萩原ケイク

既婚子供なし妻の出口のない憂鬱「それでも愛を誓いますか」萩原ケイク

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めちゃコミ×fufuにて連載中の「それでも愛を誓いますか」を最新話まで一気読みしました

レス問題のお話なんだけど

だんなさんのことが好きだからこそ、言いたいことを飲み込むヒロインにすごく共感!

当て馬の男の子を応援したくなる作品です

連載を追いかけてみたいと思います

こちらの作品はBLではありませんので~!!よろしくお願いします!

こちらの記事にはネタバレが含まれます

コミック「それでも愛を誓いますか?」1巻の発売は3月11日です

「それでも愛を誓いますか」登場人物

純須 純(すみす じゅん)
35歳のパート主婦・・・レス生活が長く、自分の魅力がないからだんなに相手にされないと、派遣会社に登録し社会復帰をするが・・・

純須 武頼(すみす たけより)
純のだんなさま
ゼネコンに努めていて仕事に追われている
妻である純にはやさしい・・・けれど、夜の生活については、協力をしてくれない
都合が悪くなると逃げるタイプの男性
足立
シングルマザー
教師
ときめきがないプライベートに嫌気がさしている
そんな時・・・高校時代につきあってた武頼と再会し・・・
恋愛したい気持ちを充足しようと・・・
真山篤郎
コミュ障男子
他人とのかかわりを面倒に思っていたが、純と出会って変わっていく

「それでも愛を誓いますか」第一話

だんなさんとのレス生活5年目!子供はできるはずがない

IMG画像出典「それでも愛を誓いますか?」より

子どもがいない純は、SNSにあふれる子育ての愚痴、子どもの写真の投稿にうんざりしている

だんなである武頼は、ゼネコン勤めで朝は早く夜は遅い生活

朝ごはんは一緒に食べる習慣があるから

朝は、お天気の話などして和やかなふたりの時間を過ごすけど

一日の夫婦の会話は1分

朝、でかけるとき

武頼は、「明日の休みはどっかに行こうな」と純の頭をわしゃわしゃってする

笑う純

だけど、だんなが出て行ったあとの純の顔は暗い

夜、23時半に帰宅した武頼

「何か食べる?」と聞く純

「ビールもらっていい?」と聞く武頼

帰ってきた武頼の背中から放たれる仕事で疲れたオーラ

「今日も話しかけちゃダメな日だ」と思う純

仕事で疲れている武頼に「今日はしませんか?」ということができず

ずるずると「レス生活5年目」に突入・・・

そんなふたりに子供ができるはずがない

子どもがいる主婦がそんなに偉いの?

翌朝・・・疲労いっぱいの顔で起きてくる武頼

昨日の約束を守ろうと「今日、どこ行きたい?」と純に聞いてくれるが

純は疲れている武頼に無理をさせたくない

明るく、「今日はひとりで出かけたい気分だから、ゆっくり休んで!」と声をかける

そして、同じ地元の友達である結婚半年の新婚のアヤと会う

先日、子供がいるサヨからお誘いメールが来たけど「断わった」と話すアヤ

アヤは、子供を作らない主義のキャリアウーマンで

以前、サヨから「セレブだね」という一言を言われ

カチーーーーンッときたと純に愚痴をこぼす

実は、アヤは不妊症

アヤ本人だって、そのことにむっちゃ傷ついている

なのに、子どもを産んだ自分は偉大だ!という態度で接してくる周りの友達たちにイライラしている

でも、「自分は不妊症だから、子供の話はしないで・・・」と言うことができないと愚痴るアヤ

純はそれを聞きながら

自分も「レスだから、子供の話はしないで・・・」とは言えないな・・・と思うのです

昔の自分に戻りたい!社会復帰をしようとする純

5年前・・・

武頼と子供のことについて、話し合ったことがある純

武頼は「なるなら、いい父親になりたい・・・だから、もう少し、待ってほしい」と純に言った

そして、そのままレス生活に突入・・・

アヤと別れた帰り・・・ウィンドウに移る自分を見て「わたし・・・このままレスのまま、ババァになるの?」と焦りが生まれる純

心の底から「嫌だ・・・」という気持ちが湧く!!!

武頼に求められていた昔の自分に戻ろう!と決意する純

すぐに、職探しを始める

けれど・・・・ブランクがあり・・・しかも、年齢的にはいつ子供を産んでもおかしくない年ごろ・・・

面接にいきつくこともできない

純が就活に難儀している様子を見て

「俺がたくさん稼いでくるから、仕事は楽しむ程度でいいよ」と言ってくれる武頼

やさしい武頼の一言に

こんなやさしい人にこれ以上のことを求めるのは欲深いことなのでは・・・・と悩む純

そして、面接がうまくいかない純は、派遣会社に登録をします

そして、広告業界で働いていたキャリアから、同じ業種の営業アシスタントを紹介され働くことになる

久しぶりの社会復帰

仕事場のみんなのスピードに圧倒される日々がはじまる

そこで純は制作部にいるマスクをした男の子の真山と知り合います

残業をいやがり、指示がないと報告・連絡をせずに不愛想な顔で黙々とPCに向かう真山を見て「今どきの子?」と驚く純

でも、きちんと謝るべきところは、不愛想な顔しながらも謝れる子のようで・・・

「悪い子じゃないんだ」と真山のことを見ている

「今夜、したい」と誘う純・・・武頼の答えは・・・

一方・・・武頼のほうは、近々、定年退職予定の五郎さんに誘われて飲みに行く

五郎さん・・・武頼のことを、ものすごく信頼しているみたいで

自分が、退職後に顧問になったら、武頼を所長として推薦したいという

所長になるということは・・・年収1000万になることで・・・

武頼は「評価され認められている」と胸が高揚する

その嬉しい気持ちを誰かに伝えたい気持ちになった武頼

純に「飯を食いに行こう」とメールをする

武頼からのお誘いメールにテンションがあがる純

武頼と待ち合わせしてご飯を食べるなんて!一体、いつぶり?とうれしくてたまらない!

焼き鳥屋で向かい合わせになって座って、武頼の顔にむちゃくちゃときめく純

武頼に、すごく触れたい!って気持ちが膨れ上がる

武頼は、今日、所長に推薦すると言われた話を純にしようとするけど

騒がしい場所でゆっくり話すことができず、結局話し出すことができない

そして・・・

家に帰った純と武頼

純は思い切って

「今日、したい」と武頼を誘うのです

「そろそろ・・・子供とかね・・・」という純

けれど、武頼は、純の手をはらいのけて!!

「悪いけど、今度にして」

純は、「でも・・・わたしたち、ずいぶん長いことしてないし・・・」と引き下がらない

「疲れているから」という武頼の姿に、ムカッとする純

「いつまで待っていればいいの?女の体にはタイムリミットがあるんだよ?ちゃんと考えてる?」と訴える

武頼は「なにも考えてないわけじゃない」と答え部屋へ入っていく

口論さえしてもらえない・・・女としても求めてもらえない・・・と、純は悲しくなるのです

そして・・・・

翌日・・・

武頼は、高校時代の同窓会へ

その同窓会で、武頼は高校時代の彼女であった安立と再会をし・・・

いや・・・妻から「したい」って言わせておいて

「悪いけど、今度にして」っていうだんなさんってどうなんでしょうね?

おまえの「今度はいつやねん!!!」って言いたくなりますが・・・

ただ・・・

このだんなの武頼が憎み切れないのは

普段が、むっちゃいい人なんですよ

わたしも「おれの稼ぎで十分だから・・・」なんて言われたい!!!

それに、うれしいことがあったら、まず、妻に言いたいって・・・かわいい一面もあるのです

なのに・・・夜の生活はできない?

え?EDなのかな?

なぜ?武頼ができないのかが、むっちゃ気になります

「それでも愛を誓いますか」第2話

「自分が変わらなきゃダメなんだ!」と思う純

昨日の言い合いがなかったかのように食事を囲む純と武頼

純は朗らかに会話をするよう心掛けている

純の作ってくれた食事を「ありがとう」と食べる武頼

武頼は、やさしさにはやさしさで返してくれる男性だと思う純

だからこそ、自分が変わらなきゃダメなんだ・・・と純は思うのです

武頼も、実は、いろいろ考えてはいる?

純から「女の体にはタイムリミットがあるんだよ!ちゃんと考えている!」と言われた武頼

会社で同僚たちと弁当を囲んでいる

武頼の食べている弁当は出来合いのお弁当で

部下から「主任の奥さんって弁当を作ってくれないんですか?」と聞かれる

「妻は料理が得意ではない」と答える武頼

でも・・・純は、料理が得意じゃないのに、毎朝、朝食を作り武頼に出してくれている

昨日言われた「ちゃんと考えている!」といった純の言葉がよぎる武頼

レスの原因は自分?ひたすら自分を責める純

IMG画像出典「それでも愛を誓いますか」

一方・・・純の方は、無愛想な真山に仕事を依頼中

残業をしたくない真山はブスッとした顔で純を見る

そして、純が結婚していると聞き

「浮気の心配とかないんですか?」と意地悪を言う真山

純は「する暇がないと思います」と答える

真山は「暇ってあるものじゃなく作るもんだと思いますけど」と返事をする

真山の返事に心がズキッとする純

結婚する前・・・武頼は夜の生活は強い方だった・・・

だから、他で発散しているのではないかと言う不安が常にある純

そして・・・やはり、武頼に拒否されているのは、すべて自分に原因があるのではないかと考え始める

そんな暗い気持ちをかかえひとり夜道を歩いていると

友達から「妊娠しました」の報告メールが届く

打ちのめされる純

自分たちは話し合いもできないのに・・・

忙しい武頼を煩わせたくなくて我慢ばかりしている自分

自分はないものねだりの権化だ・・・・とさらに自分を激しく責める

自分を責めた気持ちのままリビングでうとうとしている純をやさしくなでてくれる武頼の手

純は武頼に抱きついて「ごめんね」と謝ります

その夜・・・

武頼は純を抱きしめて寝てくれる

純は、わたしたちには夜の生活がなくなったけど絆はちゃんとある・・・・と武頼の腕の中で思うのです

だけど・・・

その夜・・・

武頼のスマホには

「今日はLINEに付き合ってくれてありがとう
昔話をしたいし、近々、ゆっくり合わない?」

同窓会で再会した安立さんからのメールが入っている

武頼がやさしいのが悪いんですよね・・・これ・・・きっと!

武頼が悪い奴なら、純もここまで自分を責めなかったと思う

いやー・・・どう見ても、悪いのは武頼だと思うんだけどなー

当事者である純は、そうは思えないみたい

性格?

純は悪くないよ!って言ってあげたくなる!

「それでも愛を誓いますか」第3話

別々に過ごす週末

週末・・・

武頼は友達と競馬に行くといって出る

武頼の友達とは・・・

足立さんとその子供。そして、男友達がひとり

武頼とふたりじゃないことにがっかりする安立さん

だけど、武頼とふたりで高校時代の話で盛り上がることができる

武頼は、高校時代の話をする安立さんの表情に

彼女のことが好きだった高校時代の彼女の姿を思い出します

一方・・・純は介護ホームに暮らしていている母のもとに会いにいく

純の母親は高齢出産で純を産みました

だから、純はハタチそこそこから親の介護でかなり苦労したのです

ひさしぶりに会う母に対して居心地の悪さを感じて早々に帰る純

「子育てに未来はあるけど、親の介護は未来を食いつぶす」ものだと考える

介護施設からの帰り・・・

バスを降りると、そこで真山にばったり会う純

真山もバツが悪そうな感じで!

でも、そこに向かいのバス停から子供の声が聞こえて

真山も純もそっちの方を見る

そこには、武頼と安立さんの姿があって

武頼は安立さんの子供を背中に乗せている

足立さんの姿に高校時代の彼女を重ねてみてしまう武頼は安立さんを見て頬を染めていて

その顔を見た純は「なに・・・あの顔」と声に出てしまう

真山は、純のだんなさんが浮気していると勘違いして「旦那さんのところに行かなくていいんですか!」と聞く

純は「放っておいて!」と叫んで

今、乗ってきたバスにまた乗る

真山はどうしていいかわからず・・・

とにかく純と同じバスに乗り・・・「なにやってんだ?オレ?」となっている

悩む純

武頼に「友達と競馬じゃなかったの?」とメールをしたいけどメールもできず

母親が介護ホームにいる自分には傷ついた時に帰る実家もない

そして、契約社員の自分には自立するお金もない

すべてにおいて八方ふさがりの気持ちに追い詰められるのです

この安立さんがね・・・なかなか、したたかであざとい系の女なのですよー

同性として、かなりムカムカしますね!

いやー

こういう系の女が好きだったって・・・

武頼・・・かなり女を見る目ないわ!

一方・・・純は・・・自分に自信がなさすぎ!!!

メールができないのも、大好きな武頼に嫌われたくなくて踏み込んでいけないのだとおもいますが

そこは、妻としてガツンとメールしなきゃ!

「それでも愛を誓いますか」第4話

何も知らない真山と話していて気が楽になる純

八方ふさがりで気持ちが沈む純

横にいるのは真山

バスの中ではテレビが流れていて

90年代のポップ音楽が流れている

それを聞いて純は、「ド世代だ!」とちょっとテンションがあがる

当時流行っていたものの話を真山にする

真山は「昔はよかったってやつですか?」と冷たい返事をするけど

純は「昔が楽しかったから、今も楽しくいきたいの・・・人生って基本楽しいものでしょ」と話す

真山は「はぁぁぁ?」って感じで、「税金高いし!年金もらえないし!給料あがっても管理職とかだるいし!」と文句たらたら・・・

そんな真山の愚痴を面白く思う純

同世代の子供がいる友達と喋るよりも、ずっと楽しい!と思うのです

きっと・・・一人だったら、もっと落ち込んでいた・・・と

別れ際、真山に「ありがとう」という純

ここで真山の顔が、なんともいえない表情になる

海ホタル
海ホタル
他人と関係をうまく構築することができない真山にとって
純からの「ありがとう」って言葉はすごくうれしかったみたい!!

「女」のことは考えまい・・・と仕事に没頭する純だけど・・・

武頼と一緒にいた女性のことが気になって仕方ない純

だけど、武頼に聞くことができない

だから、純は、仕事を忙しくすることで、「武頼が女といた。」という事実を忘れようとする

そして・・・

バスで喋った一件から、真山とタメ口で喋れるほど距離が近づいた純

真山も、純と喋るときはマスクを外すようになり

真山がやっているオンラインゲームを紹介してもらいネット上でフレンドになるのです

ゲームに没頭することで、家でも、余計なことを考えないようにする純

けれど・・・

以前は、スマホをタップしかしなかった武頼が

最近は、朝から文字を打っている

それを見ていると、どうしても、この間見た女の顔が頭にちらついてしまう

そして・・・我慢できず・・・

ついに純は、SNSを使って相手の女を探しをはじめる

武頼のSNSから、あっという間に安立のアカウントにたどり着く純

足立のSNSを見て、心が一層にざわつき気持ちが沈むのです

そして

「彼女に負けたくない!」と美容部員の友達の店に行き

メイクをしてもらうことで心に喝を入れることに!

メイクをしてもらった鏡の中の自分はきれいに輝いていて

今の自分を武頼に見てほしい・・・と思うのです

その時・・・・武頼は足立さんからメールで「ふたりで会いたい」とメールをもらっていて

「いいよ」と返信していて・・・

そして・・・

純の方には真山から「今から少しでも会えませんか?」とメールがくる

真山くんは、会社で純の様子がおかしかったことを心配しているみたいで

純は、少しだけなら・・・と真山と会うことにする

「浮気しているかも・・・」という疑惑がある中で

相手がはっきりとした形でリアルになるって

心にガツンとくるものがありますよね

実体のないもやもやした悩みが、いきなり形を持って襲ってくる感じ!

そして、真山が純に急接近中~

真山は、元気のない純を心配している

すごくいい子だ!

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ネタバレ感想「それでも愛を誓いますか」5~8話 萩原ケイク真山は告白を決意!?「それでも愛を誓いますか?」のネタバレ感想!...