伊藤 翔太

激情と慟哭のノワールサスペンス「降り積もれ孤独な死よ」

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こんにちは!

100万部越えの大ヒット作「親愛なる僕へ殺意をこめて」

これ全11巻で・・・なかなか読み進められず、現在コミックの6巻で止まっています

10月にドラマ化されるときいて、最後まで読もう!と思っていたところ・・・

ふと、同じ作者様の最新作「降り積もれ孤独な死よ」が目に留まりました!

累計100万部超の大ヒットクライムサスペンス『親愛なる僕へ殺意をこめて』コンビ最新作。富字山南警察署の刑事・冴木仁は空き巣の通報を受けて、とある屋敷へ。ところが、調べを進めていく中で、衝撃の事実が判明。捜査陣に戦慄が走る。血塗られた狂気と対峙する刑事を描く、激情と慟哭のノワールサスペンス、開幕。

こちらは、現在コミック3巻まで出ています

コミック3巻なら、今からでもついていける巻数なのでは!?

そういうわけで読んでみました~

13人の子供が惨殺された事件の真相を追うサスペンス漫画ですが、真犯人の予測がつかずむちゃくちゃ面白いです

海ホタル
海ホタル
サスペンス漫画好きさんにおすすめ!

どんなお話なのか?

紹介したいと思います

作品紹介

「降り積もれ孤独な死よ」のおすすめポイント

この作品の見どころは・・・
  1. 誰が真犯人なのか?謎解き要素が面白い!
  2. 重要人物があっさり死亡!ビックリ展開が面白い!
  3. 残虐な要素もあり・・・ゾクリとくる描写が怖い

「降り積もれ孤独な死よ」のあらすじ紹介

主人公の「冴木仁」の紹介

南署に勤める刑事の「冴木仁」(←コミック2巻の表紙の男)

13人の子供が虐殺された事件を担当する

子供たちを育てていた「灰川十三」が死体遺棄容疑で全国指名手配される

主人公の仁自身、子供の頃、父親に虐待を受けて育った

そのため、子供を傷つけるものは許せない

この事件の犯人を捕まえる決意をする

犯人?なぞの男「灰川十三」

スキンヘッドにサングラスをかけた顔に傷がある男「灰川十三」(←コミック3巻の表紙の男)

存在感のある不気味さのある風貌が物語にゾクリとしたテイストを与える

子供たちの死体遺棄をした容疑で指名手配をされ逮捕される

警察であっさりと子供殺しの罪を認めた十三

しかし、この、「あっさり認めた」ところが、読者には違和感しかない

真犯人をかばっているのではないのか?という疑問を残したまま留置場で死亡

蓮水花音(はすみ かのん)

幼い頃に、母親からネグレストを受け、お腹をすかせていたところを灰川に助けてもらった

母親を捨て、灰川の家についていくと、彼の家には、自分と同じような親に虐待を受けた子たちが住んでいた

灰川は、虐待されている子供たちを保護し、家に連れて帰っては生き残るための術を教えていた

自分を助けてくれた灰川の無実を信じる花音

ある日、電車で何者かにホームに突き落とされそうになり!

自分を狙った人物が「真犯人」だと訴える

主人公の仁と一緒に真犯人をつかまえるため行動をともにする

海ホタル
海ホタル
花音は、虐待されていた過去のせいで、かなりマイペースな女性です。本人曰く「他人に共感する能力がない」

かなりの美人さんで主人公の仁はドキドキです

灰川に保護をされた子供たち

花音が灰川に保護された時、灰川の家には花音と同じく親に虐待され、灰川に保護された4人の子供たちがいた

長男のノッポ
長女のマヤ
次男のタケル
吃音持ちのサトル

4年前に灰川の家から独立し、個々に生計をたて独り立ちしている

灰川が真犯人をかばうとしたら?

この子供たちの誰かなのではないかと予想した仁と花音

だけど、花音がホームからつきおとされた時間帯には全員にアリバイがあった

キーワードは「リッカの悪魔」

十三が子供たちにしたおとぎ話

「リッカ」は子供を食べる悪魔なのだが、その悪魔よけのマークが作中で何度か意味深に登場する

長男・ノッポは悪魔よけだと言って部屋のふすまにリッカのマークを大きく描き、長女マヤもリッカのマークを背中に刺青で入れている

サトルのクスリ袋にはリッカのマークが!

(ちなみに次男のタケルは詐欺罪で服役中)

十三のもとで育った子たちにとって「リッカ」は、なにか特別な意味を持つ

こうなると・・・逆になぜ花音だけが「リッカの悪魔」を純粋におとぎ話だと思っているのかも不思議で?

子供たちみんなが、なにかしら怪しい表情を見せるシーンがあるのに、花音だけきれいなヒロインというのに違和感がでてくる?!

今後の展開の予想?

13人の子供の死・・・

容疑者の名前は「十三」

13という数字になにか意味があるのか?

そして、なぞの「リッカの悪魔」

コミックの3巻で、仁と花音は十三の生まれ故郷へ行くのですが、30年前に、その地で村人33人が殺される惨殺事件が起こっています

その犯人の辞世の句の中に「六つの花」という言葉があって、それが「リッカ」のことなのでは?と話している仁と花音

謎が謎を生んで・・・点と点がつながりそうでつながらない・・・・間のパーツがまだ埋まらない状態です

今後の展開で、この間のパーツが埋まっていくと思われます

 

真犯人は誰なのか?

仁といい雰囲気の女主人公の花音は、本当にヒロインなのか?

「リッカの悪魔」とは一体なんのことなのか?

今後の展開も楽しみで仕方ありません!

緊張感あふれるサスペンスがお好きな方はぜひチェックしてね!