こんにちは!海ホタルです
こちらは「レムナント―獣人オメガバース―」ジュダ✕ダート編の2巻の続きを追いかけている記事です
あの2巻の続きが気になる方はどうぞ!
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧にはご注意をお願いします
こちらの記事は配信されると最新話を追記していきます
目次
【未読の方のために】今までのあらすじ
★
- 獣人BL
- オメガバースBL
- 「ペンデュラム」のスピンオフ
「ペンデュラム―獣人オメガバース―」という作品があり、そちらのスピンオフ作品となります
個人的には、「ペンデュラム」より、ジュダ✕ダート編の「レムナント」のほうが好きです
ジュダ✕ダート編の見どころは・・・やはり、意に沿わない相手と番関係を結んでしまったという最悪の出会いから、いつの間にか、心の底では惹かれ合っているというラブ展開
けれど、お互い素直な性格じゃないので、未だ、「相手は自分のことを嫌い」だと誤解している
お互い、側にいたい。側においておきたい。と思うほど恋い焦がれているのに、そんな気持ちが相手には全く伝わっていないという歯がゆさがとにかく読んでいてドキドキするんです
あと、孤児だったダートが、お金持ちのアルファである獣人ジュダと「運命の番」だったという部分もオメガバースらしい夢のある設定もいい
「運命の番同士」だと周りから言われても、未だ、それを認めないふたり
2巻では、安価な抑制剤を飲んできたダートがその副作用で発情期が止まり、妊娠が出来ない状態となってしまった
でも、ジュダの側にいたいダートは、そのことを告げず、誘発剤を使うことで発情期がこなくなったことを誤魔化しています
さらに、2巻ラストの第10話ではお金持ちのパーティに連れてこられたダートが、娼館からの営業で来た孤児院時代の友達・フリオを見つけたとことでEND!
気になる続きがこちらとなります
レムナント―獣人オメガバース― (11)(ネタバレ有)
友人との再会
お金持ちのパーティ先で、お金持ちのアルファを楽しませるための道具として娼館から呼ばれた娼婦(オメガ)たち
その中に孤児院時代の友人・フリオの姿を見つけるダート
ダートは、客とフリオをつけていき、部屋に入る直前に客の頭に花瓶を振り落とし気絶させます
その場からフリオの手をひっぱり、人気のない別室へと逃げこむふたり
突然現れた昔の友人の姿に、「会いたかった」と涙を流すフリオ
ダートも「お前を助けられなくてごめん!」とフリオを抱きしめます
フリオを逃がすダート
ダートの身なりから、彼が昔とは違うことに気づくフリオ
ダートは、恥ずかしそうに、あの後、「番」ができたことを話します
誰かに、ジュダのことを話すのは初めてで、こそばゆい気恥ずかしさを感じるダート
ダートは、フリオに「ここから逃げるよう」言います
けれど、フリオは、自分は娼館を転々とさせられていて、もはや、自分のケイヤクがどうなっているのかもわからない状況で、逃げたら大変なことになる。と怯えます
フリオの話から、以前、フィルが「売られたオメガは簡単に逃げられないよう 何十にもケイヤクを重ねられて娼館を転々とさせられる」と言っていたことを思いだすダート
ダートはウィルならフリオを助けてくれると、ウィルのもとへと行かせることにします
フリオを屋敷から逃がすダート
そして、自分は時間稼ぎのために、フリオのつけていた首輪をつけ、さっき気絶させたアルファの元へと戻るのです
間一髪!危ないところに登場したのがジュダ
逃げたオメガを探して大声を出しているさっきの客の元へと行くダート
彼に「自分が相手をしてもいい」と声をかけます
客がその気になってダートの肌を触るのですが、触られた先から、ダートの中で気持ち悪さが広がります
冷や汗が出てくるダート
しかし、客は容赦なくダートにハアハアしだします
そこに現れるのがジュダ
「俺の番になにをする」と威嚇をします
客は「そいつが誘ってきたんだ!」と捨てセリフを吐き逃げ出します
静かな口調のジュダに動揺するダート
ダートは、ジュダが「俺の番」だと言ってくれたことを嬉しく思います。
同時に、フリオのこと。この状況をどう説明しようかと思いますが、とっさにこの状況の説明する言葉が出てこない
先にジュダから「さっき(モブアルファの捨てセリフ)のは本当なのか?」と聞かれてしまいます
その静かな質問の仕方に、「もっと怒ってもいいはずなのに・・・」と動揺してしまうダート
緊張で心が跳ね上がり、言葉がうまく出てこない
それがダートの返事だと思っだジュダは「よくわかった」と言います
そして「お前との契約はもう終わりだ」と言うのです
いやー・・・またもや勘違いループに突入していますね!!でも、まあ、フリオ本人もいることだし、そこまで大事なケンカにはならないのではないかと思っています
あと「契約は終わり」って、アルファが首筋をかんだオメガを捨てるのはダメでしょって思います
最後のコマでは、「ガーンッ」って効果音をつけたくなるダートの顔に胸が痛い・・・
次回、この誤解が解けるといいのにね!!
レムナント―獣人オメガバース― (12)(ネタバレ有)
ジュダとの関係を「変える時がきている」と思うダート
ジュダから「お前との契約はもう終わりだ」とついに見捨てられてしまったダート
妹を失い、居場所を失い、たどり着いた「運命の番」のジュダでさえも自分の可愛げのなさから失うことになった
独りじゃだめなのは俺の方なのに・・・俺の未来はずっと前からジュダにしか繋がってないのに・・・と孤独を感じるダート
妊娠できないことを告げずに嘘をつき続け側にいたダートは、「でも、これでジュダを解放できる」と立ち上がります
屋敷を歩いていると執事のバロンから声をかけられる
ジュダがどうしているかと聞くと、ジュダはすでにでかけていないと答えるバロン
バロンは、ダートにお茶を出し、「体の調子はどうか?」と話し始めます
いきなり、体調のことをきかれ、焦るジュダ
バロンは、ダートが病院通いをしていることを知っていたんですね
見守っているつもりだったが、やはり、一度、ジュダ様と話し合ったほうがいいと言います
バロンからも見捨てられたと思ったダートは「お前までオレに引導を渡す気か?」と聞く
バロンは、なんのことか?という顔をし、話を続けます
先日、ルアードがトネリア卿から「一刻も早く跡継ぎを残すように」と言われたこと。
いつ矛先がジュダに向くかわからないこと。
だから、一度、ふたりで今後について話し合ったほうがいいというのです
ダートは、周りのものを心配させる危うさが自分とジュダにはあり、そして、カイとルアードの関係のように、自分たちも変わりだす時がきていると思うのです
ジュダにとって本当にほしいものは?ウィルの質問に思い浮かぶのは・・・
その頃ジュダは、ウィルの家にきている
ウィルの家には、昨夜、ダートがパーティから逃したフリオがいる
そして、フリオから昨夜、なにがあったのかを聞くジュダ
誤解してダートに別れの言葉を言ったことに、一瞬、胸動かされるような描写がここで入ります
しかし、「これ以上、ダートを自分のもとに縛っても、ダートは幸せにはなれない。」とウィルに話します
ウィルは「じゃあ、ベラ(←ダートの妹)のことはどうするんだ?」と聞く
実は、ジュダがベラの身を安全な場所へと移していたんですね
しかし、それをダートには言っていない
なぜなら、妹がダートとの再会を望んでいないから
もし、ダートの言えば、なにがなんでも妹に会おうとする
そして、妹さえ見つかれば、自分のことなど用済みになる
そこで、自分の言葉に「はっ」とするジュダ
ジュダの頭には、ダートが見せたいろいろな姿が浮かびます
ウィルは、昔亡くなったジュダの恋人のオメガの話をします
亡くなった恋人に対しての感情と、今、ダートに対して抱いている感情
そして、今、お前の欲しいものはなんなのか?とジュダに問うのです
ジュダの頭に浮かぶのは、ただひとり・・・
ダートの姿なんですね
カイの発情が始まる!!
屋敷に戻るジュダ
そのジュダにぶつかってきたのはダート
ダートは、なにかにすごく焦っている
「どうした?」と尋ねるジュダ
ダートは「カイが発情した!」と答えます
そして「カイを運んで欲しい!」とジュダに頼むのです
ここで次回に続いています
「ペンデュラム―獣人オメガバース―」とリンクする部分が出てきましたね
なるほどー。時系列的にはこういう感じだなーって脳内で計算しちゃいました
ダートが男漁りをしていたという誤解が解けてほんとよかったです
それでもなお、強情なジュダでしたが、ウィルの助言が大きく響いています
ここ!!
とてもドラマチックな仕上がりになっていて、読んでいて、キュンってきました
大事なものはちゃんとわかっているんだから、それを手放さないでほしいですね
ダートは、寂しいからこそ強情を張って、いつも物事を悪い方向へと動かすところがあって・・・
ジュダは、自分の弱さを出すのが下手で素直になるのがとても下手で・・・・
うまく噛み合わないふたりがついに噛み合う時がきたのかな?と次回の展開が楽しみです
レムナント―獣人オメガバース― (13)
ジュダからの「愛している」にキュンときた
発情が始まり、恋い焦がれていたルアードと番になれたカイ
カイの強い「ルアードじゃなきゃ嫌だ」という思いを見たダートは、自分にも、カイのような強い意思があれば、欲情に流されるままジュダと番になることもなかったと思います
屋敷を一人歩いているとジュダがやってくる
ルアードとカイが番になったと聞くジュダ
「当主であるルアードに番が出来たとなると一族のみんなが黙っていない」といい、「これから騒がしくなるが、俺以外のやつから言われたことに耳を貸すな」とダートに言います
何もかも終わりにして出ていくつもりだったダートに、「お前は俺の“番”だ」と言うジュダ
昨夜「契約は終わりだって、お前が言ったんだぞ」というダート
ジュダは、ダートが逃したフリオに会ったこと。ウィルから事情を聞いたことを伝え、誤解して突き放したことを謝るのです
いつも高圧的なジュダの突然の殊勝な態度に、調子が狂ったダートは、「お前がそんなことを言うはずがない」と信じられないとばかりに大声をだす
ジュダは「契約は終わりだ。もうお前をカネで買うことはない。お前を愛している」と告白します
けれど、ダートはジュダに「妊娠できない体」であることを伝えていない
ジュダに求められる言葉と態度にドキドキするダートですが、頭はこの状況に追いつかない
ドクドク高鳴る心臓
嘘をついているという罪悪感も押し寄せて、うれしさと焦りでいっぱいになるのです
ついに、ジュダからの「愛している」の言葉が出ました!
うっうっ・・・・感動です!
ジュダがダートを甘噛するシーンにキュンってきちゃいました
執着さを見せるセリフやゴーインさもよかったです
ベッドに押し倒して、ここからがいいところだぞ!ってところで、バロンがジュダを呼びにきちゃうのが、大変残念でしたが・・・
カイとルアードが番になったことで大変なことが起こりそうな予感もします
次回の展開も楽しみです
レムナント―獣人オメガバース― (14)
ダート!連れさらわれる!!
ジュダに別宅に連れて行かれそうになるダート
今、ふたりきりになったら大事なことを伝えないままそのまま流されてしまう・・・と思ったダートは、ひとまず「バロンに一声かけてくる」とジュダから離れます
とにかくバロンに相談しよう。と屋敷を歩くダート
屋敷の中では、ルアードとカイが番になったという話しをする噂好きの連中がいて・・・
「トネリア様が黙っていない」
「番になったくせに子孫を残さないオメガは処分される」
と喋っている
それを聞いて、恐ろしくなって駆け出すダート
噂好きの連中の言うことだし、信用できない・・・と心を鎮めようとしますが・・・
そんなダートの背後から腕がガッと現れ、ダートになにやら怪しい薬を嗅がせるのです
ダートの意識は途切れます
トネリアの手下に山中に投げ出され・・・大ピンチ?それでも…
目を覚ますと馬車に揺られているダート
拘束され、側には男がいる
男がトネリアの手下だとわかるダート
男は「トネリア様はこれまで、ジュダ様の反抗に何度も手を焼いてこられました。遡れば、ジュダ様の両親にも煮え湯を飲まされてきた。これ以上、反抗の種を増やしたくないというお考えです」という
ダートの中で、「家のため」といい、そこにいるジュダのことを考えない連中への憤りが生まれます
男は、ダートに身体の自由を奪う薬を使い、山中に捨てる。という
馬車から降ろされ投げ捨てられるダート
ダートは、自分の身体が思った以上に動かないことに気づきます
男は「すぐに獣の餌食になるでしょう。野良犬らしく野垂れ死んでもらいます。時がたてば、ジュダ様には、今回と同じように新しい相手も見つかる」と言う
馬車に乗ろうとする男に、
「自分とジュダの番関係は、どちらかが死んだからといって解消されるものじゃない
この繋がりはお前たちには理解できない!」と叫ぶダート
ジュダは自分が守るという気持ちがダートに強く芽生えるのです
男は「せいぜい最後までいきがっていればいい・・・」と去っていきます
山中に動かない身体でひとり取り残されたダート
動かない身体をひきずりながらもなんとか移動しようする
ジュダは今、怒っているのかな
俺が逃げたと思っているかも・・・
あいつ・・・怖がりだから俺のこと探さないかもしれないな・・・
それなら、俺がおまえのところに帰ってやるよ
そう思うのです
うわーーーん!!!!涙涙涙!!!
第14話は胸が痛い!!!!
トネリアの手下に、ジュダの両親のことまで否定され、ダートの中に強く自分がジュダを守らなきゃって気持ちが生まれるんですよ!!
自分がピンチなのに!!
それでも、ジュダのことを考えているダートの姿に胸が痛い!!!
いきなり消えたダートの身になにかが起こったとジュダも気づいています
どう動くのかな?
次回の展開も見逃せませんね!
レムナント―獣人オメガバース― (15)
トネリアのところに行くジュダ
不明となったダート
ジュダはトネリアのところへと向かいます
「どうせ勝手に出て行ったんだろう」と答えるトネリア
ダートをかばうジュダ
トネリアは「相手はあの意地汚いオメガだぞ」と答える
トネリア「おまえの父親もそうだった・・・ただのオメガに夢中になりまるで言いなりのようだった」
ジュダ「父は母の言いなりなどではなかった!伯父上こそ何がそんなに気に入らない!?」
トネリアの脳裏にジュダの父とオメガの母親が寄り添っている姿が浮かぶ・・・
トネリアは、オメガはアルファを支配するものだという
「本来の立場をわきまえず、傲慢で強欲でおろかな生き物だ」とコーフンしだすトネリア
コーフンしすぎ!この人、オメガ(ジュダ母)に対して、複雑な感情を抱いてるんだなって思う
ジュダ「確かに・・・“オメガに支配される”というのはある意味間違いではありません。
愛する者にはすべてをささげ、守り抜く
俺の中にこの姿だけでなく獣の血が残っているのだとしたら・・・
何もおかしいことではない」
ダートの秘密を知るジュダ
トネリアからなんの手掛かりも聞き出せず屋敷に戻ることとなるジュダ
帰ってきたジュダにバロンは、実はダートが妊娠できない体でそのことで相当悩んでいたことを打ち明けます
「自分の意志で出ていかれたのでは・・・」というバロン
ジュダがダートの部屋の引き出しを開けると、そこには誘発剤があって・・・
ダートが発情期を装っていたことを知り、それに気づけなかった自分のふがいなさにショックを受ける
また自分のせいで守りたいものが不幸になる・・・追いかけるべきではないのでは・・・・
迷うジュダ
ショックを受けるジュダの脳裏に、母親の言葉が浮かぶ
「おまえの胸に芽生えた気持ちを大切にして・・・頑張れる時がくるよ」
これ以上情けない姿は見せられないと強く思いなおすジュダ
意識を失ったダート。そこに現れたのは・・・
そのころのダートは、なんとか人のいる場所へと戻ろうとひたすら歩いている
そこに通りかかったのが、悪い男たちで、手荒く暴行を受けかけるんだけど、番がいるダートは強い拒絶反応を起こし吐いちゃうのです
おとこたちは「番持ちかよ!」と結局なにもせず、立ち去っていく
ダートは、自分の中にあるジュダの存在に涙を流す
そして、そのまま倒れるダート
意識を失ったダートは深い深い暗闇に落ちていく・・・
そして・・・
倒れたダートの前にジュダが現れ、抱きしめたところで次回に続くです
いや!!
今回!!
むちゃくちゃよかったです!!!!
クライマックス直前の盛り上がりに涙が・・・・
ダートが妊娠できないことを悩んでいたと知った時のジュダの顔!!
ここで、グワァァァーーーー!!!!ってきましたね!!
もうすぐ最終回かな?
ラストまで走り抜けてほしいと思います
かわいいジュダとダートの子供に会いたい方は!
ダリア本誌の方では、ジュダとダートのかわいい子供たちの「プチミニョン-獣人おめがばーす-」が連載されています
毎回、数ページのショートマンガなのですが、かわいい子どもたちと仲良し夫婦のジュダとダートに癒やされる内容となっています