こんにちは!「GUSH 2018年9月号」より大和名瀬先生の新連載「1Kアパートの王子様」の連載がスタートしました
大和名瀬先生は数多くの作品を生み出している大御所のBL作家先生です
わたしもたくさん作品を読んでいますが、何点か「キュンキュンとまらん!ムッハー!!むちゃくちゃ好き!!」って作品があるんですよね
そして、こちらの「1Kアパートの王子様」は第1話から、「むっちゃ好き」に分類される予感が!!
そういうわけで連載を追いかけたいと思います
こちらの記事は配信されると最新話を追記していきます
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧にはご注意をお願いします
目次
「1Kアパートの王子様」のご紹介
本日発売の海王社GUSH9月号に新連載「1kアパートの王子様」巻頭カラー44ページ描かせて頂きました。南国王子攻×日本庶民受です。どうぞよろしくお願い致します! pic.twitter.com/YfJvAtwLgX
— 大和名瀬 (@nasechin) 2018年8月7日
第一話のイラスト見開き表紙の煽りはこんな感じです
六畳一間でつましく暮らしていた
ある日、異国の王子様と同居することに?褐色プリンス✕苦労性フリーター
異文化交流ロマンス
褐色肌の胸板の厚そうなイケメンがかっこよすぎるぅぅぅ!!!
そして、そのイケメンに抱き寄せられる男性は、ちょっと内向的な感じ?
シンデレラストーリーを含む感じのBLかな?
「1Kアパートの王子様」第1話(ネタバレ有)
登場人物紹介
褐色肌のイケメンの名前は、リド・ブランパールトンプソン(通称・リド)
ダンラグーン諸島ブランパール島の王子様です
島を観光地にすべく日本にアピールのため来日しました
そして、そのリドの協力をしているのが、日本人ツーリストのジュンヤ
ふたりでテレビに出たりして島を紹介したりしています
そのツーリスト・ジュンヤの弟の柏木透也(21)が今作のもうひとりの主人公です
透也は幼いときにシングルマザーの母親が亡くなり、中学から高校まで兄のジュンヤに育ててもらいました
そして、今では、透也は、贅沢を望まず古く狭いアパートでつつましく暮らしています
昼はバイトをかけもちし、夜はバーテンダーとして働いていて浮ついた感じはない感じです
誠実な真面目な好青年って感じです
リドが「日本の生活をしてみたい」と透也の家へ泊まることに
そんな透也が暮らす6畳一間のアパートに、ある日、兄が、「リドを泊めて欲しい」と連れてくる
日本でのシンプルな生活を体験してみたいというリド
狭い部屋にふたりも住めるか?と「嫌だ」と思う透也ですが、兄(←既婚)の必死さに負けて泊めることになるのです
常に上から目線の言葉の数々・・・ジャパニーズ文化・麦茶をどこぞの高級茶のように感想を言う・・・透也に向かって「君は美しい少年だ」とさらりと言っちゃう・・・
異文化の王子様の言動・行動に驚きつつ、照れたり、怒ったり、呆れたりする透也の反応がむちゃくちゃかわいいです
小さい風呂に身体を沈めて、笑いながら「セマい」と言う王子も微笑ましい!
3年間、一人暮らしをしてきた透也は、久しぶりに味わう他人の存在に、わずらわされるのも悪くないなって思いはじめ、バイトに出ると、家にペットを置いてきている気持ちになっちゃいます
単に「泊まりにきていただけではなかった」王子。本当の理由は・・・
そしてある日・・・夜中に、透也の部屋の玄関を開けようとする人物がいて・・・
ドアにある郵便用の窓から手が入り、玄関ドアを開けようとする
リドが透也を守って犯人を捕まえてくれますが、リドは、犯人が「自分狙い」であることを前提に話しかける
しかし、犯人は透也が働くバーの常連さん
透也狙いで家にまでやってきちゃったんですね
透也の願いを聞き入れ、犯人を警察に突き出すことなく、その場を穏便に解決するリド
犯人を捕まえる時にリドが言ったセリフに、リドが、単純に“日本での生活がしたい”という理由でアパートにやってきたんじゃないことを知った透也は、本当の事情をリドに聞きます
実は、リドが島を観光地にすることを快く思っていない反対派がいて、上海にいるリドの弟が襲われ、犯行声明が出て、リドは身を隠す必要があって透也の家へときたのです
リドと透也が話しているとジュンヤがやってきて、リドの弟を狙った犯人が捕まったことを知らせます
すべてが丸く収まった?ようで・・・リドは、もうしばらく、透也の家に泊まることになります
最後には、朝日の中で微笑む透也の笑顔にキュンってきちゃったリドは「お前は本当に美しい。私のモノにしてやってもいいぞ」と明るくひどい言葉をいっています
もちろん透也は激おこ!
「また上から!俺はものじゃないから!!」と叫んでいます
今回の大和名瀬先生の新作は「王子様BL」です
王子様!むっちゃ上からセリフです!笑!!
でも、育ちの良さから嫌味がありません。「HAHAHA」とおおらかに笑っています!
透也も、上から目線でなにか言われる度に怒っているけど、同時に微笑ましく思っているんだよねー
いいなー
こういう距離感。こういう温度
読んでいて、むっちゃ和むタイプのBLです
今後、ふたりの距離が縮まっていく展開が楽しみです
「1Kアパートの王子様」第2話
上から目線の王子と透也との会話が微笑ましい
兄の仕事の関係で、南の島の褐色肌のイケメン王子としばらく同居することになった透也と王子の生活はこんな感じです
朝から、さわやかなオーラをまといにこやかに微笑み起きている王子
「朝ごはんできたよ」と言われると、「今日もいい子だ」と王子が答えます
透也が「“今日もありがとうございます”って言おうか」と訂正すると、「感謝する」と言う
どこまでも不遜で堂々たる態度の王子!!!
その褐色肌の胸板がまぶしすぎます~!!
透也は、ジャパニーズ布団を大きな体でくるくるまるめる王子の姿を微笑ましく見ています
新キャラ「墨田」くんが登場。
布団を押入れにしまい、エロ本を見つけた王子は、無邪気に「これが日本のエロ本というものだな」と引っ張り出してくる
透也が「それは預かりものだ!」って大慌てします
王子は「照れることない」と信じないんですが、その時、玄関のインターホンを押す隣人の墨田くんが登場
透也とリドの会話が聞こえていたみたいで、預けたエロ本を回収しにきたんですね
隠すことなく自分の名前と身分をあかすリド
どこか軽いところがある墨田にそんな簡単に身分を明かしていいのか?と心配する透也ですが、リドは明るく「別に悪いことはしていない」と答えます
悪徳キャバクラに行くリド。会計のときに登場した男。意味深な表情の透也
バーで働く透也の店にきて、ザルのごとく飲んだ王子
夜、ナチュラルに透也を抱こうとします
「国では夜の相手はいるが コイビトはいない」という王子の貞操観念に「うわー・・・」となる透也
「やめてほしい」という透也に、本気で嫌がっているとわかった王子は透也から身体を離してくれます
ひとりでフロに入り、凹んでいるような・・・落ち込んでいるような複雑な表情をする透也
壁一枚隔てた場所から、ふたりの様子に聞き耳をたてていた墨田さんは、翌日、王子のところへ行き、「日本に来て発散できていないんだろー!発散できるところに行こう!」と、リドを悪徳商売のキャバクラに連れて行っちゃいます
バーで働く透也の耳に、悪徳キャバクラに入っていくリドを見たという情報が入り、透也は、キャバクラに向かいます
キャバクラに入る時、「ここに来るのは久しぶりだ・・・でも、今は関係ない」と自分に言い聞かせる透也
墨田と一緒に飲んでいたリドを席から立たせる透也ですが、7桁のお会計を見て、「やられたー!!!」って思う
サラリと全額払おうとするリドに「さらっと払うな!」と怒る透也
すると奥からどうみても気質には見えないイケメンメガネ男が出てきて「そちらは手違いです。お会計はこちらです」と別の請求書を出す
そこには、まっとうな会計値段が書いてある
「藍原」と名乗るイケメンメガネ男に墨田は緊張した感じで「お久しぶりです」と頭を下げる
しかし、藍原は、墨田ではなく透也に向かって「元気そうだな」と声をかける
「会いたくなかった」という表情で「お久しぶりです」と答える透也
早くもエロ展開?ってドキドキしましが!
けど、透也が嫌がっているのに気づいた王子がやめてくれたおかげで未遂で終わっています
でも、透也・・・この子、男相手のエロに経験がありそう・・・・
そう思っていたら、最後に登場したイケメンメガネ!
右目に大きな傷跡があって、どう見ても気質には思えない!!
透也の表情も曇っていますが・・・
あと、個人的に見どころだと思ったのは、やっぱり、リドの厚い胸板!!
か・・・かっこいい!!!!!
シャツ着ても、前がはだけているもんね!!
これは、胸板が厚い男じゃないと似合わないよ~!!
いやー・・・褐色肌のイケメンはほんと目の保養ですよね!!むふふ!!
早く、エロ展開を拝みたいな~・・・・って思っています!
「1Kアパートの王子様」第3話
藍原との過去を聞きたいけれど聞けないリド
目に傷がある意味ありげな男・藍原の登場
隣人・墨田はコモノのくせに藍原との繋がりがほしくて、透也と藍原がどういう知り合いなのか興味津々
藍原と知り合った当時のことを、あまり話したがらない透也
そんな透也の様子をじっと見るリド
透也があまり話したくない気持ちを察して、夜、寝るときも「聞きたいけど・・・でも聞かない」という態度をするリド
そして、明日から関西に行くことを透也に報告する
透也はこのままリドが出ていくものと思うが、リドは、“行ってらっしゃい”と言って欲しいみたいで・・・
寝床でくっついてくるリドに「こういうことはダメだよ」という透也だけど、「オヤスミのキスだよ」と言われると何も言えなくなってしまう
透也の過去が判明!そして・・・
翌日リドは関西へ
久しぶりの一人の時間
けれど、気づくとリドのことばかりを考えていることに気づく透也
そこに鳴るインターホン
誰だろ?と出ると、そこには藍原の姿が!
藍原は、透也がダンラグーン諸島の第一王子と繋がりがあると知り、「王子との繋がりがほしい」と透也に言います
「俺にはなにもできない」という透也ですが、藍原は、リドが透也に執心していることを見抜いている
だから「お前はあいつの弱みになるだろう。また、私のために働いてくれそうだな」という
藍原が透也の髪を引っ張ったとき、現れたのがリドのボディガード達
藍原の部下たちも刃物を持ち出し、一触即発の事態に!
そして、現れるのがリド
藍原は丁寧な物腰で「ダンラグーン諸島の発展のためにお力になれればと思います」と言う
しかし、リドは、その返事をせずに「お前は、リドの元カノか?」と聞く
「元カレ」と「元カノ」を間違えて覚えているリドに、透也の頭の中で「あああああ!!!!」という悲鳴が!!
藍原は、冷静に「元カレです」と返事をする
リドは、藍原の言葉がショックだったのか「具合が悪い」と頭を抱える
藍原は「ははは。殿下はやきもちを妬いていらっしゃる」と言います
リドはこの複雑な胸中は「ヤキモチ」だとはじめてわかるのです
藍原たちが帰った後に、リドは、透也に「私はお前のことをもっと知りたい」と言う
透也は観念し、藍原と出会った当時のことをリドに話します
中学時代から荒れていた透也は、高校時代にはヤクザの手下の不良グループにいて、その時、藍原に会って、身体の関係を含めてかなり濃い関係があったそうで・・・
でも、お兄さんが結婚したのを機にそこから抜け出したんですね
過去を包み隠さず話してくれた透也のことを抱き寄せるリド
だけど、透也は「気まぐれで抱くのやめて」と言います
でも、リドは「気まぐれではない」といい、「昔のことは関係ない」といい、そのまま透也を抱くのです
最後は、隣人・墨田を囲んでほのぼのとして狭いアパートでの食事シーン
「ついに二人は結ばれたの?」と出歯亀状態の墨田に、「違います!」と全力否定の透也というほのぼのとした流れでENDです
えっと・・・・最後に「END」の文字があります
完結ってことかな?
ええええ!!!!!
ここで終わりって!!そんな殺生な!!!!
王子、むっちゃかっこよかったのに!!
ってか、このふたり、こすり合いっこ止まりだよ?
結合せずにENDだとぉぉぉぉぉ!!!!!
と思っていたら・・・
作者様のあとがきで、「来年、続きを描かせていただきます。」ってコメントがあった!
あはー!よかった!!
ぜひ!結合までお願いします!
続きが楽しみです☆
「1Kアパートの王子様」第4話(ネタバレ有)
島に帰らなければならないリド
リドとの同居生活が続いている透也
生活や文化の違いに驚くこともあるけど、それも面白いと感じるくらいには楽しい毎日を過ごしている
時々、キスをしたりはするけれど・・・
それ以上の進展はないままのふたり
そんな中、突如現れるイケメン・ディーン
褐色肌の長髪のディーンはリドの家の警護責任者だそうで・・・
透也の家でくつろいでいるリドを見て「まさか・・・本当に日本の民家に転がり込んでいるとは・・・」と驚いている
「自分がおそばについていれば・・・」と頭を抱えるディーン
ディーンに「帰国の予定をとっくに過ぎている」と言われるリド
まずはホテルに戻ってほしい。と言われます
ディーンの話を聞いていた透也は、リドに帰国の予定があることを知る
夜・・・
リドと添い寝する透也
透也「あの人のいうとおりそろそろ帰った透也ほうがいいんじゃない?」
リド「まだ最後まで結ばれてないのに」
透也「バカ・・・結ばれる必要ないだろ」
リド「帰る前にトーヤのすべてがほしい」
真剣な表情のリドを見て、透也のガードは緩む
透也の身体をやさしく触れるリド
けど、透也の心の中は、「やったら帰国するんだ。やり逃げされるってこと?本当にそれでいいの?」と迷いでいっぱい
そんな透也の不安に気づいたのかリドは、行為を中断する
そして、「一度、島に戻る準備をする。」というリド
そして、「やるべきことをしたら、戻ってくるから、そのときこそ、トーヤのすべてを手に入れたい・・・」と言うのです
帰りは待たないという透也。必ず帰ってくるというリド
リドはホテルに透也も連れていく
きらびやかなホテルのスイートで豪華な食事をリドと食べる透也だが、自分との身分差を思い知るばかりで気持ちは沈むばかり・・・
落ち着かない透也は、食事が終わったらすぐに帰ろうとする
そんな透也を引き止めるリド
「せっかくだ。思い出を作ろう」とリドが透也にいうんだけど・・・
その「思い出作り」という言葉が透也の不安を大きくする
けれど・・・「せっかくリドが帰るつもりになっているのだから・・・」と、「最後までしてもいいよ・・・」とリドに言うのです
リドは「次に戻ってくるまでしないと決めた」というんですが・・・
透也は、「これで最後にしたほうがいい」と思う
「自分は待たない。」とリドに告げる透也
リドは、透也を抱きしめて「それでも帰ってくる」というのです
わーい!!
連載が再開されました!!!
第4話はすっごいよかったです
異国の地の王子と恋に落ちたつらさがギュンギュンに伝わってきます
藍原も登場し、なにやら、悪いことを考えているみたい
ディーンに自分の名刺を渡している
「待たない」という透也と、「必ず帰る」というリド
次回の展開が楽しみです