こんにちは!海ホタルです
3巻が発売されて人気急上昇中の「にぶんのいち夫婦」
こちらでは、3巻の続きとなる連載をおいかけています
3巻には電子の分冊版の9話~12話が収録です
目次
にぶんのいち夫婦【分冊版】13
時間軸は、第一話に戻り・・・
さやかと和真の浮気を匂わせる会話の録音に成功した文
翌朝、いつもと変わらない笑顔で、飲みすぎた文のことを気遣う和真
会話の中で、さりげなく「昨日のこと覚えてる?」と聞いて、文に探りをいれてくる
文は「覚えてない」と答えながら、心の中は真っ黒
和真は、飲みすぎた文のためにわざわざシジミのお味噌汁を作って仕事へと出かける
和真の作ってくれたシジミの味噌汁を台所に捨てる文
樋口に音声を確認してもらい
そして、文は、証拠のボイスレコーダーを持って樋口くんとカフェで会う
文に男扱いされたくてコーヒーを頼む樋口くん
文には「背伸びしたい年ごろよね」と樋口の気持ちがちっとも伝わっていない
拗ねた顔になる樋口
文がとったボイスレコーダーを聞いた樋口は、「この会話だと二人はうまくいってないようですね・・・別れ話がこじれているのかも」という
文は「え?」って感じ
旦那さんが別れるのを待ってもいいし、突撃して別れさせてもいい。そして、制裁を加えて離婚することも出来る。という樋口
樋口の言葉に、「やり直したとして、和真を許せるのか?」と悩む文
やり直したとしても、きっと自分は、和真が浮気したことを責め続けるだろう・・・
そしたら、、いつか、和真から軽蔑の目でみられることになって・・・
和真からそんな目で見られるくらいなら・・・・「別れたい」と言葉に出す文
樋口は「じゃ、いますぐ旦那さんに電話しましょう」という
文は「え?」って顔になる
樋口は、文が損しないように離婚させてあげます。と電話をかけようとする
文は、とっさに「待って!」と樋口を止める
文の必死な顔に「冗談です」という樋口
そこに現れる高梨
高梨は樋口に頼まれたとおり、和真のカバンにGPSを仕込んだと報告する
「このGPS、俺の自腹なの?」と情けない顔で聞く高梨
樋口は聞く耳持たずって感じで、高梨が、なぜ、和真とさやかの不倫に気づいたのかを文に話すよう言います
高梨が二人の関係に気づいたのは、いつのこと?
高梨が、ふたりの不倫に気づいたのは、去年の秋ごろのことだと話す
自分と和真とさやかと一緒に飲んでて
その日、珍しくかなり酔った和真を、さやかが腕をくんで連れ帰ったのを見たときに「こいつらできてるわ」と思ったそうで
さらに、クリスマスイブの日、街でさやかとホテルに向かう和真を見て、ふたりの関係を確信したと話す高梨
そして、さやかから、「文がなかなか別れてくれないから誘惑してほしい」と頼まれたという高梨
文も好みのタイプだし!と、だらしないにやけ顔をする高梨に、あきれる樋口
そして、樋口に「この男知りません?」とスマホ画像を見せる
高梨は「知らないな」と答える
文も、画像を見せて!と言う
画像に写ってる男の顔を確認した文の顔が、ハッとなる
「この写真の彼がどうしたの?」と樋口に聞く文
樋口は、畑野さやかについて調べていたら出てきたんです。文さんの知ってる人?と聞く
文は、この男のことを知っているみたいで、「電話をかけてくる」と立ち上がる
そして、和真たちがホテルについたのをGPSでわかった樋口は「そろそろ移動しましょう」と、電話を終えた文と高梨をつれてホテルへと向かう
いよいよ!浮気現場に乗り込む!
まず、話し合いができる部屋を確保し、高梨にそこで待機してもらい
文と樋口は、ふたりがいるホテルのバーに向かう
文の気持ちは、傷つく覚悟ができている
でも、実際、バーで向かいあって話している一真とさやかの姿を見て震えだす文
樋口はそんな文の背中を押す
文は、さやかと話している和真に声をかける
文の顔を見た一真は、真っ青な顔で立ち上がって
第13話は・・・
頼りになる樋口くんがかっこよかったです!
それに比べて、和真のなさけないな!
絶対に、樋口の方がいい男だ!!!
文には、まったく男扱いされていない樋口がかわいくもあり
好きなのに、文の気持ちを第一に考えるところが男らしくて!
わき役の方がかっこいいって・・・
どういうこと?!
気になるのは、画像の男を見て文がどこに電話をかけたかですね!
次回わかるかな?
にぶんのいち夫婦【分冊版】14
4人で話し合うため部屋へ移動し!
文の登場に驚く和真
さやかは、ふふって感じで「若い男を連れて乗り込んでくるなんて、なにがしたいわけ」と笑う
余裕の笑みで「ここで修羅場を繰り広げるの?」というさやか
文はなにか言い返したいのに、胸が締め付けられてなにも言い返すことができず、涙があふれだす
泣く文に思わず手を伸ばす和真
だけど、和真の前に樋口くんが立ちふさがる
樋口くんは文をかばうようにし、和真を睨みつける
そして、部屋を用意してあるから移動しましょう。と言うのです
そして、高梨さんが待機している部屋へと移動する4人
高梨の登場に驚く和真
「なんでおまえが?」という和真に、樋口くんが「そこの女にそそのかされて文さんを襲ったんです」と答える
和真は、ぎょって顔で「高梨・・・おまえ・・・」と言う
高梨さんは「やべえ~」って顔!
さやかは、イライラしだして「早く話をすすめましょう!」と荒々しい態度で椅子に座る
樋口くんは「なんでこの女とホテルで会ってるか話してくれます?」と和真に言う
だけど、和真は、文の顔を見て、なにも言い出せない
それを見たさやかが「わたしたち、不倫関係なの」と答える
文は「わたしの夫だって知ってて・・・なんで?」と聞く
さやかは「横取りしたのはあんたでしょ!」と言い返す
さやかが言うのは、もともと、和真のことを好きだったのは私で、それを、文が横取りしたというのです
和真が付き合うとなった時、さやかに報告したら、「私も狙っていたのに」と返事をされたことを思い出す文
さやかは本気だったんだ・・・と気づく
そんな文に、「あんたって高校時代からそうよね!人見知りで鈍感なふりをして男をひっかける!ホントにムカつく女だよ!」と文句を言うさやか
友達だったさやかからの憎悪に満ちた言葉に文はショックでふらつく
ふらつく文に手を差し伸べる和真と樋口くん
樋口くんが先に文を抱きかかえ、それを見てショックな顔の和真
さやかは「出た!弱いふりして男に媚びる・・・本当にズルい女よね」と言う
和真は、文に惚れたのは俺の方だし、君からの告白は、その前に断ってる。と言う
樋口くんは、和真に、もう一度「どうしてホテルでこの女と会ってるんですか?」と聞く
和真は、慰謝料を払いに来た・・・と答える
慰謝料?なんの?と聞く樋口くん
さやかが「子供よ」と勝ち誇った顔で答える
さやかの言葉にショックの文!
でも、和真は、さやかとシた覚えがないみたい・・・
去年の11月、高梨とさやかと3人で飲んで、たいした量を飲んだ覚えがないのに意識が朦朧としてきて、気づくと、ホテルの部屋の中で、裸のさやかさんが横にいたんだ・・・と話す和真
自分には記憶がないけど、文に申し訳なくて、合わせる顔がなくてひたすら残業をした・・・と言う
文は、ショックを受けながらも、クリスマスイブはなにしていたの?と聞く
さやかは、勝ち誇った顔で「クリスマスイブは二人でホテルに行ったわ」と答えて・・・
正直なところ・・・
わたしも文の鈍感さはちょっとイライラしてるので
さやかの気持ちがわかるというか・・・
若い男の子を連れてだんなの浮気現場に乗り込むというのもどうなんでしょうね?
いや・・・樋口くんが文のことを好きだから
樋口くんが勝手についてきてるっていうのはわかるんだけどさ!
にぶんのいち夫婦【分冊版】15
EDなんだ・・・和真の告白
和真は、浮気の証拠写真を撮られてて、さやかからのクリスマスイブデートを断れなかった。と話す
だけど、その日、俺は彼女に指一本触れてない。という和真
高梨は、「ホテルまで行ったのに!?」と呆れてる
和真は「EDだったんだ」と答える
当時、和真は心因性のストレスが原因で勃たなくなっていたみたい
文は、和真が妊活に協力的じゃなかったことを思い出す
「子供がほしくなくて、協力してくれないんだと思ってた」と話す文
和真は、文ちゃんとの子供は欲しかったよ!だから精力剤を買って必死だった!と言う
文は、寝室で見つけた精力剤を思い出す
その会話をイライラしながら聞いてるさやか
「人前でEDって・・・恥ずかしくないの?」というさやかに
和真は「もう文ちゃんに誤解をさせたくない・・・隠さずに話す」と答える
さやかは、「へー・・・わたしに子供ができたって言ったら逃げたくせに」と言う
和真は「DMA鑑定しないと認知はできないって言っただけだよ」と答える
カッとなってペットボトルの水を和真にかけるさやか
それを見てた樋口くんが、さやかに「中山さん(和真)にクスリでも盛った?」と聞く
「なんで私がそんなこと!」と怒るさやか
樋口くんは、和真には記憶が泣く、DNA鑑定を要求したらキレる・・・あきらかにおかしい・・・と言う
高梨さんも「妊娠してるのにお酒はないだろ」と言う
そしたら、さやかは「子供は堕ろしたわ」と答える
さやかの嘘に気づく文
それを聞いて、なにかひっかかることがあった文は「中絶したの?」と聞く
さやかは、ポロポロなきながら「ひどいよ・・・わたしだけ、つらい思いをしてる・・・」と泣く
文は、「いつ中絶したの?」と質問を続ける
さやかは、泣くのをやめて「あんたが出てくる筋合いはないわ」と答える
でも、文は、「わたしは中山和真の妻よ!答えて!」と強く言う
「先月に堕ろしたわ」と答えるさやか
「火葬はどこでしたの?」と聞く文
さやかは「火葬?そんなの必要ないでしょ!」と答える
それを聞いた文は「妊娠したなんて、嘘なんだね」と言う
さやかは「なにを根拠にそんなこと言うの!?」と聞く
文は、「妊娠って最終月経の初日から週数を数えるのよ・・・妊娠12週過ぎたら火葬と死亡届が必要なの・・・どうして知らないの?」と聞く
中絶の同意書には妊娠週数も書いているはず!さやかは、本当は妊娠なんてしてない!という文
文に問い詰められたさやかは悔しそうに顔を歪ませる
さやかの協力者は香住の彼氏!
そこにホテルの部屋のドアを大きくたたく音がする
高梨が開けると、文の友達の菜摘と香住が入ってくる
菜摘は、さやかに「友達を傷つけるなんて絶対に許せない!」と殴り掛かる
香住の後ろからは、香住のニート彼氏の健がボコボコの顔をして出てくる
ボコボコの顔は、菜摘にがっつりおしおきされた後みたい
健は土下座をし「僕、さやかさんに頼まれて、睡眠薬を飲ませた中山さん(和真)をホテルまで運びました・・・服を脱がせて写真を撮る手伝いもしました」と謝る
健の証言によって、和真は、さやかに指一本触れていないことが証明された
樋口くんは、和真に「こいつら恐喝、詐欺、脅迫で訴えられますけど、どうします?」と言う
和真も、途中から騙されていることに気づいていたみたい
でも、それでも、さやかの脅迫に従っていたのは、さやかの持つ文への執着を知っていたから
矛先が文に向かわないよう、和真なりに文を守ろうと思っていたみたい
でも、和真が一番恐れていたのは、文ちゃんに信じてもらえず嫌われること
嘘をごまかすために嘘を重ねて、文を不安にさせ、それに気づいているのに、見ないで逃げた・・・
「全部、俺のことなかれ主義が招いた結果だ」という和真
自分には、さやかや健をさばく権利なんてない・・・と言うのです
樋口くんは「吐き気がするほど激アマっすね」と和真を見下ろす
最後!樋口くんと和真がにらみ合っています
いや~・・・
樋口くん!かっこいい!!!
さやかの嘘を見抜いた文もかっこよかったです
そろそろ、最終回が近いようです
和真はこのままさやかと健を許すのか?
次回に期待です
にぶんのいち夫婦【分冊版】16
さやかのしてきた過ち
数真に甘いことを言わずに警察に突き出した方がいい。という樋口くん
だけと、さやかは、樋口くんに、和真からは慰謝料を受け取ってないから脅したことにならないと堂々と言う
さらに、和真さんとはキスもしたし、証拠写真だってあるから、逆に暴行罪で訴えられるのよ・・・と笑う
さやかから、和真とキスをしたと聞いて驚く文
和真は「したくてしたんじゃない!」と文に言い訳する
さやかは、楽しそうな顔で「ごめんね文。旦那さまの唇を奪って・・・でも、和真さんはその気がなかったみたいだし、許してやりなよ」という
文の頭の中で、高校時代、「ゲーム」と言って、当時の彼氏にキスをしたさやかの顔が浮かぶ
なにも言い返せない文の代わりに、さやかの頬をぶち「いい加減にしなよ」と言ったのが香住
香住は、自分の彼氏の健が一時期浮気していた相手はさやかだったと話し始める
でも、香住は、さやかを許し、浮気した健が自分のところに戻ってくるのを許したという
それを知った菜摘は、「なんで許したの?!」と怒る
香住は「許すのが優しさだと思ってた・・・」と答える
でも・・・さやかに償ってほしい・・・と、さやかが過去に脅迫してきた男たちの写真を出す
さやかは、和真だけでなく、今までいろんな男に薬を持って証拠写真を撮って脅迫を繰り返してきて、健がその片棒を担いていた
健の手元には、盗んだ財布や時計なども保管してあると話す香住
さらに、高梨が、この部屋の会話を録音してる。とボイスレコーダーを出し・・・
追い詰められたさやかはくやしそうに真くなる
樋口くんは、和真に「まだ、訴えないって言いますか?あなたは、自分が責任を取りなくないって逃げてるだけですよ
」という
和真は「おれは・・・逃げてるのか・・・」とぼそりと言って
さやかたちを訴える決意を固める
和真の言葉にさやかは激怒する
「そもそも、和真さんが私を選んでくれたらこんなことにならなかった!」と和真を責めるさやか
自分は幸せになりたかっただけ!
簡単に落ちた男たちが悪い!と自分は悪くない!と怒鳴るさやか
そして、「どうして、わたしは誰かの一番になれないの・・・・」と泣き出す
菜摘は「誰かの一番になりたいなら、自分より大切にできる人を探しなよ」と言う
幸せは、与えられるものでも奪うものでもない・・・一緒にいる相手とくだらないケンカをしたり、笑ったりする瞬間にかんじるものだよ・・・という菜摘の言葉がみんなの心に響く
和真は浮気していなかった・・・だけど、文の心は晴れない
さやかと健を警察に連れていき、文は、一足早く、ひとりで家に戻ることになる
文の心はざわついている
結局、和真は浮気をしていなかった・・・・
さやかたちは罪を償うことになった・・・
すべて解決した・・・
でも・・・・
警察から帰ってきた和真が帰宅する
顔色の悪い文の顔を見て心配する和真
文は、自分を気遣ってくれる和真のことを、本当に優しい人だ・・・と思う
マメで、かっこよくて、本当に素敵な旦那様で・・・・・
頭ではそうわかっているのに、心がついていかない文
好きだから、苦しい・・・と、目に涙があふれだし、「別居しよう」と和真にいうのです
さやか!
汚い手を使ってでも手に入れたいほど、和真のことが好きだったんだ・・・と思ってたら、他にもそうやってだましていた男がいるって・・・
おーーーーい・・・
もう・・・これ、同情の余地なしですよ・・・
文たちも、なんで、こんな子とずっと友達でいたの?と思うんですけど
文たちなりに、さやかに気持ちの上で助けられた経験があって、突き放すことができずにきたんでしょうね
でも、その結果が、これですよ・・・・
香住が「許すのが優しさだと思ってた」と言ってるけど、そうじゃないんですよね!!
すべての謎がはっきりして、わたしは、すごいすっきりしたけど!
和真と文はどうなるんでしょうか?
個人的には、樋口くんが好きなので、文には樋口くんを選んでほしいけど・・・・
でも、樋口くんが文を見る表情を見ると
樋口くんなら、文が和真のことを許すようもっていきそう・・・
一時の感情で大事なものを手放したら後悔しちゃいますよね!
にぶんのいち夫婦【分冊版】17
【分冊版】17話から、5巻収録となります
おススメ「番外編」
樋口視点を楽しめる番外編がコミックシーモア限定で配信されています
樋口くんが文(あや)と出会ったときから、樋口くんのなかで文(あや)が特別になっていく流れが楽しめます
思わず樋口を応援したくなります(笑)