「漫画家とヤクザ 4巻」コダ【感想ネタバレ】

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こんにちは！海ホタルです

こちらの記事は、TL作品「漫画家とヤクザ」の紹介記事になります

第16話から第20話が収録です

「漫画家とヤクザ」の今までのあらすじ

Rentaさんでクチコミ数が4000超えの超人気TL作品作品

作者のコダ先生はBL作品も描いています

友人の借金を肩代わりすることになった流され気質のヒロインの累

女のことを穴としか思っていない愛情を知らないヤクザの吾妻と、借金返済を待つ代わりにエロを要求されるが、あれよあれよと流されて、何度も体を重ねる仲になってしまう

家族に理解されず漫画家になった累と、家族の愛を知らない吾妻は、いつしか心惹かれ合っていく

しかし累は、自分は、吾妻のたくさんいる女のひとりにすぎず、愛情を求めたら、捨てられると思い、気持ちを押し殺します

そして吾妻の方は、愛情を知らずに育ったせいで自分の心に宿るもやもやした気持ちが「恋」だとは気づかない

しかし、3巻収録の第14話で酔った累から「わたしのこと好きか？嫌いか？」と聞かれて、「好き」と言葉にしたことで、自分のなかにあるもやもやが「好き」という感情だとようやくわかります

しかし、翌朝、累は、吾妻に「好き」って言われたことをすっかり忘れていて・・・

吾妻は「(俺が)好きっていったことも覚えてないのか？」って聞くんですけど、累は、それを吾妻なりのリップサービスだと解釈して、軽く「ありがとう」って感じで流す

その累の軽い反応にショックを受ける吾妻

吾妻は塁を自分のものにしたいって、強く思うんです・・・・

大人気ロングセラーTL作品「漫画家とヤクザ」紹介ですこんにちは！海ホタルです・・・ 去年の夏くらいから広告がバンバンでていて、気になっていた「漫画家とヤクザ」 読んでみました ...

「漫画家とヤクザ」第16話(ネタバレ有)

若頭からの「結婚しろ」の言葉に累を思い出す吾妻

体調を崩している若頭・野田の見舞いに行く吾妻

野田も組長も、野田の後は吾妻に若頭になってほしいと思っている

しかし、吾妻は組長の長男だけど、愛人の子供

本妻の子供の が黙っているわけがない

しかも吾妻本人が、若頭になることに興味を持っていない

会話の最後に野田に「決まった女がいるなら、他のやつに取られる前に結婚しちまうのも有りだぞ」と言われ累を思い出す吾妻

蝶子さんと大野さんが「結婚」！再び「結婚」のキーワードに悩む吾妻

その頃、吾妻の女の蝶子が累の担当編集者の大野の家に泊まったことを知る累

大野さん！ヤクザの女に手を出して大丈夫？海に沈められちゃう？とぞーっとする累

家にやってきた吾妻の元気がないことを、すでに大野さんと蝶子さんのことを知っている？とドキドキする累

しかし、吾妻の元気のなさは仕事絡みのことと判明！

そこで、「もしも・・・吾妻さんと付き合いのある女性が他の男の人と付き合ったりしたらどうする？」と確認するのです

その話を累のことと誤解した吾妻はすごい剣幕で怒る

その姿に「やっぱり、蝶子さんを手放したくないんだ！」と誤解する累

吾妻は、累が他の男と？想像するだけで胸が痛い・・・

自分だけのものにしたいのに・・・どうすればそうなるのか、全くわからない・・・

おおらかでふくよかで癒し系無害キャラの大野と一緒になることを決めた蝶子さんは、吾妻さんに、結婚すると報告をする

先日、累が「別の男性と・・・」と話していたのは蝶子のことだとわかる吾妻

そして、累に「結婚ってどう思う？」と聞くのです

結婚したいか？どうか？と聞かれ「わからない」と答える累

「俺も結婚なんてよくわからん」と思う吾妻

けど・・・累のことを自分だけのものにしたいという気持ちの先になるのは「結婚」して「家族」になること

でも、愛情を与えられず育った吾妻は「家族」というものがわからないのです・・・・

「漫画家とヤクザ」第17話(ネタバレ有)

龍吾が累に接触するが・・・

若頭の野田の跡には愛人の子供・吾妻と、本妻の子供・龍吾・・・どちらがふさわしいか組はざわついています

見た目がヤクザらしい「吾妻」を押す声が多く、その声は嫌でも龍吾の耳に入ってくる

吾妻の存在そのものが許せない龍吾は、吾妻が最近よく一緒にいる累に接触してきます

そして、吾妻が寄り付かない本宅に連れて帰り、「あいつに近づくのはやめておけ」と言います

累の反応に、累が吾妻に惚れていると確信を持つ龍吾

そして、「今は、組がごたついているし、カタギを巻き込んでの無駄なトラブルは起こしたくない」と累に言います

累は「吾妻が大変な状況ならば、一緒にいてあげたい」と思います

龍吾は、吾妻がなぜそんなに人から好かれるのかわからん。長男というだけで・・・と愚痴を累に言います

すると累は、龍吾のその言葉にすごく同調！

累も、長男に親の愛情を奪われ、長男がいるから、はみ出し物の自分は立場がなかったと愚痴ります

龍吾と累の間に「わかりあえたー！」という空気が流れる

しかし、そのうえで龍吾は「吾妻に関わるのはやめておけ」と言います

龍吾の言葉が頭ではわかるけど累から離れられない。と思う吾妻

そこに入ってくるのが吾妻

累のためなら嫌っている本宅にも来る吾妻に、吾妻がどんなに累を大事に思っているかを知った龍吾は、ヤクザのお前がカタギの女を側に置く危険を話し、「その女を思うなら、離れろ」と言うのです

累を、家に連れて帰り、龍吾の言葉を最もだと思う吾妻。けど、今は、わかっていても離れられない。って思うのです

「漫画家とヤクザ」第18話（ネタバレ有）

吾妻から語られる幼少期の話

龍吾から吾妻の生まれのことを聞いた累

「別に引いたりしない」という累を見て、吾妻は「知らないところで自分の話を聞かされるなら自分から話そう」と思います

累のお腹が鳴ったので、ご飯を食べよう。という話になり、累は家にあった食パンを食べようとする

吾妻は食パンを見ると「俺はいい」と食べることを嫌がる

累が「食パン嫌いって珍しいよね」というと、吾妻は「ガキの頃、そればかり食べていた」と、自分が子供の頃の話を始めます

吾妻の母は、ひどい女で、カネ目的でヤクザの子供を身ごもったのですが、愛人だったせいでまともに面倒をみてもらえなかったようです

自分の人生が狂ったとばかりに、吾妻には食事は食パンしか与えず、自分の留守中は電気を使うことも禁止、近所の目があるからと外にでることも禁止にしていました

吾妻のことを気にかけてくれたお隣さんが玄関の外から、時々、声をかけてくれるのですが、吾妻は母親のいいつけを守り、玄関のドアを開けることはなかった

吾妻には「さびしい」って感情や「おかあさん」って生き物がよくわかならないんです

吾妻の話に号泣の累が作った食べ物は…

吾妻の幼少期の話に涙をダバーッって流す累

涙を流しながら「食パンは捨てる」という累

「それはもったいなくね！」とつっこむ吾妻

累は吾妻に「ぎゅっとしていいですか？」と訪ねて、吾妻を抱きしめるのです

吾妻は、累に抱きしめられながら「俺・・・お前に母親みたいなもの求めてるかも・・・」と言います

でも・・・それだと・・・親子プレイみたいな・・・とあわあわする吾妻に、「相手に親や理想のタイプの面影を重ねるってよくあると思う」と言う累

そして、食パンでフレンチトーストを作るのです

見たことのない食べ物に興味津々の吾妻

ひとくち食べると、甘さが口で広がって・・・・

おどろきとうれしさで「うまい」と一言・・・

うれしくて、自然に「すき」って言葉が吾妻から出てしまいます

幸せそうな吾妻を見て、累は胸がきゅううううううんってなっちゃうんです

「漫画家とヤクザ」第19話

再び、龍吾から「吾妻と離れるよう」言われる累

累の家に龍吾が訪ねてくる

「先日の詫びだ」と菓子折り片手に謝る龍吾

そして、なにやら累に話を聞いてほしそう・・・

累は家に龍吾をあげます

どうも、龍吾は自分と同じ、「兄」という存在に悩まされる累に親近感を持った様子

龍吾は、兄（吾妻）がいるせいで、どんなに努力しても報われなかった話をしだします

累も、その気持はわかり「周りの期待に応えたいけど、うまくいかないっていうのは、もどかしいですよね」という

龍吾自身は吾妻ともめたいとは思っていないみたい

だけど、周りはどうかはわからないという

だから、「お前は、吾妻に関わらないほうがいい」と言います

累は、吾妻派と龍吾派で合戦している様子を想像します

吾妻がヤクザになったいきさつを聞く累

吾妻が累の家にやってくる

昼間に龍吾がやってきたことを聞かされ、ちょっとハラハラしちゃいます

なんの話をしたのか？と聞かれる累

累は、派閥にわかれているような話を聞いたことを話す

吾妻は、「次の若頭候補に、俺と龍吾があがっている」ことを累に話します

だけど、自分は、そんなことには全く興味がない。という

でも、周りが盛り上がってて・・・と話す

周りが盛り上がるのは「長男」だから？と聞く累

ここから、吾妻の過去の回想に入る

母親が死に、父親に引き取られることになった吾妻

吾妻・父は、細面でインテリヤクザっぽい感じ！！

初対面の吾妻が自分に似ていることを喜んでいます

でも、今まで学校にいったことがない吾妻は、学校生活になじめず、学校にいかず街をふらつく毎日を送るようになる

そんな吾妻のマイペースな部分も、自分の若い頃にそっくりだ！と喜ぶ父

そんな父を見て不安になる龍吾

そして、龍吾は他人に頼み吾妻を痛い目に合わそうとする

吾妻は、龍吾に頼まれた連中との喧嘩が増えていく

喧嘩ばかりしている吾妻は、自分で金を稼げるという理由でヤクザになっちゃいます

吾妻からのやくざになった経緯を聞いた累は、それを教えてくれるほどに、自分は吾妻に気を許されている。とうれしくなる

気持ちが昂ぶり、そのままエロ展開になるふたり

吾妻に抱かれながら、「家族の情」を知らない吾妻に、それを教えてあげたくなる気持ちが膨らむのです

「漫画家とヤクザ」第20話

息まく龍吾の舎弟たち。とめる龍吾だが・・・

龍吾が若頭になるべきだと強くいう舎弟

その勢いに龍吾も「熱くなるな」と言ってる

「もういっそ吾妻を・・・」と物騒な言葉が飛び出て、龍吾は強く「やめろ」という

「組内部で血なまぐさいもめごとを起こしても組にとってマイナスにしかならない」という龍吾

累の兄の登場。「家族に迷惑をかけるなよ」って言葉に・・・

シーンは累の家へ～

累の元を訪れた吾妻が玄関にある男のもの靴を見て、あわてて部屋に入る

部屋の中には累にそっくりの男がいる

男のことを「兄」だと紹介する累

丁寧にあいさつしてくれる兄

兄は「おまえも現実の男に興味があったんだなー。安心した」という

吾妻は、累から兄が苦手だと聞いていたが、目の前にいる累は兄と仲良さそう

兄は、最近、累からの連絡がなく心配して訪ねてきたそうで、でも、吾妻がいるからかーって言って帰ることに

玄関まで兄を見送る累

兄は、累に「吾妻さんって大丈夫なのか？ガラ悪そうだけど」と聞く

累は、吾妻がヤクザだなんて答えられず、「悪い人じゃない」と答える

兄は「妙な人間と付き合うと、家族にも迷惑がかかるんだからな。相手は選べよ」と言う

兄の言葉にドキッとする累

でも、家族を選ぶか？吾妻さんを選ぶか？と聞かれたら・・

迷わず吾妻さんを選ぶかな？と思う累

悶々としながら部屋に戻った累の様子に「ぎゅってするか？」と聞いてくる吾妻

吾妻にギュッとされて「すきー」って思っちゃう累

吾妻から「兄貴が苦手って言ってた割に仲がいいんだな」と言われる累

累は「苦手でも身内だと なんだかんだ 許したり甘えたりとかあるんだよ」と答える

吾妻は「家族ってそういうものか？」と聞いてくる

累は「家族って長く一緒に過ごして いろいろお互いのこと見てるから 芯のとこでなんとなく繋がったり理解したりするんだよね」と答える

そして・・・

ふたりで夕飯の材料を買いに行こうと一緒に部屋を出る

すると・・・

後ろからフードをかぶった包丁を持った男が出現

勢いよく、吾妻と累のほうへ大声をだして駆け寄ってくるところで次回に続くとなっています

「漫画家とヤクザ」第21話

襲われた吾妻。龍吾に「若頭候補辞退」と伝える

いきなり包丁を持った男に襲われた吾妻だが

やり返して無事っぽい

暴漢の方は吾妻にやられて倒れて気絶しちゃう

わき腹をほんのちょっと包丁でかすった吾妻

累は、病院に行ってほしい！という

不安な表情をしている累を見て、かかりつけの病院へと行くことにする吾妻

誠司くんに襲われたことを伝え、病院へと向かいます

先生も「こんな軽傷でくるなんて珍しい」と言っている

けれど、横で、それを聞いて安心する累

だけど、吾妻さんが狙われたことに、ぞっとしてる

病院から吾妻を自分の家へと連れ帰る累

「知らないところでさっきみたいな目にあったら嫌だから・・・」

吾妻は累を不安にさせたことを反省する

誠司君からの電話で、さっきの暴漢は龍吾の手下のものの仕業と知る

後日・・・

龍吾が、自分の知らないところで、自分の手下のものが吾妻を襲ったことを謝りに来る

そして、「責任をとって若頭候補を辞退する」と言い出す龍吾

だが、吾妻は「おまえがやらせたわけじゃないってわかっている」といい

「自分が若頭候補を辞退する」という

「そんなこと聞いてない」と怒る龍吾

でも、吾妻は、すでに若頭には伝えている。といい、龍吾や組長には話し辛かった。という

吾妻は、自分がそうやって「逃げた」ことで累を傷つけた・・・と思っている

 

そのころ、累は・・・・

昨日のことを考えて、「これからもああいうことあるのかな・・・」と思っている

そして・・・

「吾妻さんが死んだりしたらどうしよう・・・」とゾッとする

自分がこれから吾妻さんといることに耐えられるかどうか考える累

「漫画家とヤクザ」コミック版も配信中

こちらの作品は、5話毎にまとまって現在4巻までコミック化がされています