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「手中に落としていいですか 2巻」くれの又秋【ネタバレ感想】

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「手中に落としていいですか 2巻」試し読み

くれの又秋先生の「手中に落としていいですか」の1巻の続きがバラ売り配信されています

こちらの記事は、その連載を追いかけていっています

この作品、むっちゃいいんですよねー

仕草とか 表情とかが すごく読んでいてグッとくるんです

マジメで素朴な警察官なのに ゲイビスカウトマンである巳鹿島(みかじま)に恋をされてしまった新田の運命はどうなった!?

  • 腹黒攻め
  • コミカル
  • ゲイ✕ノンケ

こちらの記事にはネタバレが含まれています。閲覧にはご注意をお願いします

「手中に落としていいですか」第6話より

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手中に落としていいですか 第6話

手中に落としていいですか 第6話

手中に落としていいですか 第6話

巳鹿島と一線を越えて以来、疼く体を持て余しては、自己嫌悪に陥っていた新田。気になる二人のその後は!?待望の連載再開!

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巳鹿島とのことは終わったはずなのに 彼を忘れられない新田

冒頭1Pは空港より・・・大きなスーツケースを持ち歩く ガタイの大きそうな男の背中が見えます

「あいつの飯がくいてぇなー」って言っていますが・・・

シーンは変わり 新田が電話で実家のお姉さんと喋っています

新田は 思わず 姉に 巳鹿島とのことを相談しそうになりますが 下の姉が帰ってきて 上の姉はあわてて電話を切っちゃいます

巳鹿島には はっきり 「気持ちには答えられない」と答え 終わったことのはずなのに 姉に何を相談しようとしていたんだ・・・と思う新田

電話の後 シャワーを浴びながらも ふと 頭を過るのは 巳鹿島に熱く触られたいやらしい記憶で・・・

新キャラ「有馬」が登場・・・

翌日 御子柴先生の新刊を買いに行く新田

本屋で本を取ろうと手を伸ばした横から 別の手が伸びてきます

同じ本を取ろうとした相手を見ると そこには新田と同じくらいの年齢の男性が立っている

本を その人に譲る新田

本屋を出た先で さっき 本を譲った相手がいます

お茶でもご一緒にって流れになったのか 次のページでは オープンカフェでお茶を飲んでいるふたり

名前を有馬くんと名乗る彼は、実は御子柴先生のファンというわけではないことを新田に話す

新田が御子柴先生の作品のすばらしさを語ると 有馬は「興味が出てきた 他にもオススメを教えて下さいよ」と さりげなくまた会う約束をする

そこに登場するのが巳鹿島なんです

二人目の新キャラが登場

新田と有馬がいる席に 当たり前のように座り ふたりの会話に参加する巳鹿島

先に席を立った有馬は、去り際にしっかり新田に「また今度」と言い残していきます

有馬の様子に何かを感じ取った巳鹿島は 新田に「彼 注意が必要かもしれませんね」と言います

「この後 僕の家でご飯でもどうですか?」と積極的に誘う巳鹿島に 「僕 ちゃんと断ったじゃないですか」と答える新田

でも 巳鹿島は「手に入れるまで欲しがるって言いましたよね」と返事をします

「一度や二度 断られたくらいでは引き下がりません」と笑う巳鹿島

僕の家で 食事を一緒にしましょう。とグイグイくる巳鹿島なんですが その巳鹿島を後ろから 別の男が いきなり軽く締め上げます

「俺を置いて消えたと思ったら こんなところでナンパとはいい度胸だな」

海ホタル
海ホタル
あれ?この人・・・・冒頭で空港にいた男性です。「あいつの飯がくいてえなー」っていうのは 巳鹿島の作ったご飯ってことなのかな?

どうも この男性と巳鹿島は買い出しの途中だったみたいで そのまま 新田を置いて 巳鹿島を連れて行っちゃいます

ふたりの親しげな様子から 「巳鹿島に 御子柴先生以外に友達がいたんだ」と思う新田

突然現れた新キャラに 巳鹿島との関係を聞かれる新田

そして 翌日のこと・・・

いつものように 真面目に交番勤務をする新田

事務処理をしていると 入り口から「すみません」という声が聞こえる

新田が「どうしましたか?」と出ていくと そこには 昨日 巳鹿島を連れて行った男が立っています

「新田さんって君?」と聞く男

新田が「はい」と答えると 「新田さんは アイツとどういう関係?恋人?セフレ?」と聞いてきます

海ホタル
海ホタル
サングラスの中で笑っている男の顔がキョワイ・・・しかも・・・この名無しの男・・・身長が190ありそうなほど 背が高い!! 態度もでかけりゃ 背もでかいって・・・威圧感ハンパねぇーって感じです・・・

なるほど・・・新キャラ登場で攻めてきたか・・・と思いました

新キャラの登場で 新田と巳鹿島の関係が動き出すんでしょうかね?

あと この有馬って男性・・・なんか 怪しい・・・

すごく気さくな感じの男の子なんですけど ふと見せる顔が なにか企んでいる系です

ガタイの大きい男性も 何者なんでしょうか・・・巳鹿島とは かなり親しい間柄に見えますが・・・

いろいろ妄想が膨らませ 次回の配信を楽しみにしたいと思います

「手中に落としていいですか」第7話“前編”より

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手中に落としていいですか 第7話 前編

手中に落としていいですか 第7話 前編

手中に落としていいですか 第7話 前編

新田の前に現れた謎の男は、妖しい笑みを浮かべながら新田を値踏みした挙句「巳鹿島は俺の男なの」と宣言してきて――!

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怪しい男の正体は・・・

新田の前に現れたサングラスを掛けた威圧感のある男は巳鹿島恵と名乗り、巳鹿島の従兄と自己紹介をします

サングラスを外すと巳鹿島そっくりの目が現れる

「あいつがお熱になっているやつに会いたかった」と言い、新田にやたらと絡んでくる

そして、そのまま「うちで飯でもどう?」と嫌がる新田をゴーインに連れて帰る

帰った先は巳鹿島の家で、玄関で巳鹿島が迎えてくれます

新田ムリヤリ連れてこられたことを察した巳鹿島は謝ってくれますが「よかったら、本当に食べていきません?」と新田をご飯に誘います

「でも・・・」と言う新田ですがタイミングよくお腹が鳴って・・・

そのまま一緒に台所に立ってごはんを作ることとなる

新田を連れてきた恵はマイペースにシャワーを浴びに行き、キッチンでふたりきりになる巳鹿島と新田

ふたりの会話はもはやノロケ状態・・・

ふたりは料理をしながら他愛もない会話をしますがこの会話がこの上なく惚気状態・・・

新田がレパートリーを増やそうとしていること

そのレパートリーというのが、以前、巳鹿島に作ってもらった料理と同じであること

でも、うまく作れないという新田に「僕は新田さんの作った料理が食べたい」と言っちゃう巳鹿島

お互いがお互いの会話に真っ赤になったりギュンギュンきたりしています!!

くっはーーーーー!!!

もう・・・早く、くっつきなはれ!!!!

「手中に落としていいですか」第7話“後編”より

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手中に落としていいですか 第7話 後編

手中に落としていいですか 第7話 後編

手中に落としていいですか 第7話 後編

恵と酒盛りをし、珍しく酔った巳鹿島に甘えるように寄りかかられた新田。寝息をたてる恵の隣で、ソファに押し倒され――。【全39ページ】

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巳鹿島の従兄弟と名乗る男・恵について

家飲みを始めた巳鹿島と新田と恵

巳鹿島の従兄弟と名乗る男・恵は、自己紹介を始める

歳は34歳

セレクトショップを経営していて仕事の拠点は海外

面白そうなことに首を突っ込むの大好き

「で?お前らヤルことはやってんの?」と聞きたかった本題を聞く恵

咳き込む新田

すでにお手つき済みと判明し、新田を指差し大笑いする恵

「こう見て新田さんはすごいんです!」とかばう巳鹿島の言葉がほんとうかどうか確認するために、新田さんの服をぺろりとめくる恵

新田さんの腹筋が割れているのを確認して触りだすんですけど、横から巳鹿島が恵の手をはたき落とします

ますます、ふたりの出逢いに興味がわいた恵に根掘り葉掘り聞かれることになる

新田と巳鹿島の出会いに笑いが止まらない恵

この辺りでは酒も進んできて、巳鹿島も「新田さんの生まれ持った素質が罪だと思います」と明るく喋っています

「人の心って、やっかいですよね」

最後には、巳鹿島と恵が酔いつぶれて新田だけが起きている状態になる

つぶれたふたりを目の前にし、そっと帰ろうとする新田

しかし、新田が帰ろうとしたときに巳鹿島がのろりと身体を起き上がらせ、新田の肩に自分の肩をのせるんです

新田は「巳鹿島さんはもともと対象は男性なんですか?」と聞く

巳鹿島が、男でも女でもイケると聞き、新田は、ますます巳鹿島が自分にこれほど執着するかのかがわからなくなる

見た目女よりなのに、身体が細マッチョというアンバランスさも・・・面白みのない退屈な自分の性格も・・・新田自身は好きじゃないみたい・・・

そしたら巳鹿島が「じゃあ僕があなたの魅力を教えます。ひとついうごとにキスさせてくださいね」と、新田のことを褒めてはキスをするという行為を繰り返します

最後には新田のほうが音をあげて「わかりましたから。やめてください」と真っ赤になって下をむいている

「こんなにふやけちゃうくらい、僕にはあなたが魅力的なんです」と言う巳鹿島

新田は「俺 あなたに不信感を抱いても、嫌悪感は抱いていないんで・・・やっかいですよね。人の心って・・・」と言います

皿洗いをしはじめた新田の背中を見ながら、巳鹿島も「ほんとにやっかいだ」と思っている

見どころは・・・巳鹿島さんが「褒めてはキス」を繰り返すシーンですかねー

対面で座っていたはずなのに、いつの間にか体重がかけられてって描写もいいし・・・

アップで描写される口元と「ちゅっ」って効果音がいいと思います

で、あと、全体を通して、巳鹿島がときどき見せる表情もいいですよねー

細目だから、何を考えているのかがわかりいくいっていうのが逆にいいんですよ

仕草のひとつひとつもよくって・・・会話の中でさりげなく手にキスしちゃうところとか、サイコーにキュンってきましたよ

物語としては大きな進展はなかったですが、ふたりの会話や雰囲気を楽しめる回だったと思います

「手中に落としていいですか」第8話“前編”より

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手中に落としていいですか 第8話 前編

手中に落としていいですか 第8話 前編

手中に落としていいですか 第8話 前編

以前出会った青年・有馬と再会した新田は休日一緒に出かける約束をする。親交を深める中、彼の口から巳鹿島の名前が出てきて…?【全27ページ】

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新田と親交を深めようとする有馬だが・・・

顔をグチャグチャに塗りつぶした男が「は。お前、そんな目で俺のこと見てたのかよ」というシーンから始まる第8話・前篇

次のページでは、夜の公園で、モブ顔した悪そうな男が「行くとこないなら俺が連れてってあげようか?」と誰かを誘っている

モブ男につかまえる手のコマが入り・・・・

シーンは、仕事中の警察官の姿をした新田さんとなる

そこに登場する有馬くん

「御子柴先生の本を読みました!」って報告に来たそうで・・・

「面白いです」と報告する有馬くんの言葉がうれしい新田さん

そして、有馬くんは、「今度、俺に合う本を一緒に探してくれませんか?」と新田さんを誘う

新田さんは、ちょっと驚くんだけど、有馬くんが「新田さんがよくいく本屋さんとか参考にしたいな」って人のいい顔で笑うから

後日、新田さんと有馬くんが一緒に本屋巡りをすることになる

有馬くんのリクエストを聞きながら、本を選んであげる新田さん

途中、有馬くんに服などもおススメされて、楽しい時間を過ごすのです

そして・・・

カフェでお茶をするふたり

お人よしの新田さんは、自分がおすすめする本を家から持ってきて有馬くんに渡す

有馬くん「新田さんが選んでくれたんですよね。めっちゃうれしい」とうれしそう

新田さんが、有馬くんが学生なのかどうか聞くと、有馬くんは、高卒で働いていると答えます

新田さんは「早くから自立して立派だなー」って感心してる

新田さんは、有馬くんから本の相談をされて相当うれしかったみたい

そんな新田さんに「俺でよければいつでも話し相手になりますよ」という有馬くん

その言葉は、以前、巳鹿島からに言われた言葉と同じで、一瞬ドキッとする新田さん

会話は続き・・・

有馬くんは、この間会った巳鹿島のことをきく

「あの人は友人でしたっけ?」と聞く有馬に、どういう関係なのか説明がつかず、適当に「友人」と答える新田

巳鹿島の話題を続ける有馬だが、新田さんが知っている巳鹿島の情報など、ささいなもの

だから「実は、俺もよく知らない」としか答えられない

改めて、巳鹿島のことを何も知らないんだ。と思う新田さん

そんな新田さんに有馬くんが「すみません。新田さん。本当はあの人のことずっと前から知ってるんです」と言って

冒頭にあるシーンは有馬くんの回想でしょうか?

告白して振られ傷ついた過去があり、行きずりのモブに手ひどい目にあった?って感じですが・・・・

それと、巳鹿島がどう絡んでくるのかがちょっとわからないですね・・・

途中、巳鹿島も登場していています

電話に出て「少し考えさせてもらっていいですか」と答えてる

巳鹿島さん、ため息をついているから、気の重い話っぽいですが・・・

ちょっと見通しがつかない展開なので

次回の展開を待ちたいと思います

「手中に落としていいですか」第8話“後編”より

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手中に落としていいですか 第8話 後編

手中に落としていいですか 第8話 後編

手中に落としていいですか 第8話 後編

巳鹿島との仲を取り持って欲しい、有馬にそう頼まれた新田はどこか胸に引っかかるものを感じてしまう。そこへ不意に現れたのは…【全30ページ】

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実は有馬はAV男優だった!そして新田にお願いを・・・

有馬から「巳鹿島のことをずっと前から知ってる」と言われ驚く新田

なにを?どこまで?と思うんだけど

実は有馬くんはAVに出演している男優さん

AV界でスカウトマンとして有名な巳鹿島のことをよく知っているというのだ

「どんなノンケでもその気にさせて、最後までOKさせちゃうスカウトマン」と巳鹿島のことを語る有馬

だから、そんな巳鹿島と新田が親しそうな仲なのが気になって仕方ないという

有馬からの質問に、新田さんは巳鹿島さんは「本仲間」だと答える

「なんだ・・・そっか・・・」と答えた有馬

「だったら頼んでもいいかな?」と一言おいて、「最近、仕事での勃ちが悪くて・・・」と相談を始める

明るい昼間のカフェで、いきなりのカミングアウトに驚く新田さん

「それ・・・俺に話していいの?」とドキドキ

有馬も、それに「あ・・・」と思い「ごめんなさい」と表情を落とす

その有馬の表情に、人のいい新田さんは「驚きはしたけど不快だなんて思ってないから・・・」と有馬の手に自分の手を添える

新田から「僕でよければ話を聞くよ」と言われた有馬

有馬は、最近仕事での勃ちが悪くてこのままじゃ仕事もなくなるかもしれないし・・・将来恋人ができてもセックスができないんじゃないかと不安だと話し始める

そして、一度、有名なスカウトマンである巳鹿島さんに相談したい。といい

その橋渡しを新田さんにお願いしたい。とお願いするのです

話しているうちに有馬の手にどんどん力が入り

強い力で有馬にぎゅぅぅぅっと手を握られる新田さん

有馬の強い気持ちが伝わり、どう返事していいか困る

恵が巳鹿島とのセッティングを引き受けて・・・

そこに登場するのが恵

恵と初対面の有馬は訝し気な顔をするが、サングラスを外した恵の顔が巳鹿島そっくりなことに、恵が巳鹿島の身内だとわかる

そして、恵が「巳鹿島と会えるようセッティングしてあげようか?」というのです

恵は愉快そうな顔をして「この状況・・・どっから突いても楽しそうだよね!俺は俺が主役じゃないならアンハピも大歓迎」と新田さんにいう

恵の言葉の意味がわからない新田さん

新田さんのとぼけた顏に、恵は、有馬に巳鹿島とのセッティングに条件を出すのです

後日・・・

恵に「会わせたい人がいる」と言われ、個室のある店に呼び出される巳鹿島

巳鹿島が恵を待っていると現れたのは有馬

巳鹿島は恵が誰だかわからない

有馬は、自分はAV関係のもので一方的にあなたを知っていて・・・とあいさつする

実は、その会話は別室にいる恵と新田さんにスマホを通じて筒抜けになっている

有馬と巳鹿島の会話に、新田さんは「巳鹿島さんなら有馬くんになにかいいアドバイスができるかも・・・・」とのんびり思っているんだけど

有馬は、いきなり「抱いてほしい」と新田に言って・・・・

あらあらあら・・・・

「勃ちが悪い」っていうから、攻め役かと思いきや・・・

「受け」なの?

第8話前篇の冒頭シーンも気になるんですけどね・・・

なんというか・・・なにか秘密を抱えてそうな有馬が気になって仕方ありません

新田さんは相変わらず目覚めが悪いしね!

次回の展開を待ちたいと思います

「手中に落としていいですか」第9話

9話から3巻収録です。気になる方はこちらをクリック

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「手中に落としていいですか 3巻」くれの又秋【ネタバレ感想】第10話後編を追記しました(11/4) 「手中に落としていいですか」 なかなか手中に落ちないまま! 3巻に突入してしま...
「手中に落としていいですか 1巻」好評電子配信中!

こちらの作品は 1-5話がすでにコミック化されています