羽純ハナ

羽純ハナ「レムナント―獣人オメガバース― 6巻」ネタバレ感想

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こんにちは!

こちらの記事では「レムナント」6巻の連載を追いかけています

「レムナント」6巻がコミックにまとまりました

レムナント―獣人オメガバース― (25)(ネタバレ有)

look!
レムナント―獣人オメガバース― (25)

「ペンデュラム―獣人オメガバース―」スピンオフ・ジュダ×ダート編、ついに電子連載開始!!【全33ページ】

Renta!

ウィルの過去

親代わりだった叔母が病死し孤児院へと送られそうになった幼かったウィルは、地元の領主に頼み込み屋敷で働かせて貰うことにした

領主は、ウィルの頭の良さに気づき学校まで通わせてくれた

そして、主人の期待に答えて主席を取ったウィル

主人は、ウィルのことを褒めて、国王が即位されたときに記念に作った金貨をウィルに与えた

主人のやさしさに、「御恩に報えるようがんばろう」と思ったウィル

しかし、主人の息子であるエリオットは、自分の父親がウィルのことをかわいがるのが面白くない

ウィルが領主からもらった金貨を暖炉の中に投げ捨て「お父様に媚びを売っておねだりしたのに残念だったな」と言って、「俺に膝間突いてお願いしたら恵んでやる」といじわるをした

この酷い仕打ちに、ウィルの中でなにかが変わる

「理想の自分に近づくためには、必ずしも清廉である必要はない」と燃え盛る炎の中に手を突っ込み、投げ捨てられた金貨を拾うウィル

海ホタル
海ホタル
ウィルの手の火傷の謎が明らかになりました!
ウィルの中には、「理想とする自分像」があって、その理想に近づくためがんばっていたんですよね・・・

例の下僕がウィルの元へやってきて

昔の夢を見て起きる今のウィル

いやな夢を見たと起きて身支度をする

「ベータは、いつも運命の輪から外れた外野で、何者にもなれず人生が終わる」

ウィルは、その恐怖から逃れることができず悩んでいる

そんなウィルの元に例の下僕がやってくる

ウィルは「秘密を打ち明けてくれる気になった?」と聞く

下僕は、自分の主人が屋敷の地下で獣人たちを監禁し毛皮をコレクションしていると話す

ウィルは「やっぱりな」という

以前から獣人の監禁や売買は問題になっていて、特に、今回の場合は、「身分のある者」ばかりが狙われていると話すウィル

下僕に、監禁されている獣人たちの身分がわかる何かがほしい。というウィル

下僕は、主人を裏切ることになると迷うが、自分が変わるならこのタイミングしかないと、監禁されている獣人の名前を確認すると答える

心の中で無意識にジュダを裏切っている?悩むダート

ダートの様子がおかしいことを気にしているジュダ

聞いてもなにも話さないダートに、イライラしながら嫉妬をするように荒々しくダートを抱く

ジュダに抱かれながら、ウィルのことを考えてしまうダート

心配することはない・・・俺たちは番だ・・・ジュダ以外の誰かとどうにかなるなんてありえない・・・と自分に言い聞かすダート

けれど・・・

ウィルにキスをされかけた時、拒絶反応がでなかったことに気づく

ハッとなるダート

ダートに「どうした?」と聞くジュダ

ダートは、「なにもない・・・」と答えるが、心の中では、自分が無意識にジュダを裏切っているのでは?と焦っている

なにか隠しているのに話さないダートへのイライラが募るジュダは、ダートを激しく抱くのです

ウィルの中には「理想の自分」がいるけど、ベータだから、結局は「何者にもなれない」ってことだと思います

その不安や苛立ちを抱えながらもうまく生きてきたのが、今は、そのバランスが保てなくなってきているって感じかな

何も話さないダートが自分の手から離れるじゃないかと不安で激しく抱くジュダがよかったですね

くっついても、不安でいっぱい!

どんだけ好きやねん!

「運命の番」なのに、心落ち着くことができないジュダとダートもよかったです

レムナント―獣人オメガバース― (26)(ネタバレ有)

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レムナント―獣人オメガバース― (26)

「ペンデュラム―獣人オメガバース―」スピンオフ・ジュダ×ダート編、ついに電子連載開始!!【全33ページ】

Renta!

ウィルとジュダが言い争いになり!

女主人の悪事の証拠となるものを集めるようにウィルに言われた下僕の男

下僕の男は、獣人たちの身元の資料をウィルのところへ持ってくる

その資料を見て、行方不明になっている獣人たちと名前が一致することを確認するウィル

下僕の男に「君も自由になれるよう協力する」というのです

帰っていく下僕男

ウィルは、部屋の奥へ行く

部屋の奥にはジュダがいた

ウィルは、「このまま摘発の準備を進めよう」というが、ジュダは、ダートとウィルがなにか隠し事をしていることが気に食わない

「なにを隠してる?」とウィルに聞くジュダ

イライラしているジュダに向かって、「番の絆っていうのもアテにならないな・・・」というウィル

ジュダの番であるダートは、自分に対して拒絶反応がでなかったことを話す

カッとなったジュダは、ウィルの胸倉をつかみあげる

「どうして、いまさら、俺に対して小細工をする必要があるんだ!」といってウィルを投げ飛ばす

部屋に入ってきたフリオは、投げ飛ばされたウィルにかけよる

ジュダは、今のウィルとは仕事はできない。と言って部屋を出て行く

フリオの告白

ウィルを気遣うフリオ

フリオは、「自分じゃダメですか?」と聞く

今は、ウィルと自分とでは釣り合いがとれないけれど、これからもっと努力して立派な人間になります!と精いっぱいの勇気を出してウィルに告白する

ウィルは、フリオに「君は、ダートくんのような、唯一無二の相手が欲しいだけなんだろ・・・なら、俺は、“ベータ”だし、やめておいたほうがいい」と言う

ウィルの冷たい答えに、フリオは、ベータやアルファとか関係ないです・・・と答える

「何者でもない・・・ただの“僕”に生まれたかった」と言って泣きながら出て行くフリオ

フリオの言葉に、自分は、一体、何者になりたかったんだ・・・と自問自答するウィル

好きだから嫌われたくない

ウィルの家を出て街を歩くジュダ

そんなジュダを見かけたダートが声をかける

たまたま会ったようで「一緒に帰ろう」というダート

一緒に歩きながら、ジュダは「昨夜は悪かった」と謝る

ジュダに謝られて、不安にさせた自分の方が悪いのに・・・と思うダート

ジュダはダートの手をつなぎ、自分たちは全く違う。という

ジュダの大きな手の中にダートの手はすっぽり入っている

ジュダは、違うから一生分かり合えないのかもしれない・・・でも、俺はお前との違いも楽しみたい。という

ジュダの言葉に胸をいっぱいにさせるダート

自分は、ジュダに愛されているからこそ、それを失うのが怖いんだ・・・と思うのです

改めて、ウィルにちゃんと向き合わないとだめだ!と決意するダート

ウィル・・・めんどくさいなー・・・(笑)

ひとりでこじれるのは勝手だが、周りを傷つけるのはやめてくれ!

フリオの性格からいって、むちゃくちゃ勇気をだして告白したと思うんですよ

でも、この冷たい返事・・・

フリオがかわいそうすぎる!

もう!おまえなんか馬に蹴られて死んじまえ!!!

 

めんどくさい男・ウィルと、向き合うことを決意したダート!

なぜ、ウィル相手なら拒絶反応が出ないのかも気になるところです!

レムナント―獣人オメガバース― (27)(ネタバレ有)

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レムナント―獣人オメガバース― (27)

「ペンデュラム―獣人オメガバース―」スピンオフ・ジュダ×ダート編、ついに電子連載開始!!【全33ページ】

Renta!

ウィルに拒絶反応が出ないわけは・・・

街に行ったダートは、毛皮の展示会の主催者だったヴォルドーフを見かけて声をかける

アルファとオメガの番関係について詳しいことを知りたいダート

けれど、ヴォルドーフは、身体を美しく見せる寝間着を開発中で、その寝間着のデザインを決めるため、妻にララ(獣人)に美しい寝間着を着せることに夢中

ダートの話も聞いているような・・・聞いていないような態度

「おっさん!」と声を荒げるダート

ヴォルドーフは、ダートが寝間着のデザインを決めるために協力してくれるなら・・・と答えて・・・

ダートに寝間着を着せて、デザインを決めていくヴォルドーフ

 

そして、ようやく、ダートの話をじっくり聞いてくれる

番関係の拒絶反応について詳しく知りたいというダート

ヴォルドーフは、「拒絶反応は、アルファが自分の番を取られないために、枷をつけているようなものだ」と答える

 

「オメガ自身がどうこうできる代物じゃない」

 

ヴォルドーフの答えに、ダートは、以前、ジェダ以外の男たちに襲われた時のことを思い出す

あの時、拒絶反応が強く出た

だから、俺の場合は、拒絶反応が出るはず・・・

でも、ウィル相手だとなんで拒絶反応が出ないんだ???

自分はジェダのためになにができるのか?

待たされているララが、「ジェダに、“最近、お利巧すぎなんじゃない?”って伝えておいて」という

ララの言葉に、ジェダが自分と生きていくために、お偉方の話を大人しく聞いていることを知るダート

ジェダは、俺のために努力してくれているのに・・・

俺は、あいつのためになにかできているのか?と悩む

下僕の裏切りにピンチとなるウィル!

シーンはウィルへ

獣人たちを拉致監禁し、その毛皮を裏ルートで販売している夫人の悪事にたどり着いたウィル

だけど、ここにきて、スパイに使った下僕が「計画を中止してほしい」と言い出す

ウィルは「なぜ?」と聞くが!

実は、夫人にすべてがバレていた!

 

夫人につかまって、拉致監禁されるウィルと下僕

手を拘束され、大ピンチを迎えたウィル

頭の中にジェダのことを思い浮かべるが、だけど、ジェダのことを傷つけ、愛想をつかされたウィル

「こんな状況になって、都合よくジェダに期待するなんて・・・俺はクソだな」と思うウィル

夫人は、悪い顔をして、ウィルに向かって「処分はゆっくり考えるとして・・・」と言う

そして、怪しげな注射をウィルに打つのです

ウィル!ピンチ!!!

でも!!!

自業自得!!!!!笑!!!

ダートの拒絶反応がウィルに出なかったって部分は、大変、気になりますが・・・でも、拒絶反応がアルファ側からの枷だと思うと・・・

ジェダがウィルを信頼しているから出なかったってことはないのかな?

なんやかんやいいつつ、ジェダはウィルのことを友達だと思っていると思いたい!

ウィルのピンチにかけつけてくれることを祈る!

レムナント―獣人オメガバース― (28)(ネタバレ有)

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レムナント―獣人オメガバース― (28)

「ペンデュラム―獣人オメガバース―」スピンオフ・ジュダ×ダート編、ついに電子連載開始!!【全37ページ】

Renta!

ジュダと向き合うダート

ジュダのいる部屋へ行くダート

「話がある」と言って、ウィルにキスされそうになったけど拒絶反応が出なかったことをいう

 

「お前を裏切っている証拠になるみたいで、お前に疑われるのが怖くて打ち明けられなかった」

 

ジュダは、「そんなことで!お前たちはコソコソと!なぜ!もっと早く言わない!」と怒鳴る

ダートは「俺だって悩んだ!」と言い返し

ジュダは「さっきまでの謝る姿勢はどこに行った?」と言い返す

 

フッと笑って「この言い合いも懐かしいな」というジュダ

昔、まだ関係が険悪だった頃、この部屋で、ウィルといるジュダを見て嫉妬した・・・と話すダート

ジュダは、「おまえは、あの頃はまだ、俺のことを嫌っていただろう」と言うのだが

ダートは「そうだよ・・・・でも、心の中で“俺のものなのに”と思っていたのかも・・・」と言う

顔を赤くして、自分の気持ちを伝えるダートの顔に触れ「思い出したぞ・・・猫のように毛を逆立てて割り込んできたことがあったな」というジュダ

ダートは「お前に言われなくない」と文句を言うが

そのままベッドに放り投げられる

「じゃじゃ馬に戻ったのか?それとも、自分が誰のものかもう一度わからせてほしいのか?」と組み伏せられるダート

負けじとジュダの口元をつかみ「そっちこそ俺のものってわかってんの?」と言い返す

ジュダがダートに覆いかぶさり、衣服が乱れ、いい感じでエロターンに突入しようとしたところで、バロンが部屋に入ってくる!!

「教会の神父様からダート様に伝言がございます!!!」

フリオと仲直り

教会へ向かうダート

神父様は、足を怪我したみたいで車いすに乗っている

神父様に「しばらく子供たちの様子を見てほしい」と頼まれるダート

フリオも呼ばれてきていた

ダートはフリオに、「俺はズルい奴になっていた」と謝る

フリオも「僕もダートに甘えてた」と言って・・・

ダートは「俺は、フリオを裏切ったりしない!」と強く言うが、フリオは、ウィルにフラれたことを報告する

泣くフリオを励まそうと抱きしめるダート

「お前は、俺の自慢の親友だ!」

「ありがとう・・・次はダートみたいな人を見つけるよ」

ふと、フリオ相手に拒絶反応が出ないことに気づくダート

フリオの頬にキスをしても、拒絶反応が出ない

拒絶反応が出ないのはウィルだけじゃなかったんだ!と気づくダートだが、ウィルが「親愛の触れ合いなんだから、拒絶反応が出ないのは当たり前だろ」と言って・・・

「そういうことか!」と思うダート

そこに、やってくるジュダ

ウィルが行方不明だと二人に告げるのです

拒絶反応の謎が解けてよかったです!

言われてみたら、ああ・・・そういうことか~・・・ってなっちゃいますね!

ジュダともフリオとも仲直り出来てよかった!

前回、拉致られたウィルのその後が心配だったのですが、それは次回になるみたい!

レムナント―獣人オメガバース― (29)(ネタバレ有)

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レムナント―獣人オメガバース― (29)

「ペンデュラム―獣人オメガバース―」スピンオフ・ジュダ×ダート編、ついに電子連載開始!!【全37ページ】

Renta!

ウィルの居場所を探るため夫人の元へ行くふたり

ウィルが行方不明!?

ジュダは、ウィルと一緒に、行方不明になる獣人たちの調査をしていたと話す

そして、獣人を監禁し、毛皮をコレクションしている女にたどり着いたと言う

ウィルが毛皮の展示会を手伝ったのも、その調査のためだというジュダ

 

ダートたちはタロンの元へ行く

タロンは、毛皮が大好きな夫人に一級品を見せる約束をしていたと言って、ジュダに正装をさせ、ダートに従者の格好をさせ、夫人に届ける荷物を届けるようにいう

タロンは、ふたりが夫人のところへ行き、ウィルの居場所を探っている間、摘発部隊が乗り込めるよう手配をするという

 

夫人の家に毛皮を届けに行くふたり

夫人はジェダを見て、その美しい毛並みに感激し夢中になる

部屋の中にはウィルが接触した下僕の男がいる

ジュダに夢中な夫人は、二人出ていくように言う

廊下に出たダートは、下僕の腕をつかんで「ウィルはどこだ?」と聞く

怯えた顔になり「僕はなにも知りません」と答える下僕

ダートは、自分の番はジークフリードだぞ!どっちに味方すべきだと思う?と脅す

下僕は「ジークフリード」の名前にビビって、ウィルの元へ連れていく

突き動かされる瞬間に出会ったことがないだけ

ウィルを助けることに成功したダート

助けたウィルに「運命には抗えないって言ってたウィルの言葉・・・お前の言う通りかもしれないなって思ったよ」というダート

この先、もしも、ジュダが死ぬとして、それが運命だとしたら俺には何もできないし、気持ちだけじゃどうにもならない・・・

「でも、ベータとかアルファとか運命だとか・・・そんなことを考えて何になるんだ」

「突き動かされる瞬間がある・・理性が働かない瞬間がある・・・それこそが「運命」じゃないのか?」

「お前は、そこまで思える相手に出会ったことがないだけなんだよ」

 

タロンが手配した摘発部隊によってつかまる夫人

ウィルの無事な姿を見たジュダは「無事でよかった」と声をかける

ウィルは、ダートに「言い訳して何もしてない」と言われたことを「きつかった」と話す

そして、そういうことを簡単に言うダートのことがきらいだというウィル

夫人がジュダにべたべたする姿を見て、イライラしているダート

ウィルを助けた後に、ふたりを引き離しています(笑)

まさに、衝動?!

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かわいいジュダとダートの子供に会いたい方は!

「ダリア」本誌の方では、ジュダとダートのかわいい子供たちの「プチミニョン-獣人おめがばーす-」が連載されています

毎回、数ページのショートマンガなのですが、かわいい子どもたちと仲良し夫婦のジュダとダートに癒やされる内容となっています

「ダリア」をチェックする