こんにちは!
こちらの記事では「夜明けの唄」を紹介しています
第10話は、会話シーンが多かったので、おおまかな感じで紹介したいと思います
詳しい内容を知りたい方は、ぜひ、本誌の方で確認をしてみてくださいね
「夜明けの唄」第10話 ネタバレ感想
仲良しなふたりに戻りました
アルトの髪を切るエルヴァさま
エルヴァさまは、収穫祭で買ったヘアオイルで仕上げをし、アルトの髪の匂いを嗅いで超ご機嫌
アルトは、エルヴァさまが収穫祭でほしがったものがすべて自分のためのものだったと知って大感激!
ギュッと抱きついてエルヴァさまにちゅっちゅする
エルヴァさまは、そんなアルトを“犬”扱い
そして、やってくる新月の日!
エルヴァさまから「約束があるなら、そっちにいってもいいんだぞ」と言われ、「新月ですよ?おれのことを一晩中なでなでしなくていいんですか?」と必死なアルト!
そんなアルトの様子を見て、笑うエルヴァさま
緊張の新月を迎える
前回の新月の日・・・ついに、エルヴァさまに告白をし、押し倒しかけたアルト
実は、エルヴァさまと一晩一緒に過ごすことに緊張していた
エルヴァさまも、1か月前の新月の日、一度はアルトにすべてをささげる決意をしたものだから、今夜、なにかが起こるかもしれないと緊張している
「エルヴァさま!こっち来て!」とベッドで横になって両手を広げるアルト
性的な雰囲気がない明るい言葉に、素直に、アルトに抱きこまれる格好で横になるエルヴァさま
エルヴァさまは、木で作ったワンコの置物を手に持っていて、アルトは、「よかったな~」とニコニコしている
和やかな雰囲気に、こういうじゃれ合いは大歓迎なんだ・・・と思うエルヴァさま
エルヴァさまの手の墨痣が薄くなっているのを見たアルトは、本当に、自分といることが原因で薄くなってきたのかと不思議そう
父のことを知っていると言った女の人に、また会えたらなにかわかるかもしれないのに・・・というアルト
「お父さんのこと、なにかわかるといいな」とアルトの頬をナデナデするエルヴァさま
そのまま自分の体重をかけてエルヴァさまを抱きしめるアルト
アルトに抱きしめられて、1か月前の新月の日を思い出し体が固くなるエルヴァさま
しかし、アルトは、エルヴァさまの話を聞きたいと言って・・・
エルヴァさまの生い立ち
自分の昔話をするエルヴァさま
エルヴァさまは、もの心ついたころにはすでにひとりぼっちだった
ゴミを漁るような生活をしたいたときに領主の家で働くメイドがご飯をくれた
メイドは、エルヴァさまに興味があったわけじゃない・・・
エルヴァさまを通していつも他の誰かを見ていた
メイドの家に出入りしているエルヴァさまの話を聞いた領主は、自分の息子たちの遊び相手になるよう命令した
弟のシヨンは、気まぐれに、エルヴァさまに、時々、字などを教えてくれたが、シヨンの兄からはいじめられた
大きなお屋敷の中でいてもいなくてもどうでもいい子供だったエルヴァさま
誰も、エルヴァさまに関心を持たなかった
エルヴァさまが覚えているのは、メイド女が歌ってくれたやさしい子守歌だけ
エルヴァさまは、花付きになったとき、修道院から「家族はいないのか?」と聞かれた
とっさに、メイド女を自分の家族だと言ったエルヴァさま
修道院に行ったら、エルヴァさまの面倒を見てくれた子がいた・・・・
その子は、東の覡になったが、アルトに出会った頃に死んでしまった
たぶん、その子が自分の親友だったと思う・・・と話すエルヴァさま
エルヴァ様の目に涙が浮かぶ
それをぬぐうアルト・・・
変わる関係?
アルトは、昔、母親が亡くなった話をエルヴァさまが聞いてくれた話をする
言葉にすることで楽になることもあります。というアルトの言葉に、自分の胸の中にある複雑な感情を泣きながら吐き出すエルヴァさま
アルトに慰めてもらったエルヴァ様の中で、アルトが守るべき対象から、対等な相手へと変化する
そして・・・最後はシヨンの嫁が出産シーン!
元気な赤ん坊を産むシヨンの嫁
エルヴァ様の昔話がせつないです
女は、エルヴァさまを通して自分の亡くした子供を見ていていて、エルヴァさまも「おかしな女だ」と思っているのに、やさしくされた事実は本当のことで、心の底では慕っていたんですよね・・・
そんな気持ちを誰にも吐き出せず、ひとりぼっちの覡さまになったエルヴァさま・・・
女が歌っていた子守唄を、ひとりで口ずむ姿がほんとうに悲しい~!
アルトの前で、はじめて弱さをみせたエルヴァさまの中で、アルトに対する認識が変化していくのがよくわかる回でした