乗った槙は、三原からの手紙を見る

三原は死んだんじゃなかったのか?と思う槙

この手紙を木崎さんに渡すことはできない・・・と思うのです

槙の回想!

ここから、槙の子供時代の回想になる

小学校の帰り・・・雨が降って傘がなくて帰れないな・・・と思っている槙の元にハルカがやってくる

真っ青な顔で「父さんと母さんが!」というハルカ

槙の両親は、子供を巻き込む事故を起こしていた

接触した男の子は病院に運ばれ、三原の父は即死!母はけがを負って病院に運ばれた

突然のことに泣く槙

幸い、母の命は助かったが、脳にかなりのダメージが残り、次の手術に耐える体力があるとは言い切れない危ない状態になってしまった

先生から母親の容態の説明を受けるハルカ

高校生の身にはつらい話で、顔が暗い

そんな状況になっているとは知らず、幼い槙は、母が助かったと喜んでいる

入院する母のお見舞いに花を買って向かう槙

でも、病室がどこかわからなくなる

確か・・・この一番奥・・・とうろ覚えで母がいる病室だと思う部屋を覗く槙

だけど、そこにいたのは黒い髪の男の子

病室に入ってきた三原をじっと見て「誰?」という男の子の顔に三原は惹きこまれる

この黒髪の男の子が、槙のお父さんが轢いてしまった男の子で・・・それは、木崎の子供のころの姿なんですね

ようやくふたりの子供の頃の接点がはっきりしました!

今まで意味ありげににおわせていた部分がクリアになってすっきり!

けど!

三原の手紙が槙の手に渡ってしまって!

内容がわからないままというのがもやもやしたまま!!

早く!手紙を開けてくれぇぇぇ!!!

僕が歩く君の軌跡 24話 その子の名前はれんちゃんといった(ネタバレ有)

look!
僕が歩く君の軌跡 24話 その子の名前はれんちゃんといった

蒸し暑い夏の日―。小さなふたりの偶然の出会いは、ある本をきっかけに……。【全33ページ】

Renta!

BookLive!

木崎のことを「女の子」だと勘違いする槙

病室にいる子供の木崎は、突然入ってきた槙に驚いて「誰?」と聞く

子供の槙は、お母さんを探していると木崎に言う

木崎は、ナースステーションの場所を槙に教えるのです

槙がナースステーションに行くと、槙のことを探しているハルカがいる

ハルカは槙が見つかって安心していて

槙は、そんなハルカに「女の子のところにいた!」とうれしそうに話すのです

海ホタル
海ホタル
槙は、木崎のことを「女の子」だと勘違いしている!

槙は木崎のことを好きになるけど・・・

それから、槙は木崎の病室によく遊びに行くようになった

木崎のことを「れんちゃん」と呼ぶ槙

木崎の病室にはたくさんの本があって、本が好きな槙は、本を通して木崎とどんどん仲良くなっていって

ある日、木崎の病室にボロボロになっている本が置いてあって

槙が、何気に手を取ると、木崎が、「その本は大事な人から借りた本だから貸せない」という

槙は、れんちゃんに大事な人がいると聞いて、その相手が気になって仕方ない

「大事な人って・・・男の人?」と聞く槙

木崎は「そうだよ」と答える

相手が男と聞いてガクーーーーッとなる槙

けれど、木崎が「先生」と言って!

途端に「先生!?」と食いつく槙

木崎は、三原先生のことをたくさん槙に話すのです

槙が「俺も三原先生に会ってみたい」というと

木崎は、槙に「お前は口が堅いか?」と聞き

三原先生とは、ちょっと前まで一緒に旅行に行ってたんだけど、その途中で、僕が事故にあって、先生と離れ離れになってしまったんだ・・・と話す木崎

話している途中で、泣き出した木崎を気遣う槙

 

そして・・・

木崎から借りた本を、母親の病室で熱心に読んでいると、母親から、「凛太郎(槙)は、れんちゃんのことが好きなのね」と声をかけられて!

かーーーッと赤くなるのです

母親に「れんちゃんと食べて」とケーキをもらい、木崎の病室へと向かう槙

木崎の病室のドアを開けると、着替えている木崎の姿があって!

あわてて「ごめんなさい!」と後ろを向く

どうしよう~!のぞいちゃった!!!と心臓バクバクの槙だが

「男同士だから気にするなよ」と木崎の声が聞こえて!

槙は、木崎が女の子じゃなく男の子と知って、ええ!って驚く

ショックの槙は、そのまま病室を飛び出して!

槙の心の中は「どうしよう!男の子を好きになっちゃった!」とパニックになっている

木崎のことを女の子と勘違いしちゃったか!笑!

子供時代の木崎は、髪型がボブっぽいので・・・勘違いするのも仕方ないかな?

でも、好きになった後で、実は男の子って知っちゃうのは、子ども心にショックが大きいですよね・・・

これがきっかけで疎遠になっていったのかな?

「僕が歩く君の軌跡」 25話

25話からはこちらに続きを書いています