こんにちは!海ホタルです
「GUSH2020年3月号」より左藤さなゆき先生の「ロマンチック・ラメント」の連載がスタートしました
左藤さなゆき先生のオメガバースコミックはどれも面白くて!
こちらも、期待大!ってかんじです
連載を追いかけたいと思います
★
- オメガバース
- ドラマチックBL
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧にはご注意をお願いします
こちらの記事は配信されると最新話を追記していきます
目次
「ロマンチック・ラメント」の世界観を紹介
「ロマンチック・ラメント」はオメガバース作品です
オメガバース作品と言えば・・・
作品によって、独自設定がありますよね?
こちらの作品の独自設定はこんな感じです
- 人口の15%がアルファ。ベータが80%。オメガは5%
- オメガのヒートは三か月に一度。一週間続く
- オメガが差別を受けていた時代もあるが、薬の開発などのおかげで、今では、性的差別は時代錯誤なものとされる
「ロマンチック・ラメント」第一話
ハタチの誕生日・・・会いたかった男とよく似た男に出会う
その日・・・
ハタチの誕生日を迎え、クラブで友達にお祝いされる旭
ご機嫌の旭の声をかけてくるアルファがいるけど
旭は「アルファはお断り」と答えちゃう
どうも、旭は、かなりのアルファ嫌いみたい
そして
初めてのお酒に、自分の酒量リミッターがわからず飲み続けた旭はフラフラ状態に!
そんな旭が、クラブの廊下で女の子に口説かれているアルファの男性に気づく
男を見て、ドキッとする旭
旭は、「おれ・・・夢見てんの?」と男に駆け寄る!
男は、旭のことを知らないみたい?
だけど、酔っている旭は、かまわず男に話しかける
「誕生日の約束覚えてた?」
「迎えに来てくれたの?」
男に「うれしい!!!」って抱き着く旭!!
そのとたん、気持ち悪くなってリバースしちゃう!!
誰かと見間違えている?旭は、見知らぬ男と・・・
男の服は悲惨な状態に・・・
酔いつぶれた状態の旭をホテルへと連れていくことになる男
男は、酔いつぶれた旭をベッドに寝ころばせるんだけど
そこで、旭が目を覚まし
「会いたかった!誠臣!!!」と半泣き状態でオメガ特有のフェロモンを出す
そのフェロモンに、逃げるように身体を離す男
男はアルファみたいで・・・事故が起こらぬよう、自分のラット抑制剤を取りに行こうとする
なのに・・・
旭は男にしがみついて離れない!
「おいていかないでー!抱いてーーー!!!」と泣く旭
男は、旭のオメガフェロモンに当てられて・・・ガツガツ旭を抱いちゃう
抱かれている旭は「運命なんて大嫌い・・・もう、置いていかないで!」と男に泣きながら訴えて!
愛しい人と瓜二つの相手・・・実は・・・・
翌朝・・・
どう見ても「やりました」という惨状のベッドの中で目を覚ます旭
「おれ・・・酔っぱらって誰かひっかけちゃったの?」と青くなる旭
幸い、相手は、シャワーをあびているようで・・・
首も噛まれてないし・・・逃げよう・・・と、男に顔を合わせることもなく旭は逃げちゃうのです
けれど・・・
学生証を落としていってしまう!!
そして・・・
学校に来て
自分がやらかしたワンナイトラブを猛烈に反省している旭
周りの友人たちは、ぐったり状態の旭を見て「二日酔い」だと思って心配している
その旭に話しかけてきたのが昨日の男
昨日、旭と関係を持った男は同じ大学内にいる先輩だったのです
旭は男を見て驚く
心の中で「なんで?本人?そんなはずない・・・他人の空似?」と激しく動揺する旭
先輩は旭を連れ出し「なんで帰ったんだ?」と聞いてくる
その質問に、昨日のワンナイトラブの相手がこの先輩であるとわかる旭
先輩に「泥酔したあんたを介抱して、ホテルまで運んで、服汚されて、フェロモンぶちまけられて、ヤリ逃げとは・・・いい度胸だよな」と言われ
旭は、ヒーーーーッて感じで「すみません・・・おれにできることなら弁償でもなんでもします」と答える
男の態度に「やっぱり他人だ!喋り方も雰囲気も違う!」と思う旭
でも・・・こんなに似ているなんて・・・と不思議に思っていると
男は「おれ・・・誠臣じゃないから」と言いだす
その言葉に驚く旭
「なんで?」と聞く旭に、「一晩中、誠臣の名前を呼んでいた。」と答える男
旭は、ああ・・・それでか・・・と納得しかけるが
男は「間違えるのは仕方ない・・・誠臣は双子の兄だから」と言葉を続ける
旭の目が見開いて・・・
男は、お詫びをするというなら自分とつきあって・・・というのです
とにかくドラマチックなオメガバースを描かせたら天下一品の佐藤さなゆき先生!
今回のオメガバースは!?
会話から推測すると、どうも、大好きな恋人が、運命の相手と出会ったことで捨てられてしまったオメガが主人公だと思います
大好きなアルファから捨てられた経験があるから「アルファ嫌い」で「運命嫌い」なんでしょう!
第一話から、がっつりエロシーンが入っていて
受けの子がなかなかふてぶてしいのが、面白いと思いました
気になるのは・・・旭が大好きな相手が「広瀬誠臣」
旭と関係を持った先輩の名字は「伴(ばん)」ってところ!
なにか、訳ありか!?
同じ顔と声を持っていても、好きな人とは別人の男と恋をすることができるのか?!
次回の展開にも期待!
「ロマンチック・ラメント」第2話
伴と「つきあうフリ」をすることになる旭
伴(先輩)から「おわびに付き合って」と言われた旭
なんで!?ってなるんだけど
「いい加減、アルファ狙いの奴らがうざくなってきて・・・フリでいいから」と言われる
迷う旭
だけど、旭が汚したジーンズはプレミアものだけどあんた弁償できるの?と言われて
伴とつきあっているフリをすることにする
伴と旭がつきあっているという噂は、あっという間に学内に広まる
友達たちからも冷やかされ、旭は、注目の的になって青くなる
旭の元カレ話
学食で「伴先輩なら、いくらでも恋人ができそうだし・・・本当に恋人を作ればいいのに・・・」と凹む旭
伴は「煌臣な」と下の名前で呼ぶように旭に言う
誠臣と名字が違うのは、両親が子供の頃、離婚して、自分は父親方に、誠臣は母親方に引き取られたからだと説明する煌臣
煌臣は、父親の仕事の関係で高校2年まで海外にいたそう
そして、旭に、「なんで誠臣を別れたんだ?」と聞く煌臣
旭は、言い出しにくそうに
誠臣とは中学の卒業式からつきあってて、二十歳になったら番になろうと約束をしあっていたと話し出す
でも、旭の幼馴染の満留(みつる)が誠臣の「運命の番」で、ふたりは、初めて会ったときから強烈に惹かれあい旭は捨てられたと話す
その時のことを「一緒に過ごした数年が一瞬で吹き飛んだ」と言う旭
けど、その話を聞いた煌臣は「その程度か」と言う
煌臣の言葉にカッとなって「その程度って!」と言い返す旭
「運命の番なら諦めますって程度の気持ちだったんじゃねーの?」という煌臣
旭は「運命の番になんて勝てるわけない!」と言う
でも、煌臣は「運命なんて見えないものに、自分の人生を左右されるのはごめんだ・・・絶対に渡したくないなら最後まで諦めずにいたら結果なんてわからなかったろ」と言うのです
煌臣の言葉にイライラする旭
自分の手を握っていた手が、次の瞬間、別の相手を抱きしめる瞬間を見たことがないからそんなこと言えるんだ・・・と思ってる
伴(煌臣)と水族館デートをして!
けれど、それからも何事もなかったように旭を誘いに来る煌臣
一緒に水族館デートに行くことになる
でも、その水族館は、以前、誠臣と一緒に来た場所で旭は気乗りしなくて・・・
そんな旭に、ぶっきらぼうに「さっさと上書きしちまえ」と言う煌臣
一緒にイルカショーを見るんだけど、最前列は濡れるよ!と止める旭の話を聞かずに、最前列に座る煌臣
誠臣は、寒がりなおれのことを気遣って後ろの席で見たのに!と、誠臣と煌臣を比べてしまう旭
そしたら・・・
本当に、いきおいよく2人して濡れて!!
水浸しになったふたり
煌臣は、淡々と「けっこう濡れるな」と言って
その煌臣の感想に、旭は「だから濡れるって言ったじゃん!」と愉快な気分になってきて笑いだす
笑った旭に「あんた笑ってる方がいいよ」と言ってくれる煌臣
水族館を出るころには旭もリラックスした表情になってて
煌臣に「ありがとう」とお礼をいう
誠臣と行った場所は思い出がありすぎて、別れてからはどこにも行けなかったから、こんなに楽しめてうれしかった!と言うのです
煌臣は「またすぐに連れてってやるよ」と言う
そして、煌臣は「手をつなごう」って感じで手をさしだす
けれど、旭は、煌臣の手を取らず「ひとりで歩けるから」と答える
旭は心の中で「煌臣はアルファなんだ・・・」と思ってる
最後が、むっちゃ、せつない!!
大好きだった彼氏を運命の番に奪われている過去があるからこそ
アルファのことを絶対に好きにならないって思っているのがすごく伝わってくるんですよ!
煌臣は、ちょっと不愛想で、何を考えているかわからないんですが
旭のことが好きなんだよね?
自分の手を取らなかった旭の背中を見つめる煌臣の心の中が気になります!
「ロマンチック・ラメント」第3話
煌臣の回想
煌臣がアメリカにいた頃、誠臣と一度だけ会った時があって
誠臣がオメガと付き合っていると聞いて「げえーっ」とうんざりしたことがある
オメガ嫌いだった煌臣に誠臣は「旭はすごくかわいいんだ!甘えん坊だけど甘え下手で一途で健気で」とのろける誠臣
誠臣ののろけを聞いた煌臣は、「一度会ってみたい」というが、
誠臣は「番になるまで会わせない」と答えたのです
告白された旭は、もう一度信じてみようと思うが・・・
その後も、煌臣と旭の「恋人のふりごっこ」は続いてて、友達からも冷やかされまくってる!
友達から冷やかされるたびに、ふりなんだって!と困る旭だけど
煌臣は友達がいる前でも、平気で、旭に「かわいい」と言ってきたりする
やさしい煌臣に惹かれていく旭
誠臣との思い出も薄れてきて、以前のように、誠臣のことを思って胸を痛めることもなくなってきた
でも、女の子たちが「煌臣の恋人って“運命の番”かな~・・・あこがれるよね~」と話しているのを聞いて、そろそろ、この「ごっこ遊び」をやめるべきでは・・・と思いはじめる
そして、観覧車デートをしている最中に、そろそろ「ごっこ」をやめよう。と切り出す旭
煌臣は旭の言葉を遮るようにキスをする
驚く旭は「なんでキスしたの?」と聞く
煌臣は「好きだから・・・けっこうストレートに出していたと思うけど」と答える
旭は「だって、フリだろ・・・・それに、俺は、誠臣の元恋人だよ」と返事をする
煌臣は、つらい顔をしてた旭を笑わせてやりたいと思った。理由なんてそれで十分だ。と答える
でも、旭は、また運命の番が現れて捨てられるかもしれないから無理だ・・・と言う
煌臣は、「俺は、誠臣じゃない・・・運命は信じない。信じるのは自分の気持ちだけだ」というのです
そして、旭に、番になる覚悟ができたら言ってくれ。というのです
旭は迷う・・・けれど、次の発情期は煌臣といたい・・・という気持ちがあって、煌臣を信じてみようと思うのです
一緒に歩いている時に、自分から煌臣の手をつなぐ旭
驚いた煌臣は「旭?」という
満面の笑みで「うん」と答える旭
その笑顔が旭の返事だと受け取った煌臣も嬉しそうな顔になる
だけど、そこで、旭のことを呼ぶ人物が登場!
旭が声がしたほうを振り向くと、そこには誠臣と満留がいた
誠臣の姿に驚く旭だけど、同時に、隣にいた煌臣のフェロモンが強くなる
びっくりする旭
煌臣の目は満留にくぎ付けで!
同時に満留も発情をしはじめて!
旭は、発情しだした満留を見てゾッとする
誠臣と煌臣が一卵性の双子なことを思い出す旭
うわー!!!こうきたか!!!
すんなりハピエンにはならないだろうなーって思いながら読んでいたら、とんでもない展開に!
自分の恋人が、別の誰かに取られる瞬間なんて、人生で2度も味わいたくないですよね・・・
旭がかわいそうすぎる!
しかも!ようやく「信じてみよう」と思えた直後だよ?!
どうなっちゃうの!!!
「ロマンチック・ラメント」第4話
読みましたらこちらに追記します
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