こんにちは!
絵津鼓先生の「JOY」の続編の連載がスタートしました
売れっ子漫画家なのに、自分に自信が持てず孤独さを抱えながらもいつも明るい豪と、豪のよき理解者のアシスタント兼漫画家の阿久根くんの恋のその後となっています
★
- エロ要素は薄め
- ほのぼの人気BL
- 漫画家カップル
こちらの記事は配信されると最新話を追記していきます
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧にはご注意をお願いします
目次
「JOY Second (JOY 2巻) 」第一話
阿久根くんに、もっとなにかをしてあげたい豪。でも、それは不安から?
くっついたばかりで蜜月の豪と阿久根くん
一緒にいたら、そういうあまーい空気になっちゃって、ほぼ毎日、エロいことしちゃう~!!
阿久根くんと添い寝しているだけで、きゅぅぅぅーんってなって、酸素がまともに吸えないほど緊張して、ぶはーってなって、ハアハアドキドキする豪がかわいすぎる
でも、エロ展開になっても、絶対に自分のブツを舐めさせてくれない阿久根くん
豪は阿久根くんが喜ぶことをたくさんしてあげたいのに・・・
豪が「なにかしてほしいことない?」って聞いても、「とくにないけど」とつれない返事が返ってくるんです
阿久根くんの家からひとり帰る豪
ひとりで歩いていると、途端に、不安になりだす
阿久根くんと一緒にいることで満たされることをしってしまった豪
阿久根くんと付き合う前の「孤独」に戻ることがコワイ
いつまでも阿久根くんと一緒にいたい
もっと、阿久根くんと一緒にいたい。って思ってしまう
こんなに不安になるのは、情緒不安定なせい?と、サプリに頼ろうとドラッグストアに走る豪
響の片思いの相手は・・・豪の・・・
ドラッグストアで響にばったり出会って、そのまま、お茶することになる!
豪は、阿久根くんとセフレだった響に、思い切って、阿久根くんにフェラをしたことがあるかどうかを聞きます
響と話していて、阿久根くんは「フェラ自体は嫌いじゃない」とわかる豪
だとしたら・・・「俺だからって何か理由があるんだ」と考えます
もやもやしだす豪の暗いオーラに気づいた響は「たいした意味なんてないよ!」と言います
そして、響の片思い中の本命の彼の話になる
響の本命の彼の写真を見る豪
そこには豪の高校生時代の同級生の草野くんの姿があってびっくりする
豪と自分の片思いの相手が同級生と知って驚く響
さらに、豪が「俺のペンネーム“津田ポンコ”って名付けてくれた人」と言います
響の顔に怒りマークがくっきりうかび「は?」というコマで次回に続くとなっています
1巻であんなに仲が悪かった響と豪が一緒にお茶していますよー
響がミックスジュースで、豪が昆布茶です!笑!!
第一話は、豪が、満たされたがゆえに、その幸せを絶対に離したくないって気持ちが描かれていて、とても共感できました
一度、手に入った幸せにしがみついちゃう気持ち・・・
わかりますよね!
でも、情緒不安定だ!サプリを飲もうって・・・
豪・・・きみ、少女漫画家なんだよね?
そんなに「恋する気持ち」に疎くて、大丈夫?って思っちゃいましたよ・・・
豪のはじめての恋の不安な気持ちを中心に進んでいくのかな?って思っていたら、最後に、響の片思いの彼氏が豪の知り合いという爆弾が投下!!
面白くなりそうな予感がしますよ!
次回に期待です!
「JOY Second (JOY 2巻) 」第2話
ゲイカミングアウトができない響
自分の片思いの相手が豪のペンネームの名付け親と知り目がバチバチの響
「ペンネームつくるほどトクベツな友達だったんだ!!」と嫉妬でメラメラ
豪は、「草野はクラスの人気者って感じで 僕みたいなのにも優しくしてくれただけだよ」という
でも卒業以来会ってないという豪
草野は駅前で歯医者をやっていると響がいいます
響は草野に自分がゲイであることを隠しているらしく
「身近な人だからこそ なんて思われるのか怖い」と豪にいう
豪は、そんな響のためにひと肌ぬぐ決心をするのです
4人で飲み会。阿久根くんが不機嫌なままで・・・
後日、阿久根くんと豪と響と草野くんの4人で飲みに行く
阿久根くんの草野への態度は冷たい
そんな阿久根の空気を読まずに、久しぶりに会う豪と盛り上がる草野
豪も、草野から「漫画を読んでいる」と言われて、感激してる
でも、その盛り上がりに水をさすように阿久根くんは草野に機嫌悪そうに「“津田ポンコ”の由来ってなに?豪くんのことポンコツだと思ってんの?」と聞く
ここからは、豪と草野の高校時代の回想になります
クラスの人気者の草野は、自己主張の少なくお人よしの豪のことを歯がゆく見ていたようで
ペンネームをつけてほしいと頼まれたときも、「おまえは自信持ったらいいのに!こんなに面白いのに!すげーのに!!」って力いっぱい豪が漫画家になることを応援したみたい
でも豪は、そんな草野に「でも、先生たちを上手に説得できないのは僕がポンコツだからね」と言う
草野は力いっぱい「自分のことをそんな風に言うことこそがポンコツだ!!!」って叫ぶ
ハッとする草野
「そうだ!ペンネーム“津田ポンコ”。英語で自己紹介したら“マイネーム イズ ポンコツダ”」
それを聞いた豪はうれしそうに「かわいい!」
豪の反応に「え?まじか!?」となる草野
それを聞いた阿久根くんは一層機嫌が悪くなる
そして・・・ここからが、豪の作戦のようで、草野くんに阿久根くんとつきあっていることをカミングアウトします
草野くんの反応は「ええええ!!!まじか!!!!」とどう反応していいかわからず激しく動揺しつつ、でも明るく受け止めている感じ
草野くんは「今まで周りにそういう人いなかったから」と反応に困ったことを素直に言ってくれる
横でそれを聞いている響は複雑な表情を見せる
豪と阿久根くん。豪の中にあったわだかまりが解消
そして・・・
阿久根くんと豪がふたりで帰っているシーンへと移ります
阿久根くんが怒っている理由を聞く豪
阿久根くんは「なんでもないって・・・」と豪の質問をはぐらかす
阿久根くんは、そんなことより帰り際に響に言われた一言が気になっているという
阿久根「響から言われたけど・・・俺は考えてることがわかりにくいから言葉にしろっていわれたんだけど、何かきがかりなことでもあんの?」
豪は力いっぱい「だから!今!きいたことだってば!!!」と答える
阿久根くんは豪からの質問にいっつも「なんでもない」と話を終わらせる
結局、フェラをしちゃダメな理由も教えてくれないままだし!と目からお水がたくさんでちゃう豪
阿久根くんは「まじでくだらない理由だから・・・」と前置きし
言いにくそうに
阿久根くんに対し不機嫌な態度をとったのは、豪の中学・高校時代の制服姿を知ってるってことに嫉妬したこと
フェラをさせないのは、子供や小動物にさせてる気分になって罪悪感を感じてしまうから・・・・と答えます
阿久根くんの答えに「しょ・・・しょーーーもない!!!」と言う豪
豪「あんなに悩んだのに」
阿久根「言いたくない俺の気持ちも汲んでくれ」
でも、豪は、阿久根くんの本当のきもちを知れてうれしそう!!
「言ってくれてありがとう!」と満面の笑みでいうのです
豪のカミングアウトに複雑な草野くん。響はそれを見て・・・
そして・・・・そのころ・・・・
響と草野くん
草野くんは豪がいつから男が好きだったのか?響に聞いている
自分が鈍感だから、卒業後、連絡が取れなくなったんじゃないかと大きなためいき
それを横でみてる響
「なんであつし(草野くん)が落ち込んでるんですけど?」ととっても変顔で悩んでる
いやー・・・
第2話もむちゃくちゃ面白かったです
豪の百面相が面白かったよね
阿久根くんも、そんなしょーもないことで嫉妬しちゃって・・・・・
ほんと、小さい男だなぁー・・・ニヤニヤ・・・
これは、豪の作戦的には、身近にゲイがいるんだぞ!ってことを草野くんに知ってもらうってことだったんでしょうか?
響の恋が今後どうなるのかも気になります
草野くんのため息の意味は?
次回の展開に期待です
「JOY Second (JOY 2巻) 」第3話
ちふみの回想
アルバムを見ながら、ちふみが豪との思い出に浸っています
「幼稚園がつまらない」と休んだちふみのお見舞いにきた豪
「ちふみちゃんがいないと幼稚園つまらないよ」という
そしておやつに出たプリン(ゼリー?)にのっていたさくらんぼをくれる
「これ食べて、げんきになって!」
幼いちふみは胸がいっぱいって感じ・・・
引っ越し作業中に、豪をかばって怪我した阿久根くん
阿久根くんの弟が引っ越しするということで・・・
響くん、響くんの友達の片山くんの4人で引っ越し作業のお手伝いに行くことになった豪
阿久根くんの家族に会えるとテンションがあがっちゃう!
阿久根くんの弟の俊平はすごいしっかりしている感じの男の子でとっても礼儀正しい
彼女と一緒に住むために引っ越すという弟
「一緒に住むんだ」とうらやましい豪
引っ越しの作業中、荷物を持ったまま足を引っかけて転んだ豪を助けたのが阿久根くん
阿久根くんを下敷きにしてしまって「わーーー!!」ってなっちゃう豪
でも阿久根くんは落ち着いてて「大丈夫だ」と平気な顔をしてる
しかし・・・
家に帰って漫画の制作を行っていると阿久根くんの手が上手く動かないことがわかる
またまた「わー!!」ってなっちゃう豪
阿久根君は落ち着いてて、「悪いけど、今月の原稿の手伝いは別の誰かに頼んでほしい」という
自分のせいだ!と泣いちゃう豪
そんな豪に阿久根くんは「豪くんが怪我したら血の気引く・・・俺でよかった」と言ってくれる
阿久根君の言葉に感動した豪は阿久根くんにキスをして・・・
そのまま発情しだしちゃう
そして!!
念願のフェラに初挑戦するのです
豪が「阿久根くん大好き!」って思っているところで終わっています
第3話は豪くんの初フェラが見せ場かな?
このちふみの回想シーンは一体なんなんでしょうか?
あとで話が繋がってくる部分がでてくるのかな?
ほのぼのと楽しめる回でした!
「JOY Second (JOY 2巻) 」第4話
草野くんに現在、恋人がいるかどうか確認する豪
阿久根くんが怪我をしているので、別のアシスタントを雇った豪
ようやく、脱稿でき、阿久根君に久しぶりに会える!と会いに行こうとすると
草野君から電話がくる
草野君が待つカフェに行く豪
草野君は、この間の、豪の恋人が男と知った時の態度を「ごめんな」と謝る
草野くんは、学生時代も知らない間に傷つけていたんじゃないかとすごく凹んでいる
豪は「考えすぎ!」と明るい
そして、草野くんに今、恋人がいるかどうかを聞く
草野には、くっついたり離れたりしている彼女がいるようで
一緒にいると喧嘩ばかりするのに、離れたら、「やっぱりこいつじゃないと」とヨリを戻しているらしくて・・・
今は、別れている時期のようで、彼女は家を出て行ったみたい・・・
豪は「一緒に暮らしているからこその悩みだ!」とうらやましく聞いている
そして、草野は、豪は女の子とつきあっていた頃もあったのに、今の彼氏と一緒にいるのは「よほど気が合うんだね」と言う
その言葉に違和感を感じた豪
豪は、草野に「俺たちのことに特別な理由を見つけなくてもいいよ。俺、阿久根君のこと好きなだけだよ」と答えるのです
草野は、その言葉になにか気づきがあったみたい・・・
そして、豪は、草野と別れて、大好きな阿久根君の元へと行くのです
阿久根君と豪の会話が心温まる
久しぶりに会う阿久根君にうれしさ満面の豪
「阿久根くーーーーん」と犬みたいに抱き着く
阿久根君も「俺も」と言ってくれて、阿久根君の久しぶりのデレに感激する豪
阿久根くんの怪我のことでいまだに自分を責めている豪
阿久根君は「自分はそんな社交的でもないし、しょうもないことで妬くし、そのうえ口下手だし・・・俺といるのはつまんないかもって思っている」という
そして「俺ばっか楽しいかも・・・」と言い
「だから、体くらい張らせてくれ」というのです
豪は阿久根君のやさしさに深々と頭を下げ、「ありがとうございます」と言う
そして、そんな風に考える阿久根君を「カワイイ!!!!」って思っちゃう
阿久根君のことが好きで好きで・・・この感情をどう処理していいのかわからず挙動不審になっちゃう!(笑)
そして、エロターンに突入です
事後・・・まったりした空気の中、豪が「一緒に暮らしたい」と言うと、阿久根くんが「そうしよう」と返事をしてくれるのです
響が失恋!一緒に泣く豪!
そして・・・
シーンは豪の家
ちふみが遊びに来ている
阿久根君と一緒にすむと報告する豪
ちふみは複雑な表情をし「そんなに(阿久根君が)好き?」と聞く
ちふみの反応を「元気がない」と思う豪
後日、阿久根君にそれを話す
阿久根君は、ちふみは豪のことを好きだと思っているみたい・・・
そして・・・
そこで鳴る豪のスマホ
電話は響からで・・・
響の様子に、豪は「わかった!すぐ行く!」と響がいる公園まで走るのです
公園のベンチでひとり座る響
豪に「あつし(草野君)。結婚するんだって」と言う
草野君、別れていた彼女を結婚することにしたみたい
告白することなく響の恋は散ってしまって・・・・
響は、くっついたり別れたりを繰り返している彼女より、自分の方が何倍も草野くんのことが好きだと気持ちを爆発させる
「俺の方が絶対好きだった!」と泣く響の姿に豪も涙が流れてきて
響のことをぎゅっと抱きしめる
豪は、阿久根君を好きになって、本気で誰かを好きになることを知ったからこそ、響の気持ちがすごくわかる。と響に伝えます
抱き合いながら泣くふたり
そこに豪を追いかけてきた阿久根くんがやってきて、泣いているふたりに驚く
豪と響、一緒に阿久根君に「パパ」と抱き着き・・・
響はちょっと笑顔を見せて「俺、豪君のこと好きかも」と言ってくれる
その言葉に「だめだぞ」という阿久根君
前から豪のことが大嫌いといっていた響ですが、ようやく、豪のよさに気づいた感じですね
失恋して一緒に泣いてくれる友達って・・・素敵ですよね!
阿久根くんも豪も、すごくやさしい人柄で、ふたりの会話を聞いているだけで癒されます!
今回、気になったのは、ちふみかな?
ちふみ・・・だんなさんがいるんですけどね・・・
豪への執着は「友達」の枠を超えてる感じですよね?
前から「めんどくさい女だなー」って思っていましたが・・・
今後、存在感増すのかな?
「JOY Second (JOY 2巻) 」第5話
失恋した響。豪と仲良し状態に!阿久根くんはやきもきしっぱなし!
豪と響と阿久根くんでお風呂屋さんに来ている
同棲することになったという報告にニヤニヤする響
でも・・・響の失恋の傷はまだ生傷状態のようで、豪たちと喋っているとふと涙が出てしまう響
豪は響を励まそうと距離が近くなり
これに阿久根君はやきもきしている
わざとらしく「勇亮(阿久根君)が怖いよー」と泣きマネする響
豪が「阿久根君、優しくしてよー」と響の肩を持って・・・
とっても和気あいあいとした時間を過ごし、帰り道、響と別れる阿久根くんと豪
阿久根君は豪に「響のことは心配しなくても大丈夫だよ」と言ってくれます
草野君が結婚を決めたきっかけに自分を責める豪
自宅にいる豪
スマホに草野から電話が入り、結婚の報告をもらいます
豪は、すでに知っていたけれど「おめでとう」と答える
そんな豪に、草野くんは「結婚を決めれたのは岡崎(豪)のおかげなんだよね」という
前回、豪と会った時、同性とつきあっている豪が、きっぱりと「阿久根くんの事好きなだけだよ」と毅然と言った一言に背中を押され彼女との結婚を決めたと話す草野くん
それを聞いた豪の心はざわめき始めます
すぐに阿久根くんの家へと行く豪
いきなり来た豪に驚く阿久根くん
「何かあったのか?」と聞いてくれる
豪は、間接的に響を傷つけたと自分を責めている
でも、それを阿久根くんに言って「そうじゃないよ」と言ってもらいたいのか?というと、そうでもなく
心があやふやなまま、阿久根くんに「ひとりで眠れなくて・・・」と答える
そして・・・
ネーム中だった阿久根くんと当たり障りのない会話をします
そして、阿久根君がお布団にゴロリと寝転がり
「空元気の理由は聞かない方がいいのか?」と聞いてくれる
だまる豪
阿久根君は「無理に聞こうとは思ってないよ」と言ってくれる
豪は阿久根くんに抱き着き
「僕が一人で受け止めることだと思うから・・・
阿久根くんには言えないけれど・・・
僕が幸せになるほど誰かに悪いことが起こるって考えちゃうんだ・・・」という
自分が思いもよらない形で響を傷つけたことに、傷ついている豪
自分が幸せになると、どこかで誰かを傷つける・・・だとしたら、自分の幸せってなんなの?と考えてしまうのです
豪は、こういうことを引き寄せちゃう子なんでしょうねー・・・
それで傷つく豪はとってもいい子だと思うのですが
自分が幸せになるとどこかで誰かが傷つく
だとしたら、自分の幸せって何?って考えちゃうのがなんともつらいというか・・・
かわいそうというか・・・
1巻でも似た感じのループがあった記憶がうっすらあるのですが
そこの部分が曖昧なまま阿久根くんとつきあったんですよね・・・たしか!
今回はちゃんと豪が前向きになれる展開が見れたらいいなって思います
「JOY Second (JOY 2巻) 」第6話
様子のおかしい豪に解決策を提案する阿久根くん
どこか様子がおかしい豪を見て
阿久根君はなにがあったのかを聞かず
豪に「解決策が3つある。A・B・Cからひとつ選べ」と聞いてくれる
豪は、どんなプランか聞かずに「A」と答える
阿久根くんは、「じゃあ、ネームが終わったら豪くんの家に行くから。待ってて」という
そして、その日がやってくる
豪の家に阿久根くんがやってくる
様子のおかしい豪の家には智文がいて
智文を見た阿久根くんは「もう、帰っていいぞ」と冷ややかな対応をする
「むかつく」と怒る智文
阿久根くんの言った「プランA」は一緒に料理を作ることだった
エプロンをつけて、一緒にキッチンに立つふたり
阿久根くんに指示されるがまま、ひたすら野菜を切る豪
阿久根くんに渡される野菜をひたすら切り続ける豪はいつの間にか無心になっていて
その無心になったところに、今回あった草野の事、響の事を思い出し
涙がぽろぽろ流れてくる
泣き出した豪を見て「なんだ?玉ねぎか?!」とあわてる阿久根くん
そのまま、料理を煮込む間、ソファに座ってしゃべるふたり
考え方を間違えていたことに気づく豪
「野菜を切っている間、無になってた」という豪
阿久根くんは「だろ」という
「やっぱり・・・そういう作業だったんだ」と答える豪
「僕・・・考え方間違っていたんだね」と会話を続ける豪
豪「みんなが近くにいるのに、自分が独りのままだったらなんて・・・大切な人たちのこと、ちっとも大事にしていないよね」
阿久根君は「惜しい・・・・」と言って、「みんなと一緒にいる自分も大事にするべきだ」というのです
ずっと心が独りぼっちだった豪
その感覚が自分で思うよりも根深いものなんだろうけど、そういうのは受け入れたらそこで終わりだって聞いたことがある・・・と話す阿久根くん
豪は、阿久根くんが、自分のことをわかってくれていることに驚きます
目と目で会話をするふたり
その雰囲気を壊すのが智文
智文「わたし、いるからね」
智文の存在をすっかり忘れていたふたりはギクッて感じ!
響には新しい恋がやってくる?
そして・・・
響が片山くんの勤める薬局へ行くシーンへ移る
そのまま仕事あがりの片山くんの車に乗り一緒に帰る響
響が「金曜日、合コン」って片山くんにいうと「そんなの、やめなよ」という片山くん
片山くんが「どうしてそんな急に彼氏作りたがるの?」と聞く
響は、「失恋の傷を新しい恋で慰めろって言ったのはお前じゃねーか!」と答える
しかし・・・
どうも、それ・・・
片山くんからの告白だったみたいで・・・・
片山くんに「俺は可能性ある?って意味だったんだけど」と言われ、激しく動揺する響
響は片山くんはノンケだし、告白されているって気づかなかったみたいで・・・・
片山くんに「俺、響の事好きだけど」と言われ、うわーーーーーっとなっちゃう
後日・・・
その話を豪にする響
響・・・まんざらでもない感じ!?
片山君みたいに臆面なく好意を伝えてくる相手が初めてみたいで「意識したくないのに、意識しちゃうんだよ!!今更!!」と惚気てる?
「失恋したばかりなのに・・・気が多いよね」という響
豪は「アプローチされたら仕方ないと思うけど」と答える
響「この先・・・むっちゃ好きな人と付き合えたら、この人と結ばれるために草野とはうまくいかなかったんだ・・・って思うのかな」
響「そう考えたら、人生ってうまくできてるよね」
響の言葉は豪の中に響くものがあって・・・
いよいよ同棲へ!新居選びをする豪と阿久根くん
そして・・・
豪と阿久根くんが同棲するための新居選びのシーンへ
豪がむっちゃ気に入った部屋があるんだけど、阿久根くん的には予算が心配みたい
阿久根くんの収入にはアシ代も含まれていて、今後の見通しが不安定なのです
煮え切らない阿久根くんをグイグイ押す豪!
そして、無事に、この部屋で決定!という話になるのです
一緒に阿久根くんの家に帰り、新居プランを想像して浮かれる豪
しかし、隣には、新居にかかるお金を心配する阿久根くんの姿が・・・・
そこに阿久根くんの電話に担当さんから電話が入る
なんと!
阿久根くんの漫画がアニメ化されることが決定!!!
「うわーーー!!!すごい!!!」となる豪
阿久根くんは、新居の予算の件についての不安がなくなる
「豪くんといたら良いことあるのかも」という阿久根くん
豪は阿久根くんの手をワシっとつかみ「あるよ!これからもたくさん!!!」というのです
「それと、阿久根くんと一緒にいる僕にもいいこといっぱいあると思う」という豪
阿久根くんは笑って「いいな。その自信」と言ってくれる
豪と阿久根くんはギュッとしあって
「一緒に生きていこうね」というモノローグでENDです
よかったですね!!むっちゃよかった!と思います!!
負のループに陥る人って・・・それが癖になっちゃってて・・・
陥っちゃだめだー!前向きにならなきゃー!!!ってことに気づけても
やっぱり、陥っちゃうものなんですよ・・・
阿久根くんがそういうところを理解しているのがすごいいいなって思いました
ほんと、素敵な彼氏ですよね!うらやましいです!
そして・・・
智文が、最後までうざかった!!!
智文と阿久根くんが会話するシーンがあるんですが
智文は、はっきり「豪のことが大事」って言っています
智文視点で見てみたら、ゲイの豪を好きになるっていう部分で
いろいろ救いがない恋で、つらい部分もあるのかもしれませんが
でも・・・・だんないるじゃん!
だんな、大事にしてやれよーーー!!!って、どうしても思ってしまいます
響と片山くんも、とってもいい感じで、続きがあるなら、そこら辺を詳しくお願いしたいところです!
「END」ってあるけど・・・まだまだ続いてほしい作品です!!
ほんと、素敵な作品!ありがとうございました!!
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独特なセリフセンスがすとんと胸におちる描写が魅力があります