キフウタツミ

「僕が歩く君の軌跡」13~18話 ネタバレ感想

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こんにちは!海ホタルです

キフウタツミ先生の「僕が歩く君の軌跡」の13~18話の連載を紹介しています

BL風味は極薄でしたが、ようやくBLっぽくなってきた?(笑)

では!紹介に行ってみたいと思います

この記事にはネタバレが含まれています。ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「僕が歩く君の軌跡」はこんなお話です

  • 主人公の過去に謎あり

登場人物紹介

木崎蓮
木崎蓮
主人公。「鳴瀬一世」というペンネームで小説を書いてる。
子供の頃、事故に遭って足が不自由になり、車椅子生活をしている
槙 凛太郎
槙 凛太郎
介助ヘルパー。
クレーム客だった木崎のわがままをやさしく受け止めてくれた

いままでのあらすじを振り返る

「鳴瀬一世」というペンネームでそこそこ活躍している小説家の木崎

車いす生活ということで思い通りにならない自分の体にイライラを募らせ

介助ヘルパーに文句を言い、クレームをつけ、チェンジを繰り返すやっかいな男なんだけど

ある日、やってきた新人ヘルパーの槙には、調子を狂わされ、どうもつらく当たることができない

槙はやさしい男で、身体の不自由な木崎に、自分の休日返上でつきあってくれる

一時は槙に心を開きかける木崎

だけど、車いす生活の自分といたら槙は不幸になる・・・と再び、ヘルパーチェンジをし、自分から槙を遠ざける

そして、同時進行するのが、木崎の過去・・・

木崎は中学生時代、親に虐待を受けいていた

木崎のことをかばった教師は行方不明になり、木崎は、もう一度、先生に会いたいと、自分の書いた本の中で、先生にだけわかるメッセージを書く

槙との関係、木崎の過去・・・・

どう展開していくのか?とっても気になる作品なのです

1~6話をまとめた合冊版があります

僕が歩く君の軌跡 13話 やっぱり俺のせいだったんすね(ネタバレ有)

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僕が歩く君の軌跡 13話 やっぱり俺のせいだったんすね

「また俺を拒むんですか…?」頼む…そんな顔しないでくれ…!【全36ページ】

Renta!

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ハルカが木崎のことを気にかける理由は?

木崎が槙を見かける前・・・

コンビニにいた木崎は友達とたまたま会って

ついさっき、以前、槙と一緒にいた車いすの人を見かけたよ・・・と聞く

木崎さんの家からここまで歩いて2時間もかかるのに?ただ事じゃない!と槙も木崎を探していた

探している最中・・・槙の頭に浮かんだのは、先日のハルカとの会話

ハルカは、最近、ニュースになっている「木村夫婦殺害、その息子の洋介くん誘拐事件」の捜査をしている

その事件が20年前に起こった木崎蓮くん誘拐事件に似たところがあり、なにか関係しているのではないかと疑っているハルカ

20年前の被害者だった木崎は、当時のことを記憶がないと証言しているが・・・

それが本当なのか疑っている

槙と会うことができた木崎だが・・・!

公園の横を歩いている時、「槙」と叫ぶ声が聞こえた槙

声のする方を向くと、車いすごと倒れている木崎さんがいる

あわててかけよる槙

木崎を助け起こす槙は、木崎が靴を履いていないことに気づく

もしかして、俺のせいでこんなことしたんですか?と聞く槙

槙は、自分がサイン会に行ったせいで、木崎を傷つけたと勘違いしている

そして、電話がつながらなかったのは、携帯をなくしたからだ・・・という槙

槙の様子を見た木崎は、本当のことが言えず「星がきれいで散歩してた」と言うのです

槙は、木崎の嘘を信じ、「車で送ります。」と言ってくれる

槙と一緒にの槙の家へ向かう木崎

そして、家の前で「あのアパートの2階が俺の家なんで抱えますね」という槙

その言葉にショックを受ける木崎

木崎は「ひとりで帰る」と言い出す

槙は、木崎が抱えられたくないのか?と困ってる

木崎の顔はつらそうに歪んでる

いきおい余って飛び出してきたはいいけど、槙の家が2階なら、家のインターホンを押すことさえできなかった・・・という事実がつらくてたまらない木崎

そんな木崎をいきなり抱きかかえる槙

階段を登り、家の中に入り、ベッドへと木崎を座らせる

そして、怖い顔で「散歩なんて嘘だろ・・・・なんで帰るなんて言うんだよ」という槙

顔をそむける木崎の顔をグッとつかんで自分に向かせる

槙の手を振りほどく木崎

だけど、槙は、ガッと木崎さんをベッドに押し付ける体勢になるのです!

「木村夫婦殺害、その息子の洋介くん誘拐事件」!!

そういえば第一話でニュースになっていました!!

すっかり忘れてた~!!笑!!

13話の見どころは、怒る槙!

いつも冷静で淡々としている槙が怒った顔がかっこよすぎる!!!

乱暴な物言いも素敵です!

こういう強引さを待ってた!!

「僕が歩く君の軌跡」 14話 この気持ちは隠さなければ…(ネタバレ有)

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僕が歩く君の軌跡 14話 この気持ちは隠さなければ…

「優しい嘘つくんですね。」気づかぬうちに感情は変わりはじめて…。【全40ページ

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「優しい嘘をつくんですね」

槙から「俺はそんなに頼りないですか?木崎さんにとって信用のない人間ですか?」と聞かれる木崎

ベッドに押し倒された状態で、木崎は顔を横にそむけてる

けど、槙の顔が悲しそうに歪んで・・・

それを見た木崎は、携帯が着信拒否されていると不安になってやってきた。と話し出す

そして、俺とお前は対等な関係じゃないんだよ・・・みじめなんだ・・・と言う

おまえと対等になれないから悔しくて、でも、サイン会に来てくれてうれしくて・・・・

でも、俺はお前とは友達にもなれないんだよ・・・という木崎

木崎の胸の内を聞いた槙は「木崎さんから見て、俺がやってきたことは、全部、偽善に見えましたか?」と聞く

首をふる木崎

槙は「俺が木崎さんと一緒にいたいと思うだけじゃダメですか?」と聞く

木崎は、槙の顔を見ていたら、なにも言えなくなって泣き出してしまう

槙は、「星を見るため散歩してた」と言った木崎のことを「優しい嘘をつくんですね」と言うのです

ときめく胸に「?」となる木崎

翌朝・・・木崎が目を覚ますと隣には槙が寝てて・・・

槙の寝顔にドキドキする木崎

あれ?なんだこの気持ちは・・・・?となるのです

そして、起きた槙が、木崎のことを車で送ってくれるのですが

車中で槙は「どう頑張っても俺には木崎さんのような文章は書けないし・・・人それぞれ得手不得手があるんだし・・・自分のことをみじめだなんて言わないでください・・・自分の好きな人を悪く言われるのって嫌じゃないですか」というのです

木崎の心は槙の言葉にドキドキ・・・フワフワ・・・

家でひとりになった木崎は「この気持ちは知られちゃいけない・・・・」と思うのです

ようやく!

BL展開がきましたーーー!!!

な・・・・長かった・・・・

しかし、槙が、ここまで木崎のことを気にかける理由ってなんなんでしょう?

ただのヘルパーさんで、出会いから木崎さんにやさしかった槙

木崎さん・・・けっこうめんどくさい人なのに?

ちゃんと向き合ってくれています

槙が木崎のことをどう思っているのかが気になりますね!

「僕が歩く君の軌跡」 15話 「好きな人が居るってとても幸せな事だよ」(ネタバレ有)

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僕が歩く君の軌跡 15話 「好きな人が居るってとても幸せな事だよ」

俺は与えられるばかりで…、俺がしてやれた事は何かあっただろうか…。

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ハルカの嫁は植物人間状態?

槙が、木崎さんを送って家に帰ると、家の前にはハルカがいた

ハルカと一緒にファミレスへ向かう槙

ハルカは最近、この近くに引っ越してきたと話す

槙は、「え?そうだったんだ!」と驚く

ハルカは、娘のひなたも槙に会いたがっていたと話す

槙は、「義姉さんは?」と聞く

ハルカは、「変わりなしだ」と答える

ハルカの嫁は、数年前に脳の手術をして、それ以降、ずっと眠ったままなのだ

槙は、ハルカとしばらく離れていたみたいで・・・ハルカの心中を考えて心配している

もらってばかりで返すことができない・・・

一方・・・木崎の方は、叔父がケーキ片手に遊びに来ている

ケーキを買ってきて一緒に食べる叔父は、いつも木崎のことを気にかけている

叔父は、木崎にとって「主治医」でもあるし、血縁関係もあるから心配をしてくれるんだろう・・・と思う木崎

だけど、槙は?

なんで俺とかかわりを持ちたいんだろう?と考える木崎

あいつから与えてもらうばかりで、おれがしてやれることなんてあるんだろうか・・・と考える

そして、思い出すのは、中学生の頃・・・

同級生の女の子からラブレターをもらった時のこと

困った木崎は三原先生に相談をする

木崎がラブレターをもらったことにうれしそうな顔をする三原先生

そんな三原先生の態度が気恥ずかしくてムスッとなる木崎

木崎が「恋ってどういう気持ちなんですか?」と聞いたら

「恋って、胸を締め付けられるような気持ちになって、切なさだったり、寂しさだったり・・・その人の存在そのものが感情に揺さぶりをかけてくるんだ」と答える

その気持ちを受け入れてほしくて人は告白をする。という先生に、中学生の木崎は「そんなの自分勝手ですよ」と答える

先生は「好きな人がいるって、とっても幸せなことだよ」と言う

そして、今、木崎は、今はいない先生に向かって、槙に抱く感情が「これが人を好きになるってことですか?」と問うのです・・・

ハルカの立ち位置が、いまひとつわからないですよね?

嫁が植物人間状態って・・・

今後、どこかでこの設定が生きてくるのかな?

槙は、大変だった兄の傍についていてあげれなかったことを後悔してるけど

そのころの槙はどこに行ってたの?

もやもやっとした部分が残る回でした・・・

「僕が歩く君の軌跡」 16話 俺は木崎蓮と話をする為に来たんだが?(ネタバレ有)

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僕が歩く君の軌跡 16話 俺は木崎蓮と話をする為に来たんだが?

もし、「何か」を知っていたのなら…「俺が守る―…。」決意の相手は…?【全36ページ】

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なぜ、あの作品がフィクションだと思ったのか?

あの夜以来、初めて、ヘルパーに来た槙

ふたりは何となく気恥ずかしさもあって、ふふって感じ!

そして、木崎は、槙に、サイン会に来た時、どうして、あれが俺の物語じゃないかなんて言ったんだ?と聞く

木崎は、もしかして、槙が先生となにかしらのつながりがあるのでは?と期待してるけど

槙から出てきたのは「いつもと作風が違ったので・・・思い出をつづった物語なんじゃないかと思ったんですが・・・」と答える

期待していた答えとは違うもので、がっかりする木崎

木崎は「違うよ」と答える

槙は、笑いながら「そうですか」と言う

木崎に会いに来たハルカ

そこに鳴るインターホン

出る槙

玄関ドアを開けるとハルカがいる

槙の姿を見たハルカは、「お前・・・担当を外されたって言ってなかったか?」と聞く

槙は「後で説明するから、今は帰って」と答える

けれど、「木崎蓮と話したい」とハルカは引き下がらない

けれど、槙も「兄さん・・・頼む・・・後で、説明する」と引き下がらない

結局、ハルカは根負けして、帰っていく

槙は心の中で「木崎さんは、俺が守る」と強く思っている

木崎が槙に「なぜ?俺の物語だと思ったのか?」と聞いたあたりから

槙の空気が微妙に変わります

槙は、本当は三原先生のことを知っているのでは?という疑いがフツフツと湧いてきます

強く「木崎さんを守る」と思っているのも、それのせいでは?

気になります!

「僕が歩く君の軌跡」 17話 木崎さんの友達として(ネタバレ有)

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僕が歩く君の軌跡 17話 木崎さんの友達として

「ちょっと妬いちゃいました。」穏やかであたたかい日々…でも…不安で、怖くてしょうがない…。【全34ページ】

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一緒に取材旅行に行きましょう!

次回作の打ち合わせを編集者の水野とする木崎

取材を水野に頼む木崎だけど

忙しい水野も行くのが難しい様子

仕方ないから取材は諦めるか・・・と話は進む

そこにやってくる槙

編集さんは槙を見て「サイン会の時の人!」と言う

槙は「ヘルパーの槙です」とあいさつをする

すると、木崎は「槙は友達だ!」と言う

槙は木崎の言葉がうれしそう!

編集さんは「先生に友達がいたんですね!」と失礼なことを言って笑ってる!

編集さんが帰った後、一緒にスーパーに買い出しに行くふたり

編集さんとつきあいが長いと聞いた槙は「ちょっと妬いちゃいますね」と言う

照れて怒る木崎

そして、取材の話が流れたと聞いた槙は「それ、俺と一緒に行くのはダメですか?」と聞く

木崎はヘルパーの仕事に旅行介助は入ってないけど・・・と答える

すると、槙は「友達として一緒に行きましょう!」と言うのです

海ホタル
海ホタル
槙は、いつ、ハルカが木崎さんのところにやってくるのかすごく心配しています

「僕が歩く君の軌跡」 18話 お前に木崎蓮の監視をしてほしい(ネタバレ有)

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僕が歩く君の軌跡 18話 お前に木崎蓮の監視をしてほしい

いつかこの日々に終わりがくるとしても…「俺には何も分からないよ。」二つの事件が重なりあい、遠い記憶が蘇る…。【全36ページ】

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木崎と槙の関係は、やっぱり友達にはなれない?

叔父に旅行雑誌を買ってくるように頼んだ木崎

叔父さんは「友達と旅行に行く」と聞いて、喜んでいる

木崎も、槙に、ヘルパーではなく、「友達として」と言われたことがうれしいみたい

そして、ヘルパーにやってきた槙に旅行のことを話す木崎

叔父さんが買ってきた雑誌を出そうとする木崎だけど

それより前に、槙がうれしそうな顔で「おれ、バリアフリータイプの部屋とか調べたんです」と言う

その一言で、木崎の心は、再び悲しくなる

結局、自分と槙の関係は、ヘルパーと利用者の域を出ないんだな・・・思って、叔父が買ってきた雑誌を出せなくなってしまう木崎

ハルカの元へ行く槙

槙は、ハルカの家へ行く

「この間、何の用があってきたの?」と聞く槙

ハルカは、木村夫婦殺害事件を捜査してるが、木崎連の事件の犯人となにかしらの関りがあると思っていると話す

そして、2つの事件の共通点を槙に話す

  • 夫婦は包丁で刺されて自宅で死亡
  • 息子は行方不明になる
  • 現場の指紋が拭き取られていたこと
  • そして、2人とも、親から虐待されていたこと

木崎蓮は、当時、保護される直前まで誰かと一緒にいたはずなのに、事件の記憶はないと証言している

そして、今回出版した「星のうた」

この物語は、木崎が当時体験した出来事をつづった物語ではないか?とハルカは思っている

そして、この本のラストの言葉は、犯人に向かってのメッセージではないかと?というハルカ

本のメッセージある「19年後」というのは今年のこと

木崎は、約束の場所で犯人に会おうとしている

ハルカは、槙に、木崎蓮の監視をしてほしいと頼むのです

槙は、「俺は四六時中、木崎さんといるわけじゃないから、期待に添えないよ」と答える

「ごめん」という槙

けれど、ハルカは、「洋介くんは、ひなた(ハルカの娘)の友達なんだ・・・」と言い出す

なにがなんでも洋介くんを助けたい。というハルカ

槙にできる範囲でいいから、なにかあったらすぐに俺に教えてほしい。と言うのです

ハルカの熱意に、槙は「わかった」と答えるしかできない

そして、ハルカは、「木崎蓮が今でも犯人と連絡を取っていると思うか?親を殺した犯人をかばっていると思うか?」と聞く

槙の頭の中でフラッシュバックするのは、熱い熱の日・・・病室で本を読んでいる中学生の木崎の姿・・・

槙は、静かに「俺にはわからないよ」と答えるのです

お・・・驚いた!

槙は木崎に対して、どういう感情を持って、やさしくしていたのか疑問だったのですが!

子供のころ、木崎のことを見たことがあるの?

入院してるから、追突事故の後あたり?

でも、季節は夏だよ?

追突事件を起こしたのは冬だった気がする

あの後、ずっと入院してたってこと???

槙は、なにか知っているんでしょうか?

洋介くんの事件も気になりますが・・・まさか、三原先生が犯人じゃないよね?

三原先生は、今、どこにいるんだろう・・・

すごくいい先生だったので!

すごく心配です!

木崎も、先生に会いたがっています!!

「僕が歩く君の軌跡」 19話

19話からはこちらになります
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「僕が歩く君の軌跡」19~24話 ネタバレ感想「僕が歩く君の軌跡」の連載を追いかけています。ネタバレ有...