山本小鉄子「笑う鬼には福きたる 3巻」ネタバレ感想

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NEW第16話を追記しました（6/30）
こんにちは！海ホタルです

山本小鉄子先生の「笑う鬼には福きたる」面白いですよね～！

家は貧しく、笑うのが苦手な主人公の笑が攻め役の天然＆空気読めない稔持と出会って

ちょっとずつ笑顔が増えていく展開がとっても素敵だと思います

さて！こちらの記事では

「笑う鬼には福きたる 3巻」の連載を追いかけたいと思います

「笑う鬼には福きたる」の今までのあらすじ

父親が遺した500万円の借金をバイトをし細々と返済している笑

生活は苦しく、心が荒み、笑顔なんてみせないひねくりぶり

そんな笑の目の前に高校時代の同級生だった稔侍が現れる

大きな酒蔵の長男で裕福なボンボンの稔侍

稔侍は笑のためになにかしてあげたいと言い出す

同情された！といらだつ笑だけど

稔侍は、笑のことが「好き」とまで言い出して！！

笑は稔侍の祖父である権造の元へと引っ越し

そこで厄介になりながら借金返済のための日々を送ることにするのです

わき役たちもいい味を出していて

アットホームでありながら、心穏やかに楽しめるBL作品となっています

「笑う鬼には福きたる」第12話(ネタバレ有)

大学をやめる？やめない？稔侍のくだす決断！

借金完済まで「好き」とは言わないし、エッチもおあずけ！と笑に言われた稔侍は

「大学でのんびりしている場合じゃない！」と

「笑の借金を返すために大学をやめて働きたい！」と言い出す

これを聞いた笑は「俺のためだって言うなら！ちゃんと大学卒業しろ！」と怒って出て行ってしまう

先々のことを考えず感情で動こうとする稔侍に

祖父の権蔵が「中途半端な気持ちでは学歴も就職もままならんぞ」という

権蔵と話して、自分が考えなしで行動を起こそうとしていたことに気付いた稔侍

大学を辞めることは止める・・・でもバイトをしたい・・・と権蔵にいうのです

権蔵は、笑と稔侍のふたりに、旅館での短期の住み込みバイトを紹介する

バイト初体験の稔侍は、笑と一緒に働ける！とうれしそう！！！

別れ際に稔侍と話す笑

週末にある市民フェスタの手伝いをしない稔侍に

「おまえは家の仕事についてはノータッチなんだな」と聞く笑

稔侍がいうには、高校二年のときに進路について親とけんかになって

その時「家の仕事は継がない」と言ったそうで

そしたら、酒蔵を出禁になったんだ・・・と話す稔侍

そして、どや顔で「俺は俺の人生を行く」というんだけど

笑は「かっこいいこと言ってるけど・・・大学3年で就職も決まってないだろ」と呆れている

稔侍は「心配しなくても、笑に見合う男になるから！」とアピールを忘れない！

「笑う鬼には福きたる」第13話(ネタバレ有)

新キャラの米田くんと畑山くん

いよいよ、稔侍と一緒にバイトする旅館へと行く笑

バイトとは、笑と稔侍のほかに2人いる

「米田です」「畑山です」と自己紹介をしあう4人

米田くんと畑山くんはふたりでいろんな旅館で住み込みバイトをしているフリーターさんらしい

そして、忙しいバイト初日が終わり、笑と稔侍がバイト部屋に戻ると

そこにはちゅっちゅしあっている米田と畑山の姿が！

米田と畑山は付き合っている恋人同士だそうで！

恐縮する米田と畑山に、稔侍は「俺も笑とはただならぬ仲なので！」と堂々と言っちゃう

元気のない笑に声をかける米田

そして、翌日・・・

米田くんと笑は一緒に温泉に入っていて・・・

今日元気がなかった笑のことを米田は心配している

笑は、福富（稔侍）は堂々としているのに、何言えない自分を卑屈に思っていたみたい

米田は「そんなことないよ！福富（稔侍）くんがレアケースなんだよ！」と励ましてくれる

さらに「俺は笑くんとカレはお似合いだと思う！」と言ってくれて！

それを聞いてうれしくなった笑は「ありがとうございます」と笑顔！

そして・・・

その夜・・・

稔侍に布団を収納する部屋へと連れていかれる笑

稔侍は、笑と二人きりになりたかったみたい・・・

呆れる笑だけど

稔侍に「笑に触りたい」と言われて、きゅんってきてしまって・・・

ちゅっちゅしだしちゃうのです

そして・・・

その翌日・・・・

旅館の店主から呼び出される稔侍

店主から「うち辞めてくれるかな？」と言われ・・・・

「笑う鬼には福きたる」第14話(ネタバレ有)

稔侍！劇団にスカウト？！

旅館の店主から「うち辞めてくれる？」と言われた稔侍

ショック！

どうして？！となる

すると、そこに登場するのが、この旅館で大衆演劇を披露している山吹一座の座長の山吹嵐三郎！！

「あばれ又三郎 北陸道中」という脚本を見せ、急病の役者の代役として舞台に立ってほしい！とお願いされるのです

「なるほど・・（旅館の仕事の）戦力にならないお前は劇団に売られたってことか・・・」という笑

「笑・・・一緒にいられなくてすまん・・・」という稔侍

笑は、そんなことより、稔侍にお芝居なんてできるかどうかの方が心配

稔侍も、中学の文化祭で「大きい石」の役をやって以来か・・・と青くなっている

 

そして・・・

練習稽古に入る稔侍

稔侍はタッパがあるイケメンなので、時代劇の浪人役の衣装がバッチリ合ってる！

座長さんたちも、稔侍の浪人姿に大満足って感じ！

だけど

芝居の方は・・・

セリフは、浪人Bの「泣く子も黙る百人斬りとは俺たちのことだ」だけ！

たったそれだけなのに、噛む！噛む！噛む！！！！！！

お客さんが入りだし賑わう舞台裏で凹む稔侍

稔侍と一緒に出る浪人役の共演者が「しょげるな」と声をかける

「セリフは全部俺がいうから！」と稔侍を慰めてくれる

稔侍は「かたじけない・・・」と普段の喋り方でお礼をいう

それを聞いた共演者が「稔侍くんは素の方が、それっぽい喋り方するなー・・・・あ！そうか！！！」と言って！

芝居を無理にせず、普段通りの姿のままで舞台に立つことをアドバイスする

そのアドバイス通り、力まず、芝居せずに舞台に立ちセリフを言う稔侍

無事に、噛まずにセリフを言うことができて、見ている観客さん（主に、BBA世代！）からも、ほぉぉぉっ・・・と感嘆の声があがる

こうして、なんとか代役を無事にやり遂げることができる稔侍

稔侍に会えなくてさびしいなって思う笑にわざわざ会いに来てくれた稔侍

一方・・・笑のほうは、稔侍と部屋も別になり、会えないし、心配だし、なにより傍にいないことが寂しい・・・

稔侍は、別館の方にいると聞く笑

会いたいなって思うけど、でも、時間も遅いし・・・とお風呂へ向かう

そしたら、お風呂の前で稔侍が笑のことを待っていてくれて！

稔侍が待っていてくれたことに「なんで？」と聞く笑

稔侍は「笑の顔が見たかったから！」と言ってくれる

笑はうれしいのにどういう表情をしていいかわからない

そして、お風呂に一緒の入るふたり

一緒にお風呂からあがって、別れ際に、稔侍が「明日もこの時間に」と言ってくれて

笑にちゅってしてくれる

手を振りながら去っていく稔侍を見送る笑

そして、ここで、笑の顔が、すっごく幸せって感じで緩むのです

無事に芝居をやり遂げた稔侍は！人気者に！

そして・・・

大衆演劇最終日には、稔侍にはがっつりおばちゃんファンがついていて！

おばちゃんたちに囲まれキャーキャー言われている稔侍に驚いている笑

こうして、ふたりの旅館のバイトは無事に終わるのです

「笑う鬼には福きたる」第15話(ネタバレ有)

稔侍はバイト代を笑の借金に当て・・・

借金の取り立て屋さんである久住に20万円をわたす笑

「この調子でじゃんじゃん返済しよう！」と明るい久住

稔侍は久住さんは温泉みやげを渡す

笑は、なんでこんなやつにお土産なんて渡すんだよ！と不服そう

そして、稔侍は、自分が旅館のバイトで稼いだお金も久住に渡す

笑は「それは！おまえが稼いだ金だろ！」と困る

だけど、稔侍は、自分が稼いだお金をどう使おうと俺の勝手だろ。と答えるのです

久住が帰った後も、納得いっていない笑の顔

「もう・・・二度とこんなことするな」という笑

だけど、稔侍は「笑は、他人に迷惑をかけたくないって思ってるんだけど、俺のことを二度と他人だなんて思うな」という

笑は稔侍の言葉がうれしい

赤くなった笑にちゅっとする稔侍

権造さんもいるのになにするんだよ！と照れる笑

そんなふたりを陰から見守っている権造

稔侍と笑がお風呂でイチャコラ

後日、稔侍の家に泊まることになった笑

温泉のバイト以降、イチャコラしていないふたりは、お風呂に一緒に入ることに！

湯船の中でチュッチュしあって、笑を抱きかかえる体勢になる稔侍

稔侍の目の前には魅惑的な笑のチクビが！

それをちゅっちゅする稔侍

笑はゾクゾクしてくる

稔侍の手は笑の下を刺激してて、あっ！あっ！とエッチな声を上げる笑！

風呂から上がって、挿入こそはしてないもののエッチなことしてるよな・・・と照れてる笑

そんな笑に、「借金はあとどのくらいある？」と聞く稔侍

笑は、「334万円」と答える

その数字に、完済まで遠いな・・・という稔侍

笑は、俺一人じゃこんなに返済できてない・・・今、笑っていられるのは稔侍のおかげだ。というのです

その笑の言葉に感激した稔侍は、笑を抱きしめる

買っていた宝くじが・・・

翌朝、笑は、稔侍の実家である福富酒造のイベントバイトへと行く

稔侍は、連休中、笑がずっとバイトで寂しいなって思ってて

自分もなにかバイトをするか・・・と考えている

そこにテレビに映る宝くじ売り場の映像

そういえば・・・自分も宝くじを買ってたよな・・・と当選番号をチェックする

 

シーンは福富酒造のイベントでバイトをしている笑

稔侍の姉が妊娠していることを知って、驚いてびっくりしてる

そこに慌てた顔でやってくる稔侍

笑は「どうした？」と聞く

すると、稔侍が、「宝くじが当たった！」と答える

「は？」となる笑

稔侍が当てたのは、2等500万円！

「借金完済できるぞ！」と叫ぶ稔侍

笑は、ただただ驚いた顔

イベント会場にいた福富酒造のスタッフたちが「おおおお！！！」と喜んでくれる

「笑う鬼には福きたる」第16話(ネタバレ有)

無事！借金を全額返済！

500万円を宝くじで当てた稔侍

そっくりそのまま借金取りの久住に渡す

これで笑の借金はなくなった

久住さんは「会うのはこれで最後だね」と笑って去っていく

稔侍のおかげで借金がなくなった笑は、稔侍に立て替えてもらった分は働いて返す。という

稔侍は、笑のための金で買った宝くじの当選金だからあのお金は笑のものだ！と言う

しかし笑は、「返す。」と言って引かない

強情な笑にどんどん腹が立ってきた稔侍は「じゃあ！笑を買う！」と言い出す

稔侍の言葉に驚く笑！

稔侍は、「俺のマンションで恋人として一緒に暮らそう！やっとお前を抱ける」と手をつなぐ

笑はカーーーーッて赤くなる

そこに登場するのが稔侍の姉の明日香

明日香は、笑が借金を返済できたことを「おめでとう」と言い、この後、なにもする予定がないなら福富酒蔵で正社員にならない？と聞いてくる

明日香の提案に「でも、俺、高校中退ですよ」と恐縮する笑

でも明日香は、笑が仕事ができる子なのはわかってるから大丈夫よ！と言ってくれる

笑は、ありがたいといわんばかりに頭をさげて、正社員の話を受け入れる

こうして、無事、正社員になることができた笑

いよいよ！一線を越える？！

そして・・・いよいよ・・・・

「いたしましょう」という雰囲気で布団の前で正座になってふたりが！

鼻息あらく「準備はいいか？」と聞く稔侍

笑が、こくんとうなずくと、稔侍はガバっと笑に詰め寄ってくる

そこで笑が「いうのを忘れてけど・・・福富（稔侍）が好きです。つきあってください」と言うのです

借金の返済が終わるまでは、稔侍とはつきあえないと言っていた笑

稔侍を好きな気持ちをようやく伝えることができて涙があふれてくる

稔侍は感激して笑にキスをし、笑の後孔を丁寧にほぐしはじめる

はじめての笑を傷つけたくないと念入りにほぐす稔侍

笑に「早く挿れてほしい」と煽られ、「くっそ！」と言いながら笑に自分のブツを挿入する

初めてなのに・・・すんなりと入って笑がはじめてなのか？疑う稔侍

だけど、笑は正真正銘の初めて！

「いやらしいのはチクビだけじゃなかった！」と腰が止まらなくなる稔侍

「笑う鬼には福きたる」第17話(ネタバレ有)

読みましたら追記予定です