いよいよ日本でも紙書籍が発売された「夜画帳」
コミック1巻まではタテヨミ「夜画帳」の1~16話までが収録されていました
1話1話がけっこう濃いので!骨組み部分の紹介となっています
展開が気になる方はどうぞ!
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧にはご注意をお願いします
同一人物ですので!雰囲気で読み取ってください
「夜画帳」41話
スンホの家にこっそり忍ばせた下郎から、スンウォン(←スンホの兄)が訪ねてきたと報告を受けるチファ
スンウォンがやってきたと聞いて、スンホがさぞかしいら立っているだろうと思う
他にはないのか?と下郎に尋ねると、「つい先日も騒ぎがあったようなのですが・・・詳しいことは誰も口にしません」という下郎
先日、チファが飲みつぶれていた時、ミンが、「スンホがまた遊びほうけてる・・・特に春画家を贔屓しているようにも見えなかった」と言っていたのを思い出すチファ
水をグイグイ飲み、下郎に風呂を沸かすよう命令する
一方・・・恋慕うお師匠さんに「体を売るのが、そなたの性に合っているのだろう」と言われて傷ついたナミン
スンホと自分がまじわる春画を描きながら、ぐずぐず泣いている
(わたしはお師匠さんのために春画を描いているのに・・・)
そこに入ってくるスンホ
ナミンが泣いているのを見て、あわててかけよってくる
「なぜ泣いているのだ?」と尋ねられたナミン
ナミンはスンホに出て行ってほしい・・・と言う
ナミンの手首を握るスンホの手の力がギュッと強まる
ナミンは「離してください」と言うが、スンホの力は強まるばかり
キレたナミンは「今度はなんなんですか!?」と声を荒げる
自分は、命令通り春画を描いていると訴えるナミンの頬をぶつスンホ
スンホ「私の前で声を荒げるとは何事だ?」
うう~っ・・・と泣くナミン
ナミンの目の前には、お師匠さんを描いた紙があって・・・
それを悔しそうにつかむナミン・・・
スンホに「抱いてください」と言うのです
「夜画帳」42話
下を向いて泣きながら「抱いてほしい」というナミンを冷ややかな目で見ているスンホ
泣いたり怒ったりせわしない奴だ・・・頬をぶたれた後に抱いてくれだと?と呆れている
そんなスンホの口に唇を押し付けるナミン
スンホの目にナミンが描いたお師匠さんの画が目に入る
ナミンは泣きながら、スンホのブツを手でしごき、強引に自分の中へと収めようとするのだが
スンホはナミンの髪を後ろへグッとひっぱって「チョン・イノン(お師匠さん)を科挙の会場に行かせてくれとでもいうつもりか?」と聞く
お師匠さんの名前が出て、涙が一層あふれ出るナミン・・・
かまわず、スンホのブツを自分の中へと押し込もうとする
スンホは、ナミンを押し倒し「チョン・イノン(お師匠さん)に頼まれたのか?何を言われた?」と真顔で尋ねる
唇を震わせるナミン
ついに「うわーーーーーん!」と子供みたいな大きな声で鳴きだす
ナミンが大きな声で鳴きだしたのに驚くスンホ
ナミンは、お師匠さんには何も言われていない・・・わたしが自分で決めたことです・・・若旦那と夜を過ごしたのも、若旦那を見ると心臓が縮みあがりそうになりながらも・・・私が・・・私が・・・と泣くナミン
「何も聞かずに抱いてください」というナミンに、ついに心が動くスンホ
スンホに何度も突かれながら、泣き続けるナミン
「何も考えられないほど、激しくしてください」と言うのです
「夜画帳」43話
激しくまぐわうスンホとナミン
なにかの気配にハッと後ろを向くスンホ
しかし、そこには誰もいなくて・・・
スンホとナミンのまぐわいを見たのはチファ
号泣しながら、仲間たちが集まる屋敷へと向かう
突然やってきたチファに驚く仲間たち
チファは泣きながら、「以前のスンホに戻っていたと聞いたが、違うではないか!」と責めだす
あはって表情で「スンホに会ってきたのか?」と聞くミン
チファをからかって笑うミンを、周りの男たちは「やめろ」と止める
ミンに「なぜ、そんなウソをチファに言ったんだ?」「意地が悪い」とコソコソ言う仲間たち
ミンは「(ナミンを)殺してしまう」とチファに言う
周りの友達は、(ナミンが)賤民とはいえ、それは許されない!と反対する
チファも、ウルウル泣きながら「なにも殺さずとも・・・」と言う
ミンは「スンホは、もう昔のスンホではない」という
「あの賤民にうつつを抜かし、反物屋であやつの冬服まであつらえ、その場で、まぐわったという噂までたっている」
ミンに「このままでは、あの絵描きがスンホの連れあいだ」と言われたチファは、ミンに言われるがまま、金を払えばなんでもするという怪しい男・ムミョンに会いに行く
不精髭が似合うイケメンですが、目がちょっとヤバい感じ?
不気味な男です
「夜画帳」44話
雪が舞い散る中・・・
スンホの弟であるスンウォンが出かけようとしている
父親が見送りに来ないがどうしたのか?と下郎に聞くスンウォン
下郎が「出発すると伝えたのですが・・・」と答える
スンウォンは、父親は兄(スンホ)のことで気を揉んでいるのだろうと言って出発していく
その時・・・
スンホとスンウォンの父と思われる男は、スンホが男たちとまぐわっている春画を目の前にし、わなわな手を震わせていた・・・
どうして父親がそれを手に入れたのかは謎ですが・・・
どうやら、父親は、スンホの性癖を許してないみたい?
チョン(ナミンのお師匠さん)が科挙を受けるため出発する日がやってくる
旅立つチョンに、今日、出発することをナミンに伝えたのか?と尋ねるスンホ
チョンは、ナミンにはなにも言ってないと答える
チョンは、スンホと話すと、必ずナミンの話になると不愉快で仕方ない
雪の中、屋敷を出て行くチョンは、ふと、今までのスンホの態度を思い返す
スンホがナミンに対して特別な感情を持っているのでは?と気づくチョン
ナミンは役に立たないと斬り捨てたが、まだ、使い道があるのでは?と気づくのです
チョンが旅だった後、お師匠さんが科挙に合格した日を夢見て描いた画を持って屋敷の門の前に立つナミン
下郎のオジサンから、すでに、お師匠さんは出発した。と聞いて困った顔をしている
下郎のオジサンは、せっかく画いた画だから、わたしから渡しといてやろうと言ってくれる
だけど、ナミンは「捨てておいてください」と言って・・・
そんなナミンのことをスンホが屋敷の中から見ていて・・・
ナミンはスンホの方へ向かって歩き出す
そんなナミンを屋敷の周りを取り囲む塀の上からじっと見ているムミョン
ナミンがお師匠さんへの恋慕から卒業し、自分の中にある性癖やスンホへの思いを受け入れたってところでひと段落がついたって感じです
モコモコの冬服を着たナミンがむっちゃかわいい!
でも、チファに雇われたムミョンに狙われているんだよね~!
チファは、グズグズ泣いている顔が、なんとも情けないキャラで・・・
憎めないキャラなので、思いとどまってほしいのですが・・・
え?これ、どうなっちゃうの???
ドキドキハラハラが続きます